ネタバレあり&ゲームの性質上過激な表現も含まれますのでご注意ください。
神楽屋彰人(CV:竹内良太)髭内悪太
年齢:時雨の一つ年下
身長:
誕生日:
血液型:
金貸しとして有名な「桜華屋」の常連客
【2周目】
2周目入ったら共通中クリアしたキャラのシーンが追加されてました。
増えていく感じかな…?
さて。BADの悲惨さはともかく人々の欲望渦巻く吉原で芽生えた純愛ルートを終え。
このお互い好感度マイナススタート組はどうなるのか気になりまして、彰人さんに凸。
周りは結構早いうちから夫婦喧嘩は犬も食わない状態というか。
当人同士以外はすっかりその気になってるのに、どこまでも意地を張り合う微笑ましいケンカップルでしかなかったですね。笑
吉原の遊女なら誰もが夢見る理想の結末だったと言っていいのではないでしょうか。
(令和の世だってお金で買えないものなんてほぼない)
駆け出し時代の凛を知っている彰人、それもあってか彰人の前ではつい素が出てしまう凛。
時雨さんの事はまだ半分もわからないとはいえ、凛の両親の事さえなければ手放しで背中を押したんじゃないかなぁと思わせるくらい似合いの二人。
でも多分、時雨さんの事を全部知ったらそんな簡単な話じゃないんだろうなぁ、このゲーム。
正式に指名されないことには話進まんだろと思っていたのでここは想定内として。
まさかですよ、共通で時雨さんに唄を習いたいと言った時の反応。
凛がガチ音痴だからという、そんな単純な理由だったなんて。笑
もうさ、彰人さん。好きな子にちょっかい出したくてたまらない小学生過ぎて。
と途中までは思っていたんだけど、(建前上)両親からの着物に根性焼きした時はさすがにやり過ぎだろうと。そしてこの“両親”というのが終盤の大きな伏線になっていく。
水ぶっかけても、三味線でぶん殴ってもいないけど、ガチめにひっぱたきました。
こうまでなっても周囲としては、はよくっつけムーブなんですよね。笑
店としても気前のいい上客だし。
実年齢は小学生ではなく大人の二人ですので、間もなく結ばれる時がやってくるわけですが
いやこれさあ…いざ目合ったらめちゃくちゃ体の相性良かったとかそういうオチなんじゃ?
と思ったら本当にそうなって草。
なんだかんだ言いつつとにかく順調なんで、終盤どうひっくり返してくるのかと。
千早の手練手管に関して、死にかけの爺さんはともかく陰間までいかすのは、ありえるの。笑
時代が違うんで何とも言えないんですけれど。
女には反応しない人たちというわけではなかったのかな。
有り余る財力で凛を正当な手段を踏み、祭りにまで連れて行ってくれる彰人さん。
根付けって本来男ものだったんですね…勉強になりました。
ついさっきまでいい感じだったのにほんとこの二人はもう・・・
彰人さんの背中に彫られた虎と、この時手に入らなかった根付けはBADのスパイスでした。
それにしても、虎の根付けが買えなかったからってモノホンの虎取り寄せようとする辺り、今も昔も法外な金持ちの価値観は小市民には理解できん。
前周は時雨さん以外のメインキャラがほぼ空気でしたが、彰人さんルートは惣一郎さん以外ほぼオールスター展開でしたね。みんなちょいちょい出てきてくれて。
辰吉はともかく朔夜にまで突っかかってたのは笑いましたが。
どんな高価な物を贈ってもなびかない凛に、唯一欲しがった在りし日の根付けを手作りしようと奮闘していたのが平太によってバレてしまい、やっとお互いの気持ちを素直に打ち明けることができた二人。
心身共に相思相愛を認め合い、時雨さんにまで嫉妬していた彰人さんは1日も早く凛を身請けしたくてたまらない様子。
出会い茶屋@真っ昼間のシーンはちょっとその…かなり耳が痛かったですね。
和彫りのほうが痛いというのは現代においては誤解らしいんですけど、当時は衛生面含めて考えても好きな女にそんな事させたくないわな。普通。
止めてくれる男がいるって幸せだねー凛はさー…ははは。
終盤差し掛かってもまだ至って順調な二人に、遂に鉄槌が下されます。
訪ねてきた小間物屋が同郷だった事につい里心が疼いてしまい、自分が売られた後の清州屋について尋ねてしまったが運の尽き。
ここまで言われればもう、それに神楽屋が一枚噛んでいるんだろうと。
身請けまで受け入れようとしていた男が間接的とはいえ両親の仇だった。
時雨さんが凛に甘い理由や、彰人さんの登楼に際して渋る素振りを見せていた理由はこれだけじゃちょっと弱いかなと思うので、まだ何かあるだろうと踏んではいますが。
忍がここにきて、彰人に救われた人間もいるというのを凛に伝える役として出てきます。
凛、そして二人の選んだ結末やいかに。
・伝えられなかった言葉/スチル、エンドロールありBAD
全部終わってみれば紙問屋を道端でシメていた時しかり。
彰人さんにとってはそれが仕事とはいえ、下っ端に任せず自ら赴いたとしたらそれなりの理由があったと思うんです。
それでも人の恨みを買う生業であることに変わりはなく、安女郎に落ちた武家の娘に刺されてあっさり亡くなってしまいました。
こういうの目の当たりにすると、愛って出し惜しみしちゃいけないし、好きな気持ちに真っ直ぐ生きていかないとなって思わされますね。
・虎と蛇/スチルありBAD
きました鉄板座敷牢監禁ED!
両親の死の真実に耐えきれず仕事を放棄し三ノ輪に逃げてしまったことが仇となり、凛への想いを拗らせてしまった彰人さん。
あの時は墨なんざ彫らんでいいって言ったのに…
着物でも隠せない部分にまで這う蛇の彫り物が、凛はもう二度と日の当たる場所を歩けない事をありありと語っています。
歯向かうことも忘れ壊れてしまった凛。
気の強いおもしれー女だからこそ惚れた彰人さんは、そんな凛に絶望しながらも首に枷を嵌めるという、退廃的な雰囲気の漂う素晴らしいEDでした。何なら緊縛覚えてきてくれていいんだよ?
・子守唄/BEST
武家の娘に刺されたところまで変わらなかったんで、間違えたかなと思ったらまさかの追加章。
彰人さんとのやり取り見てても、やっぱり時雨さんまだ腹に並々ならぬ何かを抱えていると思うわ…
療養のため桜華屋に滞在している彰人さん、時雨の部屋で盛り上がっちゃう二人、襖パーン!の時雨さん。いやー平和だなー。泣
札差のおかみとして店に立てば、それ目当ての客が寄ってくるのはさもありなん。
凛は既に身ごもっており、存外一途な彰人さんは外で発散してくるでもなく悶々とした日々が続いていましたが。安定期に入ったということで、ラストも甘々で締めてくれました。
音痴なのに子守唄ってどういうことなんだろうと思ってたら、まさかのVo.彰人。
朔夜のハピエンもそうでしたが、かつてこんな風に大門を抜けた一握りの花魁もきっと存在したのでしょうね…絵に描いたような理想の結末(2回目)。
次は今のところどう“本気”になるのかどうにも読めない忍にいこうと思いますー。