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テーマ:タグに挑戦!(102)
カテゴリ:タグ教室
世の中に随分とパソコンが普及したこともあって、
「HP」や「ホームページ」という単語は、(さも日本語のように、) パソコンをさわったことがない人にまで浸透していますよね。 でもちょっと待って下さい。 この「HP」っていったいなんなのでしょう? ホームページ【 Home Page 】の略だということは知っている方も多いと思いますが、 なにを指す言葉なの、という問いかけに答えることができる方は少ないのではないでしょうか。 今回は、一日一タグを少しお休みし「HPってなにを指す言葉なの?」を中心に話を進めていきます。 ひとまず「HP」の意味は横においておきまして、正しい専門用語を理解してもらうためにも以下の図を見てください。 Webページという単語が、インターネット上の1ページ1ページを指しています。 そのWebページが複数(もしくは1ページの場合も当然あるでしょう)集まったものをWebサイトと呼んでいます。 分かりにくければ、「本」を想像してみてください。 「本」の1ページ1ページが、Webページにあたります。 そして、何かについて書かれたものを一まとめにしてあります「本」そのものが、 インターネットの世界ではWebサイトと呼ばれているのです。 さらに、「本」で言いますと「表紙」にあたるものが、 インターネットの世界ではトップページと呼ばれています。 このトップページは、Webサイトの玄関のようなもので、たいていどのWebサイトにもありますよね。 以上、3個の単語を説明しましたがわかってもらえましたか? 「Webページ」「Webサイト」「トップページ」 聞きなれている(見なれている?)言葉ではありますが、意外と正確な意味って知らないものですよね。 これを機会にしっかり覚えておいて下さいね(〃⌒▽⌒) さて、「HP」に話を戻しましょう。 実はこの「HP」という単語は、さまざまな意味を持っているのです。 コンピュータの世界ではめずらしい話ではないのですが、 もともとの意味とは違う意味で世間に浸透してしまったがために、 その意味が新しい意味としてなりたってしまっている単語がたくさんあります。 「HP(ホームページ)」もその単語のなかの一つですので、ときと場合によって使われ方が違います。 そもそも「HP」は本来、 ブラウザを起動した際に、最初に表示されるWebページ という意味で用いられていた単語だったようです。 ブラウザの設定やメニューの中、ボタンなどに「ホーム」とか「ホームページ」という項目がありますよね。 これは初期の意味のなごりなのです。 しかし現在では、ブラウザを起動した際に表示されるWebページのことをスタートページと呼ぶのが一般的になり、 これを「HP(ホームページ)」と呼ぶことは少なくなっています。 その代わりに「HP(ホームページ)」はトップページのことを指す単語、という意見が現在では大半みたいです。 いろいろなWebサイト上で「HOME」という文字をクリックしたら、そのWebサイトのトップページが開かれますよね。 このことからも、「HP(ホームページ)」はWebサイトのトップページである、とわかりますよね( ̄▽ ̄人) ちなみに、ここ楽天でも「HOME」というメニューをクリックするとトップページにジャンプするでしょ? しかし、それだけで話は終わりません。 更に意味が転じて、「WebサイトのトップではないWebページを、ホームページと呼ぶ」こともあります。 こちらの意味はまだまだ浸透もしていませんので、 使う場所を間違えるとろくなことになりません(笑 世の中には人のあげ足を取りたがる人もたくさんいるのですよ(´・ω・`) ただ、口語的には、「HPを見る」「HP作成ソフト」「HP解説書」などなど、 トップページではないページを指すことも多くなってきているのが現状です。 本当は正確な意味をもった言葉を利用すべきなのでしょうが、その意味自体があいまいなものになってきています。 おおやけの場では正しい言葉を使うようにこころがける、くらいで覚えておきましょう(〃⌒▽⌒) 以上、ながながと「HP(ホームページ)」という単語について解説してきましたが、理解してもらえましたか? 使われている場所によって意味が違うということをしっかり覚えておきましょう。 さらに、「Webサイト」「Webページ」「トップページ」の意味もあわせて覚えておくと いろいろな解説書を読むときなどに理解が深まるかもしれませんね(〃⌒▽⌒) 本日は少し変わった一日一タグでした(〃⌒▽⌒) たまにはこんな解説みたいな内容も織り交ぜていこうと思っています。 ではまた明日(゚▽^*)ノ⌒☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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