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刹那と永遠 - Moment and eternity -

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2005.12.01
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飽きずにまたまたまた見てきましたよ

「ALWAYS・三丁目の夕日」(4回目!?)

今度は一人で
前目やや右側に座って
大画面の迫力を堪能してまいりました

映画の日ということもあったのか
劇場はかなりの込み具合

つーか
来るたびに人が増えてるぞよ
静岡東宝・最終回(19:00~)





オープニングの飛行機がぶわあああと空に飛んでいく場面
やっぱ好きだなあ

まず、ここで泣けるんだよなあhakapyonは
胸が高鳴るんだなあ

初笑いは
やはり茶川センセの「スカ」

会社帰りのサラリーマンから
お姉ちゃん、おばちゃんまで

今日のお客はノリがよく
その後も
笑い屋でも仕込んだのでしょうか?というくらいに


(ボロ)ミゼット登場(笑)
(ボロ)鈴木オート店登場(笑)
「はんずめまして~」@六ちゃん&一平(爆笑)



笑いのポイント各所で

会場どっかーーーん^▽^状態

鈴木オートの
すっきり刈り上げて
青々とした涼しげなうなじや

居酒屋での
「しっかしよ~」と話始めるときの
ドスの効いた低音フェロモンボイス

たばこやで「しんせい」を買う前の
ポケットに手を突っ込んで
斜に構えて立っている姿は密かにダンディ

極めつけは
テレビのチャンネルがとれちゃった!ときの
目をひん剥いたオドロキ顔!!(@@;

昭和を生きてる感抜群な
筋の通った古風な男
いいですねえ

映画に登場する
ふてくされた三毛猫みたいに
毛玉の付いた茶色いセーターを着て
高音フェロモンボイスで泣く
茶川さん(あんなにデブではないけれど(^^;)

あの、どこか可笑しみのある哀愁
一発で心を持っていかれる鈴木オートとはまた違って
回を重ねて見るたびにじわじわと
心に響いてくる

不器用な男の味わい
いいですねえ

でこっぱち六ちゃんの純朴さ
きらきらした
澄んだ大きな瞳

窓辺で白いとっくりセーター着て
手紙を抱きしめる姿は(背後にはおかあさん^^)
「ピュア」の優香を思い出したよ

「透明なチューブの中を(^3^」
少年冒険団・特別編を読むときの小バカにしたような口調がカワイイ
関根勉ミニチュア版(@Aちゃん)
無邪気な一平

(TVが来た日は髪型きっちり七三わけ(^^;)

恥じらい気味な演技が神業
目が口ほどにものを言う多感な少年・淳之介

昭和の下町に突如現る
近未来のレプリカントの如き八頭身美人
ヒロミ

ほかにも
飲みすぎにご注意・アクマ先生
醤油飲んでも死ななそうなタバコ屋のおばちゃん
個人的にすんごい好きな演技だ小日向さん

などなど
また、お会いしましたね

なかでも
今回の鑑賞で
後々まで印象に残ったのは

オート奥さん兼
かあちゃんことトモエさん

目をつぶって声だけきけば、もう
のび太のおかあさんの声にしかきこえない
トモエさんの高周波ボイス

バリエーション豊かな
可愛い叱り方や(←声にならない声まである…スゲエ)
やわらかいしゃべり方

強弱、やさしさ、かわいらしさ、あたたかさ
いろんな色が感じられる

もちろん、声だけではない
オートさんが目を潤ませてビルヂングの夢を語る場面で
オートさんの後ろで一緒にうなづいている姿

一平が帰ってこないときに
オートさんの胸倉つかんで必死に耐える姿

オートさんとの共同作業
サンタクロース仕事の後に

そっとオートさんの広い背中に
そえられた両手は
「お疲れ様です^^」と言っているかのようにみえた

そんな、ふとした仕草に
鈴木オート一家をささえる
母として、妻としてのやさしさが感じられた

加えて
初めて六ちゃんが着た夜に
キレそうになったオートさんを
袖をつかんで必死に止める姿、その後の間や

くさってまったシュークリーム
冷蔵庫を前にしての六ちゃんとのリアクション
アクマ先生は「もう呼んじゃったも~ん^^」

もおっ
薬師丸さんってば
なんてステキなコメディエンヌ^^

「ずるいー!!」と叫んで
上野行き神風タクシー・一号(ちなみに二号は茶川さん^^)の荷台に
タイヤを足場に使っておきゃんに飛び乗って

バンバン!と運転席の
おとうちゃんに向かって発車の合図
神風タクシーのボディをたたくトモエさん

あたしにいわせりゃ
貴女がズルイ

おしゃぶ@吉原御免状に続いて
またも思った

あたしゃ貴女になりたいよ




それから
4度目にして気づいたけれど

基本的に
鈴木オート家はブルーイッシュ寒色配色
(鈴木オートの淡いブルーのつなぎ、おかあさんのブルーorグリーンのカーディガン、一平のブルーのセーター)

茶側さん家は茶系の暖色配色
(茶川さんの茶やれんが色のセーター、ヒロミの赤いシャツ、淳之介のベージュのセーター)

秋に
「秘密の場所」
焼き芋を食べながら
秘密の冒険の策を練る
青い一平ベージュの淳之介

冬のクリスマスにも
この「秘密の場所」
秘密の金の貸し借りをする
青い鈴木オート茶色×ベージュな茶川さん
同じような光景が繰り返される

左・鈴木家、右・茶川家→座り位置も同じ)

・・・これぞ
配色用語でいう
調和の法則

「リピテーション」(繰り返し)だ!!

いい年をした大人が二人
秘密の場所に並んで座る姿が
なんだか少年のようにみえる

ついでにこの時
もてあまし気味に
横のススキをいじる鈴木オート@堤

「GOODLUCK!!」最終回
富樫CAとのツーショットのシーンで
横の毛布をいじる香田キャプテン@堤の影を見るのは
hakapyonだけではないはずだ(^^;

リピテーションもあれば
対比類似リンクもあり

(一平と淳のお母さん、それぞれの母心や神風タクシー一号二号、
机に向かう茶川さんと鏡台で泣き伏せる六ちゃんの同じようなポーズで
ふたつの物語を繋げている箇所など・・・挙げるとキリがない)

観客に優しい、わかりやすいマエフリもあり
伏線もあればオチもある
よく練られた脚本だと思う

山崎監督は落語研究会にいたと
聞いたことがある

閉ざされた横丁の日常生活の中での
笑いや涙やナツカシさを教えてくれる
「ALWAYS・三丁目の夕日」は

昭和の八っつあん・熊さん
落語の世界

しかし
物語が閉ざされた世界の鑑賞に終わることなく
最後の最後に
キャストがこちらにむかって語りかけてくる


「良いお年を~!」


六ちゃんに向かって叫ぶ鈴木オート一家
思いっきりのスクリーン目線(←こんな言葉あるのか?)

やっぱりコレ
昭和をがんばったひとたちから
あたしたち
平成の民へのエールだよ(←と勝手に感激)

その後さらに「切り札」
広大な夕日と
夕日に照らされながら
それを見上げる人々の表情を見せてくれるから

(ここまでまったく夕日を見せずに取っておくのがまたニクイ!!)

冒頭のプロペラ飛行機のように
世界観が
三丁目から飛び出して

一挙にスケールが広がって爽快な気分のままに
静止画のエンドロールな訳ですよ

もちろん涙ボロボロで
顔はしょっぱい訳ですよ



続く。






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最終更新日  2005.12.02 18:31:57
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