~実は私も波瀾万丈~5回目
ども。今朝福岡に戻りました。さて、‘フェムトさん’の発行されているビッグヒットメルマガ「HAPPY STEP ~波瀾万丈人生物語~」の番外編「~実は私も波瀾万丈~vol.20」にアタクシのメルマガの連載第5回目が掲載されました。フェムトさん いつもお世話になってま~~す!!フェムトさんの楽天HPへでは、今回掲載された文っす。ちなみにこの文はまだ北京にいる頃でメルマガ発行初期時代のものです。-------------------------------------------------前回のバックナンバーへ【フェムトさんによるダイジェスト】中国の雑誌の「友達募集コーナー」で知り合ったジョージ。(東洋人)「留学時代日本人の世話になったから、日本人に 恩返ししたい。」と、寿司をごちそうしてくれることに。「プールで一泳ぎしてから 車で迎えにくるから」とのたまうホテルの経営者ゴージャスジョージ。けれど、待ち合わせ場所に現れたのは、約束の時刻を3時間も過ぎた頃だった。しかも食事を済ませたかどうかを尋ねる・・。今日はジョージが奢りに来るから会う という話じゃなかったの?------------------------------------------『ジョージと僕 ~北京で出会った愉快な仲間~』 その5車で移動しながらジョージは電話でスデに話したことを再び繰り返す。TAKAが中国語を始めた動機や将来の事など・・・。「電話で話したでしょ?」「ああ、そうだっけ? 対不起、対不起」・・「疑い」が 徐々に「確信」に変わっていく。確証を得るため彼への質問を始めた。「年齢から考えて大学院への留学だよね?」と聞くTAKA。「いんや。 語学学校」とジョージ。ええ~っ?! 驚いた! そんな中国人がいるなんて初めて聞いた。物価が違うので、中国人が日本で生活するのは経済的にてとても大変だ。だから、一般的な中国人留学生は一生懸命努力して、少しでも早く「語学学校」を卒業して「大学」へ進学しようとする。日本の大学に編入するには私立で「日本語検定の2級」、国立大ならばその1級が必要条件だ。普通は中国人ならば留学2年以内で取れる。人より努力して優秀ならば1年で取得する子もいる。ちなみに日本語と文法がほぼ同じである「韓国」からの留学生ならば、半年以内で1級を取得する子もザラにいる。したがって、日本の大学に進学する為の必須条件である「日本語検定」は そんなに難しいモノではない。そんな状況で、2年半も「語学学校」に通っていた・・?30過ぎてるのに??? ますます疑わしくなってきたぞ。相当ウソクサイぞこの男。 もっとツッコみたくなってきた。「2年半も福岡に居たんなら博多弁もある程度分るでしょ?」と 聞いてみた。「え? 何?? 博多弁・・?? なにソレ?」 おいおいおい・・・。 マジかジョージ・・・確かに日本にいる外国人留学生の中には基礎段階の1,2年の日本語を「東京」で学び「方言を知らない」人もいる。しかし、ジョージは2年半、ずっと福岡に居たのだ。「博多弁って 福岡の方言だよ。」 と教えてやると、「え?! 福岡って方言あるの? 知らない。」 と言う・・はぁ?! お前は2年半、福岡で何してたんよ・・?あかん。だんだんこいつに興味がなくなってきた・・・。「これではイカン」とジョージに「日本留学の動機」を聞いてみた。 その答えは 「当時好きだった女が日本に留学したから追っかけたんだ。 結局 福岡で振られたけどね。」 だって・・うわぁ・・。 この男・・・つまんねぇ~~。その後、イロイロ質問してみたが返事は全部「うそ臭い」&「つまらん」ことばかりやった。彼が福岡で住んでいた場所は「中洲」。「中洲」といえば、高級飲み屋街が立ち並び、年末の「警察24時間」みたいな特番でお馴染みの場所だ。「え? 中洲に住んでたの? マジで?! 中洲なら家賃高いでしょ?俺らでも高くてなかなか住めんよ」 と言うと、すげぇ自慢気に「高いかなぁ~。まぁ 俺は寿司屋でバイトしてたからね~」と言う。うそつけ!! バイトしたくらいで住めるような場所やないぞ!!一部屋に10人くらいで雑魚寝か??彼は「金持ち」と言われるのが嬉しいらしく、やたら金の自慢をする。「日本にいる時、留学仲間の中国人に百万円貸したら 逃げられたけど、日本人にとって百万円って 高いのかなぁ。」とかって聞く。すでに彼のことが粗方理解出来てきたTAKA。「百万円なんて大金だよ!!」と おおげさにリアクションし、 彼の期待に答えてあげた。 その答えに満足気なジョージ。なんて優しいんだTAKA・・。 ・・・もう疲れてきたよ。----------------------------------------------------第6回は一ヵ月後で~~す。 お楽しみに~~。