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君が望む永遠

君が望む永遠

鳴海さんとエロゲー



全世界のエロゲー愛好者の皆さん、こんにちは。

昼休みに学校を抜け出し、エロゲー買いに行ったことがある鳴海です。もちろんタクシー使いました。


このページでは、私がプレイした思い出のエロゲーを、鳴海さんの自伝を交えつつ紹介しましょう。

多分長くなると思われますので、気合を入れてジロジロ見て下さい。



・出会い


時は小学校入学直後。

ぴかぴかのランドセルを背負い、「友達、100人、できるかな~♪」などと

狂った宗教のように合唱していた、古き良き時代。

コンピューター一家の次男としてこの世に生を受けた鳴海さんは、

九九を覚えるより先にMSXでゼビウスを嗜み、ファミコンのドラクエに手をつければ

「夢幻の心臓のパクリじゃん」などとケチをつけるような、

幼少期にして現在の片鱗を醸し出していた立派なオタクBoyだったのを記憶しています。









私が小学の頃といえば、時代はまさにスーファミ黄金期

ゲームソフト一本の定価が1万とか余裕で越えてた時代です。

友達の家に遊びに行けば「ボンバーマン」か「ドラゴンボール」のほぼ二択。

ストIIをプレイしたことがないという人間は、きっとこの世代にはいないと思います。





学校に行けば、どいつもこいつもミニ四駆をいじくりたおし、

休み時間に飽き足らず授業中にまで作業に着手していた猛者もいたものです。

勿論、地元でブイブイいわしてた私とて例に洩れません。


三日三晩徹夜して完成した紅蓮色のサイクロン・マグナム。

初動と同時にトラックに轢かれ大破したというドッキリ☆ハプニングは今でも色褪せませんが

2代目の愛車・ベルクカイザーが完成した時、既にブームが終わっていたあの寂寥感を考えれば

それも些末な問題でしょう。


そんな輝かしい少年時代を送っていた私。

家に帰ればたちまちPCヘヴィユーザーに大変身です。

丁度この年、ビルゲイツ渾身のWindows95が世に送り出された歴史に残る年でしたが

男なら黙って国民機・PC-98です。

PC98といえばエロゲー専用機というのが一般的見解ですが、

光栄やアートディンク、システムソフト、工画堂作品を最速劣化なしで遊べるのは

SLGユーザーにとっても魅力的だったんですよね。

当時の私のような、ぺーぺーのガキンチョでも愉しめるくらい

PC98というマシンはハイクオリティでした。


ちなみにPC98というハードはフロッピーだったので公式的にゲームがコピーし放題だったのですが、

100MBのHDDが3万とか4万とかしたのでやりたい放題とはいかない時代でもありました。

何万もするMIDI環境を買ってもらい、何十時間もかけてクリアしたパワードール2

攻略本がないと何やっても詰むザバッシュ

日本史の教科書に載ってもおかしくないJ-RPGの至宝 ラストハルマゲドンなど

SFC他家庭用ゲームに比べ、いかにグラフィックが見劣りしようと

グウの音も出ない神ゲーが多かったものです。








そんなごくごく普通の少年時代を過ごしていた私。

とある夏休みの日、私の母校は小3という早い時期から

自由研究なるものをこなさなければならない仕様だったので

当時映画「フルメタルジャケット」に並々ならぬ関心を持ち

「大空のサムライ」を経て立派な戦争ジャンキーだった鳴海少年は

ごく自然にテーマを第二次大戦に絞っており、銃火器について調べていました。

で、そういうのって自力で調べるより本職の人に頼った方が早いじゃないですか。
(当時は現在のようにネットが発達してなかったです)

そんなわけで、当時自衛隊に入籍していた一回りくらい離れた親戚の兄ちゃんの家に赴いたわけです。



いま思い返しても、あの時彼の家に遊びに行かなければ違う人生だったんでしょうが、後の祭りです。

小3の親類に「ゲーム貸して」って言われてエロゲー渡す方もどうかしてると思いますが、

私が何の疑問も抱かずプレイした事が敗因ですからね。


その時渡されたゲームが、フェアリーテイル(現F&C)の「殺しのドレス3」です。





タイトルだけ読むと、それエロゲーなの?と疑問を覚える人もいるかと思いますので予め答えておきましょう。

まごうことなきエロゲーです。

連続殺人の犯人を推理していくという、 いまでは絶滅して久しい探偵モノのエロゲーです。

こう書くとどこに18禁要素があるのか見当のつかない方もいますが、

追い詰めた犯人がいきなり脱いで「なんでもするから…」とか言ってくる、

チョコボールお兄さんもびっくりの展開が光るエロゲーです。


まぁ今でこそこうしてネタにできますが、当時は勿論楽しめる筈もなく、

途中で放り出して別ゲーやってたと思いますねえ。

そこで終われば何の問題もありませんでしたが、誤算だったのは置きっぱだったソレを

父親がプレイしてエロゲーにはまっちまった事ですかね。


私本人も、彼の家に通うたびに次第に感化されていき、 後は皆さんの想像の通りです。





・初級時代


そんなこんなでエロゲーを嗜むようになった鳴海少年ですが、

やる事がなければプレイする程度で、全然本気でプレイしていませんでした。

貰えたらプレイするってスタンスで、今のようにエロゲー最優先ってワケではなかったのですね。

なにせ、エロゲーといえば当然女を脱がせるゲームですから。

女どころかまだ性の知識すらほとんどない小3の私にとって、

エロゲーなんかより、そこらの一般ゲーの方が遥かに魅力があったわけです。


特にこの当時は、前述したようにスーファミ黄金期でして

私は勿論、クラスメイトや周りの大人たちもほとんどがドラクエとかFFとかやってました。

更に私が小学校高学年に上がる頃には、兄者が購入してきた

Nintendo64だとか、セガサターンだとかで

まさにゲーム天国!って感じだったのです。

他にもインターネット業界が黎明期だってこともあり、

家にひきこもるだけで時間が恐ろしく速く吹き飛ぶような日々でした。

なお、その時に親戚の彼に「スーファミならこれやりなよ」と渡されたゲームが

かの有名な「SM調教師瞳」だったのは笑い話ですね。



※スーファミのゲームです


知らないネンネの為に説明しますと、まぁタイトルから想像できるようにそのまんまの内容なのですが

製作陣が後にエロゲー史上最悪と謳われるクソゲー「夏色デスティニー」の製作チームで

判り易く最近の話でいうと、「魔法少女アイ参」の販売元でもある豪華面子です。

ちなみに、プロデューサーは日本で初めて違法コピーで逮捕された人。

なんか凄そうに書いてますが、つまるところただの割れ厨です。



そんなこんなで、私が兄と協力してマリオ64のスター集めに精を出していた時期。

例の兄ちゃんがくれたゲームがelf「同級生2」でした。

直前までシヴィライゼーションを廃プレイして疲れ切っていた私は、

小休止がてらに手を出してしまったんですよ。やめときゃいいのに。




で、とりあえずプレイしてみました。そしたら、徹夜しました

これはすげえ面白いってことで、ニフティ通信で当時仲良かった知人らを

「やらないと殺すぞ」と脅しました。

一人はPC98持ってなかったんですが、買わせました

冗談かと思われる方も多いでしょうが、恐ろしいことに実話です。


ゲームは、町を夢遊病者のようにフラフラ歩きまわり、ビューリフォーな女性をゲットするという

ポケモンも裸足で逃げ出す土佐の一本釣り方式です。

このゲームのエポックメイキングな点は、各ヒロインのシナリオが完全に分離しており、

主人公の行動(移動)によってヒロインが変わるという、 真の意味でのマルチエンディングを実現したことです。

上記のように書くと立派に思えますが、要するに現在のエロゲーシステムの基盤みたいなもんです。

あと、私が最初手を付けたのは人妻だったことは内緒ですよ。


このゲームには夢中になりましたねぇ。尋常じゃないほど難しかったという点もあり、

半狂乱に陥りながらもニフティ通信で知人らと

「○○は午前10時に駅前に居る」とかチャットしながらプレイしてましたよ。

誰が駅前に居るかって?もちろんエロゲーの架空世界での話ですよ。

後にも先にも、私がこれほど心血を注いだエロゲーはないと断言できますね。

なお、ニフティ通信ってのは現在のインターネットと違い

接続料が1分10円かかるって事を当時失念してて

後から父親に流血沙汰になるほどボッコボコにされたのもいい思い出ですね。





・覚醒


そんなこんなで小学校高学年にあがった鳴海少年。

当時キャプテン翼というトンデモ能力バトルサッカー漫画にハマっていた私は、

殺人シュートを体得するべくナイス血迷いぶりでサッカー少年団の門をたたき、

来る日も来る日も好きでもないボールの追いかけっこに没頭していました。


そんな夏空爽やかスポーツ少年も家に帰れば重度のコアゲーマー

同級生2をやり終えてからというものの、エロゲーに対する認識を改めた私は

親戚の兄ちゃんや親父殿の尽力の甲斐もあり、

クラスメイトがゴールデンアイだとかマリオカート64だとかやってた頃、

家でPC98エロゲーを解きまくってました

おかげさまで、この時期に遊んだエロゲーは今でも覚えてますよ。


ダイヤルQ2に実際に電話してナンパする誰得ゲーム「バーチャコール」

数十枚にも及ぶフロッピーに40MB近い容量が入ってて、

解凍&インストールに3時間くらいかかったエロゲ初音声付ゲー「禁忌~Taboo~」

極悪非道の主人公が交通事故を起こした美人の人妻と、その二人の娘を徹底的に調教するという

愛なんて概念は微塵も見当たらない「愛姉妹」等など

個々のゲーム・メーカーごとにそれぞれ特色があったいい時代でしたね。







またPC98というハードは、現在のようにDVDorCDをセットして自動でインストーラーが立ちあがり、

インストールして起動して遊ぶ、といった便利なものではなく

config.sysやautoexec.batといったファイルをいちいちコマンド入力して動かす必要があり

これらの要因のせいで鳴海さんは小4にしてdos/vを覚えたという

苦い思い出がありますね。

しかもPC98ってのはサウンドボードやHDDが最初から導入してないので

全部自分で組まなければいけないという面倒さもあり、

また、HDD増設しようにもPC98はUltra-ATA非対応ですので接続端子を購入する必要があり(私はアイオーデータのUIDE98を買いました)

しかしUIDE98を使おうにもシリアルコネクタの形状が違うのでry

という無限連鎖に陥った時は流石の私もアイオーデータに放火しようかと思いました。



そんな爛れた生活を送っていた影響か、当時は周囲の流行に合わせるのに苦心しましたねぇ。

クラスでたまごっちだとかポケモンなどの育成ゲーが流行った時だって、

私は「雛鳥の嘲り」というクソ重たいメイド飼育ゲーの為にメモリ確保に必死でしたし

マジックザギャザリングやポケモンなどのカードゲームが爆発的ヒットを飛ばしていた時も、

私は「レッスルエンジェルス3」という18禁カード&育成&経営SLGに本気出してましたし、

女子がぷよぷよやパネルでポンみたいな落ち物ゲーでキャイキャイ騒いでた時も、

私は夜な夜な「CARAT」というパズルゲームで女の子を脱がしてました

こうして振り返ってみても、我ながら手遅れとしか言いようがないところが泣かせます。








…この当時やってたゲームというのは、本当に一つ一つが思い出といっても差支えないですねえ。

ですので全て紹介できないのが歯痒いのですが、中でも強烈に印象に残ったゲームを挙げますと


YU-NO、LIBIDO7、アンジー、JOKER、妖獣、恋姫、雫、OnlyYou、カスタムメイト、スタープラチナ
、etc etc…

これらが特に印象深いですかね。つうか、マジで多すぎて絞り切れないって感じです。

では、軽く紹介していきましょう。



☆妖獣戦記シリーズ
(ディーオー)




このゲームで、私は初めてエロゲーで感動しましたね。

エロゲーは、中身ゼロでかわいこちゃんがアンアンよがって終わりってのが99%を占めます。

マジで「これで金取るのかよ?」と疑う出来のものばっかりです。

まぁ、そういうクソみたいなゲームが私は大好きなんですが。


このゲームは3部作でして、上記画像にあたる「黎明の戦士達」は完結編でもあります。

Windowsから入ったエロゲーユーザーにとっては、ディーオーといえば「加奈」辺りの印象が強いでしょうが

かつてのディーオーといえば人外&バカゲーの大老舗。

エロゲにおける触手を初めて取り扱った会社です。


で、この妖獣戦記ってのは高機動幻想ガンパレードマーチの世界観に攻殻機動隊の設定を足したようなストーリーです。

もちろん、ガンパレや攻殻よりもこちらの方が販売された年代は古いですよ?


まぁ、内容は他愛ないSRPGなんですが、読ませる文章なのでかなりいい感じ。

プレイした後、ニフティ通信の知人らを「やらないと殺す」と脅したことは言うまでもありません。




☆LIBIDO7
(リビドー)




時期は忘れましたが、親戚の彼に貰ったゲームの一つがこれでした。正確にはゲームじゃありません。

パッケージには「オカズウェア」と書いてあります。

しかもパッケージ自体裸のオンパレードで下品極まりないです。

私は、それまでエロゲーとは本来恥ずかしいモノであると思ってたのですが、

ここまで開き直られると逆に快感です。


内容自体もソリッドかつタイトです。

要するに紙芝居なんですが、プレイヤーができることは眺めるだけ

マジで女が勝手に脱いでいくのを眺めるだけなんです。キー操作ゼロです。漢らしさの極みです。

テーマも、よりによってレズのス力トロです。

そんなテーマを考え付いたってだけでもノーベル賞モンだと思うのは、私だけでしょうか。




☆恋姫
(シルキーズ)




わりとマイナーなゲームだったと思いますが、個人的には記念碑的作品です。何故って?

ヒロインが全員人間じゃないんです。そんな無茶なゲームってないですよね。

ちなみに、ヒロインは天狗と座敷童子と龍と雪女

いったい、どんなニーズを想定して製作したゲームだというのでしょうか。


物語は、「遠野物語」に劇薬を混ぜて3年寝かせた感じです。

また、本作に限らず、エロゲーではヒロインに人間以外の何かが含まれることが多いのですが、

ひょっとして、エロゲー製作者は人間が嫌いなのでしょうか。

それとも、来るべき未来に備えての何らかの警鐘と捉えるべきなのでしょうか。私には判りません。





☆Only You ~世紀末のジュリエットたち~
(アリスソフト)




「オンリーユー」というタイトルのわりに、ヒロインが複数出てくるというアンビバレントなタイトルが秀逸な作品です。

たぶん制作者は分裂症を患っていたんでしょう。

そんなガイキチ不思議な人が制作したゲームですから、内容もゴキゲンの一言に尽きます。


内容を簡潔に説明しましょう。


謎の力に目覚めた主人公は、ある日謎の組織に家族を惨殺されてしまう。

更に、組織の魔の手は彼の愛する友人にまで伸びていく始末。主人公は、彼女たちを組織から守り抜くことができるか?

そして、一歩づつ地球に近づいている恐怖の大王と主人公の関係は?




…上の説明文を読んで「気が狂ってる奴の怪文書」と勘違いした方も多いと思いますが、

ゲーム内容は恐ろしいことにそのまんまです。


ヒロインも強力な布陣です。幼なじみはもちろん、巫女さん、格闘バカ、盲目の少女、天才小学生と

普通の学園物から都条例に引っかかる奴までずらりとラインアップされてます。

そして、そこへ投入される最終兵器のヒロインは、ロシア製アンドロイドの「ミュシャ」です。

チェルノブイリの惨劇が何の反省にもなっていないような設定は、

グリーンピースの連中も卒倒モノと言っても過言ではありません。


で、もちろん主人公はミュシャを即ゲットするわけですが、彼女(?)のヨガリぶりを見ていると、

やはり主人公のイチモツは制御棒なのかと勘違いしてしまいます。コトが終わった後に被爆してそうで怖いです。


まぁ言いたい放題書いてますが、内容は悔しい事に面白いのでやってない人は要チェキですね。

しかし、この時代のアリスソフトはマジで名作揃いだったなぁ。





☆堕落の国のアンジー
(PIL)




長い事エロゲーやってきた鳴海さんですが、変態ゲーNo.1を決めるなら間違いなくこれが該当します。

気になる内容ですが、「変態SMス力トロお笑いゲーム」と説明書に記載されてる通り、驚くことにそのまんまです。

あと、このゲームは実在する俳優や有名キャラをモロパクリしてる奴らがいけしゃあしゃあと出てくるのですが、

よく任天堂に訴えられなかったもんだと感心することしきりですね。







☆雫
(Leaf)




私は小説が大好きです。ポストモダン系が一番好きなんですが、ファンタジーもSFも好きです。

どのくらいファンタジーが好きかと言うと、ロードス島戦記やスレイヤーズには騙されない程度です。

同様に、SFも銀河英雄伝説を読まない程度に好きです。


そんな私が当時読んでいた作家の一人に、大槻ケンヂがあたります。筋少です。笑ってはいけません。マジです。

この人の書く話って、ちょっと哀しくて綺麗なお話なんです。「ステーシー」が最高にオススメですよ。


で、この雫ってゲームのシナリオは、大槻ケンヂの「新興宗教オモイデ教」のパクリって感じです。

あと、ゲームシステムを大雑把に説明すると、脱ぐ弟切草です。 大雑把すぎましたかね。


まぁ、ゲームは面白かったです。いや、ゲームとして見たら最悪のレベルです。紙芝居ですから。

ゲーム性を求めるのは酷な話です。シナリオが面白かったって言い直しましょう。

なにせヒロインがカッ飛んだ目つきの電波系です。

主人公も内省的で妄想僻のあるナーズ野郎です。最高ですよ。

毒電波とか心を壊すなんて単語が飛び交う設定も時代を先取りしてましたね。

割と売れなかったらしいですが、

発売後1年くらい経ってから口コミで人気が出たのも珍しいですし、未だに知名度が強いのもビックリです。

これはニフティ通信の友人らに「やらないと殺す」って脅されてプレイしましたね。

脅したり脅されたり、いつも愉快な私達でした。




☆JOKER1&2
(バーディーソフト)




とっとと説明しておきますが、このゲームは西部劇です。

ある街に到着した主人公は、そこで女ガンマンに出会います。もちろんかわい子ちゃんです。

名前はブランカ。まあ、そいつとよろしくやる程度のエロゲーだったら何の問題もありません。


問題なのは、そいつが吸血鬼だってことです。


当然、その後はオカルトと西部劇の混ざったバカ世界が展開するわけですが、

ブランカは興奮すると血が吸いたくなるタチで、主人公は血をガンガン吸われます。

危険だってのに興奮するようなことをわざわざする主人公の男樹には脱帽ですが、

それ以前に、私的にはいくら可愛くても吸血鬼はイヤです。血を吸うなんて、蚊とかヒルと同類じゃないですか。


物語のオチも発狂レベルのくだらなさだった気もしますが、あまりにくだらなかったらしく、覚えてません

ただ、このゲームは8色のくせにグラフィックが非常に美しかったので何となく印象強いんですよね。まぁそれだけ。





☆スタープラチナ
(アルタイル)




16色の限界を越えたPC98ゲー。

このゲームはPC98末期に発売された花札ゲーなんですが、

グラフィックの質感及びクオリティに関しては、未だに本作を越えるものはないと断言しますね。

すげえ褒めちぎってますが、本当に凄いんですよこのゲーム。

この際だから一部画像を列挙してみましょう。







※16色ドット絵です。





☆カスタムメイト3
(カクテルソフト)




エロゲーに興味はあるけど、自分好みの女の子がいない!という

若きウエルテルの悩みを解決せんがために送りだされたのが本作・カスタムメイトシリーズです。

要は年齢から容姿、性格、Hシーンの体位まで自分好みにカスタムできるってヤツです。

このジャンルのゲームは15年を時を経て未だに似たようなゲームが量産されていますが、

個人的にいえば上記画像の「3」で既に完成体って感じ。私など年単位に渡り遊びつくしたものです。

なお、数年前XBoxでドリームクラブっていうパクリゲーが大ヒットを飛ばしましたが、

いい加減ギャルゲー業界はエロゲーからパクる癖を直した方がいいんじゃないっすかね。




☆この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
(elf)




ええと、これが私にとっての生涯エロゲー最高傑作ですね。

もちろんサントラも買いましたよ。当たり前じゃないですか。


このゲームの設定はすごいですよ。何せヒロインは主人公の実の娘です。血繋がってます。

他にもヒロインがいるのですが、血繋がってます。古代エジプトの王族もびっくりの恋愛模様ですよ。


ゲーム自体は素晴らしく面白いです。断言しちゃいます。エロゲーのくせに。

うまく説明できないのが悔しいのですが、セーブシステムが秀逸で独特なんです。

ちなみに、ライターはKOTYでお馴染みアーベルソフトウェア菅野ひろゆきだったりするんですが、

私の中では彼はなかったものとして扱われてますのでご了承ください。

※とか書いてたら本当に逝ってしまいました…。御冥福をお祈り申し上げます。YU-NOリメイクの夢は永遠に潰えてしまった・・・


このゲームに手を出した頃はクラブ活動の試合直前でしたが、練習サボって徹夜でプレイした記憶があります。

あと、上の方に茶化して書いてますが、シナリオは結構泣かせます。すいません、泣きました。

SFとしても綺麗に設定が練られているので、ドキドキしながらプレイしました。面白かったなぁ。

いやはや、本当に面白かったです。個人的にはランスよりも好きかな。神ゲーですよ、マジで。






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