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良かった、涙が出そうです。
大阪 ザ・シンフォニーホール 大フィル第413回定期演奏会 大植英次指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団 ヴァイオリン独奏 ルノー・カプソン ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調作品26 ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調作品27 もし、今日の演奏、これまでの経緯が無かったなら、ここまでは感動しなかったかもしれない。定期を聞き続ける、会員としてずっと同じ指揮者・同じオケと関わり続ける、そのことでのみ得られる感慨であったかもしれない。 思えば3月の定期でのアクシデント、そしてそこから復帰したと思った矢先、6月の定期を襲った前代未聞のアクシデント、そして8月は無難にこなしたものの11月になって破綻気味のベートーヴェン・・・・ 大植さんの定期では久しぶりだろう当日券の発売を告げる受付窓口、補助席も出ず空席もちらほらと目に付く会場の入り・・・・ 一体、どうなるの?と思ったのは僕だけではないだろう。 そして、1曲目のブルッフにおいては、この間のべー7の如く音楽は切れかけた蛍光灯のような明滅を繰り返し、最後のコーダになって漸く立ち上がりを見せるものの・・・・やはりこれまでなのか?これで終わりなのか?と思わせるような出来。 しかし・・・・ラフマニノフで大フィルは大植英次と一体化する。 大植英次の僅かな動きに、弦がうねり、身もだえし、棒のただ一打ちで金管が咆哮する・・・これは・・・・かつてカラヤンで僕が見たものでなかったか? 特に3楽章の弦セクションの泣き、微笑み・・・・胸を張り裂かんばかりの感傷から涙を振り払って立ち上がろうとする若者、その気持ちのさざ波をひとつひとつ克明に刻んでいくかのような息の長い音楽の歩みの美しさ。そしてそこから一転して、陽光の中に駆けだしていくかのような4楽章の瑞々しさ・・・大植英次渾身のオーラがオケ全体を包み込み、一つのエナジー・生命体に収束していくその時空間の煌めき。 ああ、我らが大阪のオケは朽ちない、墜ちはしない・・・・まだいける。大丈夫や・・・・ その先に第9がある!! 大きな大きな第9になりそうです。 追記:二日連続で行くつもりだった極道ぐすたふお父さんですが、明日はオーストラリアから帰ってくるろんろんを迎えに行かなければなりませぬ。それで、今日の休憩時間、大フィル事務局の方に「明日来れなくなりましたんで、このチケット、よろしければ当日券で明日来られた方に出して下さい」と渡してきました。ですから、明日は最低1枚当日券ございますよ。売り切れと思っていた方、是非。 [演奏会]カテゴリの最新記事
こんにちは。ベートーヴェンの七、八ではぐすたふさんと意見が一致したのですが、ラフマニノフでは抱いた感想が正反対になってしまいました。でも音楽というのはえてして、そういうものなのかも知れませんね。
チケットを大フィル事務局に託されたのは払い戻しということですか、それとも無料で? ところで来年度の大フィル定期の予定が未だに発表されないのですが、例年こういうペースなのでしょうか?通うようになってまだ日が浅いので、もしご存知なら教えていただけると幸です。(December 7, 2007 12:22:16)
雅哉さん
>ラフマニノフでは抱いた感想が正反対になってしまいました。 そんなことないですよ。確かに「満身創痍」の演奏だったと思います。でも、音楽は墜ちない、そこに感動したんです。いまの彼らの精一杯の音楽がそこにある、ここまでやってくれている、そのことに感謝したんです。ある意味、客観的ではない感想だと思います。しかし、わが町のオーケストラ、われらが指揮者なんですから、聴衆もそういう姿勢で臨むべきところもあるのではないでしょうか。 >チケットを大フィル事務局に託されたのは払い戻しということですか、それとも無料で? ボランティアです。アメリカでは普通に行われていることで、定期会員が参加できない場合は、そのチケットをオケに返し、それを当日窓口で当日券として出すんです。なるべく多くの人に、という考えですね。 >ところで来年度の大フィル定期の予定が未だに発表されないのですが、例年こういうペースなのでしょうか? 今年は特に遅いですね。これも、大植さんの方の事情が大きいのでしょう。楽しみはとっといて損は無いと思いますよ。 (December 7, 2007 16:32:08)
トラックバックを送らせていただきました。
私は二日目に行きましたが一日目もよかったのですね。 前回のベートーヴェンがいま一歩だっただけに、ラフマニノフでの熱演は感動的でしたね。 最近の大フィルの演奏会の中では最も記憶に残る演奏でした。(December 18, 2007 23:52:19)
ushinabe1980さん、こんばんは
>トラックバックを送らせていただきました。 ご丁寧に、ありがとうございました。ネットでのやりとり、一つ間違えばなかなか難しい状況になることもしばしば経験するところですが、こんな風に対応して頂けると本当に幸せな気持ちになります。ありがとうございました。 でも、きっと2日目の方がよかったのだろう、と僕は思っています。これからも、もし可能なら、二日とも大植さんの演奏、聴こうという気持ちを新たにしてしまいました(笑) (December 19, 2007 00:01:47) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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