上図:ホテルから眺めるイスタンブール町景色
トルコに来たいと思うきっかけは、数多くの物語を読んだのだ。
紀元前のヒッタイト王国から、ビザンティン帝国、オスマントルコ帝国。。。
そして、ヨーロッパとアジアの接点となる、イスタンブール。
古今東西の精粋を吸い込んでここまで発展してきた大都市。
ぜひ、一度自分の目で見てみたいと思っていた。
トルコ航空の直行便を利用した。夜中出発で、到着まで約10時間。
メインカラーは、爽やかなアクアブルー。機内の椅子も乗務員のシャツも。
到着とたん印象だったのは、男性の歩き方。颯爽豪快で、
モデルように手が体後辺りに大きく振り、とてもかっこよく見える。
トルコ人の99%以上はイスラム教徒。
6月と言っても真夏日。なのに男性はほとんどシャツとジーパン。
女性は顔以外被る人もいるし、普通に現代的な格好をする人もいる。
けど、露出が多いのは恐らくほとんど観光客。
予約したホテルは、空港からホテルまで迎えるサービスがある。
出迎えてくるのは、フレンドリーな30代男性だった。
デジタルのメータ付きの高級フランス車で、乗り心地は良かった。
高速道路は海(Marmara)沿いで、天気も快晴で景色がとても良い。
途中、遺跡と見られる城の壁等も経由。
日本のブランド(SONY、TOYOTA、松下等)のポスターや製品は至るところ見える。
さすが、世界中への浸透力。
宿泊したのは新市街にあるEURO PLAZA HOTEL。
(カウンターのスタッフはクールでかっこいいイケメン)
シーズン外であれば料金がやや安くなる。
4つ星ホテルで、一人一泊なら、40ユーロぐらい。
プライベート浴室、ミニバーはもちろん、ジャグジー、サウナ等施設も完備。
中心部のヒルトンでも、通常の部屋なら1万円程度。
旧市街の場合、歴史遺跡まで近いけど、ややスラム街っぽくて危なさそう。
トルコの物価は全体的には安いが、イスタンブールの場合は高めで、世界18位ぐらい。
しかし、チェリーをはじめ、果物が新鮮で安い!
大きなチェリーは1kgで2、3トルコリラぐらい、約200円。甘くてめちゃおいしい。
街に歩いたら、声をかけられたのもしばしば。
英語で「Hello」とか、「Welcome」とか、たまにストレートにトルコ語の時もある。
大抵情熱な性格のためだろうと思われる。商売の場合もある。
すべて振り向かず、無視。
繁華街に歩いた。服装、靴、アクセサリー等、とてもかわいい。
でも、来る前にもう「十分に多いので絶対買いません」と決心したので、
ショッピングではなく、観光に専念した。
ちょっと感動した出来事があった。バスに乗車した時、プリペイチケットに
金額が足りなくて、現金で支払おうとしたら、ワンマンバスのためチケットしかできない。
この時、扉の隣に座っている若い女性が自分のプリペイチケットを渡して、
こちらの分を支払ってくれた。とても感謝して、現金を渡そうとしたら、
どうしても受け取らないと英語で答えた。
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