芸術祭十月大歌舞伎
久々に歌舞伎座の夜の部へ行ってきました。
今回の公演は勘三郎さんの七回忌追善ということで祭壇が設けられていました。亡くなられてもうそんなに経つんですね…
演目は宮島のだんまり
吉野山
助六曲輪初花桜
の3つ。
吉野山の玉三郎の静御前と勘九郎の狐忠信は息も合っていてとても良かったです。
助六はやる家によって題名も変わるんですね。
今回は仁左衛門の助六。私が勝手にイメージしていた助六とは少し違うけどかっこいいなぁ。この型が勘九郎に受け継がれていくといいなぁと思いました。
揚巻は七之助は頑張ってましたね。初めてなのでこれからよくなっていくのでしょう。勘九郎の白酒売りも軽みがあってよかったし、児太郎もいつの間にか化粧が巧くなったのか綺麗な白玉でした。
そして通人彌十郎さんの股くぐりの時の勘三郎さんを偲ぶセリフにぐっときました。