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君が望む永遠

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鳴海@孝之

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2011.10.06
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テーマ:REDSTONE(3568)
カテゴリ:赤石


REDSTONE 赤鯖懐古集

第4章 俺の屍を越えてゆけ


前回



2月も半ばまで過ぎると、150を過ぎた高レベル陣の多くは特にやることもなく、

ある者は手伝いに駆り出され、ある者はサブを育てモチベーションを保っていました。



また、そういった人の為に開催されていたのがツアーPTなるものです。

元々2chの鯖スレにて始まった企画でしたが、いつの間にか古都左上の荒れ地?っぽい場所に

人が集まって雑談したり、PTを組んでどこかに狩りへ出掛けたりと前回紹介した

職業祭り・ソロPTに並び三大時間潰しイベントとして長いこと続けられました。




ちなみに2月初句から7月半ばまでの時期こそが世に言う懐かしのアルパス最盛期

この時代に輩出された多くの人間は、「狩りが面白かった時期」と問われれば

間違いなくアルパス~小墓時代と答えるのではないでしょうか。

現在は秘密ダンジョンやGDなどで容易にレベルが上がるみたいですが、

この頃は100に到達するまでの、この試行錯誤な時期が最も楽しかった時期なのです。


ちなみに、この時期にアルパスやコロッサスに通っていた人達こそ凄い顔ぶれでしたね。

いつか語るやもしれませんので、今はSSだけ貼って紹介するとしましょう。

後に大成し、Gvや狩りなどで赤鯖を引っ張っていく面子といっても過言ではありません。




※第2世代先行組・アルパ&コロptの風景


コロといえば、ソロッサスというのも、懐かしい響きですね。

前にも述べた通り、修正前のコロッサスは現在よりHPも攻撃力も半分くらいだったので

150くらいのWizならなんとかソロでも倒せるMobでした。

そこで競われたのが、コロをどれだけ早く一人で倒せるかといったものです。

いつしかソロッサスなる名称を付けられたこの競争…。その起源を辿ると、発端は

†雅†さん(ギルド登山部創設組)と北斗七星さん(ギルドLLYCK創設組)

チリ合戦から始まったものでした。

今でこそ考えられないかもしれませんがこの時点でのWizの主要スキルは

ファイアーボール(以下FB)を使ってる人が圧倒的に多く

チリングタッチを好んで使ってる人はあまりいませんでした。


その為、チリを使っている高レベルWizはよく自分の火力を見せびらかす、

後に俺TUEEEEEと呼ばれるシノギを張り合っていましたね。

中でも、さざえさん(ギルドレジェンド創設者)、プレリュードさん(ギルドInfected創設者)、

マシュマー=セロさん(ギルドSLIP創設者)、時の旅人さん(ギルド漆黒の闇創設組)

といった顔ぶれが、よく廃坑にたむろしていました。暇人すぎワロタ



さて、当時の赤鯖はcβ青祭り経験組とそれ以降始めた人とで圧倒的な格差がありました。

レベルそのものは追いついても、装備の質が違い過ぎたのです。

どうしたら青祭り経験組と同等の装備を手にできるだろうか、とcβ後期以降に始めた連中が

ぼんやり思うようになった頃、それは、思わぬところから核弾頭が放たれました

時にして2005年2月後期。

第2世代前期の連中が順調にコロッサス卒業Lv帯まで育ってきた頃合です。







そう、課金アイテム制度の導入です。

Gvプロローグ実装の告知と共に宣告された、まさかの有料アイテム実装。

この情報に、勿論多くのユーザーは色めきだちました。

「経験値獲得」よりも「ドロップ率上昇」という響きに、

心を揺さぶられた人はそう少なくないでしょう。

大多数の人が財布を手に、その日を待ち望む事になりました。



しかし、期待は大きく裏切られます

2005年2月24日。待ちに待ったGv&課金実装の日です。

期待に胸膨らませ開いたアイテムモール。はたして何人の人が阿鼻叫喚したことでしょう。

そこに表示されていた価格設定は、誰もが首を傾げる値段だったのです。

そう、お馴染み30日スフィア2500円の登場です。

最近じゃ珍しくもない話かもしれませんが、当時じゃそれは異例中の異例。

なんせ月額有料のラグナロクオンラインでさえそれに満たない料金ですからね。

まぁ永久無料を謳っているとはいえ、所詮は商業です。少しは目を瞑る事もできましょう。

値段だけが問題なら、でしたが。


そう、2005年2月24日はGv、課金実装の他にもLv150~狩場実装が為されたのですが

そのほとんどがスフィア所持者ではないと立ち入れない区域でした。

しかもそのマップが、通常では考えられないドロップのうまさだったのです。


この突然の暴挙ぶりに、もちろんゲームプレイヤーの多くが失望しました。

特にスタダ組は「永久無料」という大言壮語に釣られた連中がほとんどでしたからね。

それでいてスフィアの効能が、EXP・ドロップ2倍に飽き足らず移動速度が抜群に上がる

絨毯」を無制限に使える・場所記憶機能つき・帰還の巻物無制限機能つきといった

超・快適仕様。まさに公式チートと言ってもいい性能具合です。


この時の高レベル陣のやる気の消失っぷりといったら半端ではありませんでした。

あれだけ血の滲む思いをして頑張った2カ月の成果が、水の泡に等しいものですから。

躍起になってスタダした意味がほとんどないというものです。


そんなこんなで2005年2月24日。それは、時代が変わった瞬間

多くのスタダ組がREDSTONEから身を引くことを決意し、引退の嵐が赤鯖を襲いました。

これぞ世に言う第一期引退ブームの到来です。

まぁ、ぶっちゃけここで退いた人は大正解って気もしますが。ナイス英断です。



かくいう私も「一回くらい…」と手を出したスフィアの魔力には、すっかり虜になりましたしね。

めちゃめちゃ移動速度が速い絨毯に加え、帰還に記憶システムです。そりゃ病みつきにもなります。

もしかして、今までの不便さはこのスフィアの性能を際立たせる為の伏線だったのか・・?

などと勘繰ってしまうほどの中毒性を存分に秘めてたのですから。


とにかく、私のようなプレイヤーが多かったのか、

どんどんリピーターは増えていきゲームオンはまさにメシウマ状態

後は皆さんもご存じの通り、

その後味をしめたゲームオンはどんどん課金商法を展開していくわけですね。

そう、もはや倒産寸前だった債権会社はどこにもいないのです。

まるでFFシリーズで大ヒットしたスクウェアの如く、今となってはネトゲ業界でも

屈指の荒稼ぎメーカーとしての立ち位置を、ゲームオンは確立したのです。

幾万もの怨嗟の叫びや苦しみを糧とし、顧客をも顧みない金の権化…


2005年、2の月と24の日。

史上最低のゴミ運営・ダメオンは、この日確かに産声をあげたのです。





…続く。





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Last updated  2011.10.06 11:30:57
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あの美しさに感激!   moma3737 さん
ヘイも無く。リザも無く。ちんだら走りまくりの日々。
てか よく覚えてるんね。みんな忘れたww
憶えてるんは 古都であの綺麗なヘイを見たとき。
白い羽をひろげたWIZ様の美しかったこと。
「あれなに?あれなに?調べてセブ!!!」
あの ヘイのスピードは最高でした。 (2011.10.06 12:02:44)

aaa   aaa さん
2月24日っておれの誕生日じゃないか・・・。


昔の話だけど赤石プレイヤーがバトルロワイヤル的なものを運営にやらされるって話があった気がするんですけど覚えてますか?

うろ覚えだけど・・・。

あれの続きもよかったら書いてください。 (2011.10.07 23:10:22)

aaa   通りすがり さん
なつかしかった 

もっと続けてろ いや続けてください (2011.10.08 17:28:47)

Re:赤鯖懐古目録part.5(10/06)   鳴海@孝之 さん
>>moma san
×記憶力がある
×SSがある

SS見てると思い出すことが多いですね。

>>aaa san
そんなもんよく覚えてますねw正直今まで忘れてましたよ
あれはmixiで書いてた時に完結させたので、HPの方は正直放置しっぱなしでしたね
ログが出てきたらいつか更新します。多分・・・

>>通りすがりさん
飽きるまで続けるとも…。
(2011.10.10 00:53:26)


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