池内昭夫のブログ 「徳育」について(1)
教育再生会議の第2次報告が,道徳の授業を見直し「徳育」を新たな教科とすることを提言した。それを受け産經新聞『主張』は
学力とともに規範意識を身につけ,豊かな感性や情操を育むことは,教育再生のため重視すべきで,評価したい。(6月2日付)
と言う。が,第2次報告は,「徳育」という科目を新たに設置するよう提言しただけで,具体的中身には触れていない。
したがって,「徳育」という科目を新たに設置すれば,規範意識が身に付くだの,豊かな感性や情操を育めるなどと考えるのは,主張子の勝手な思い込みに過ぎないのである。はっきり言って,安倍政権はこの手の中身のない側(がわ)だけの話が多すぎるように思われる。
仰っていることは分かりますが、反面、そうではないこともあります。小泉首相は
「なんでも丸投げ」と批判されていましたが、実は
「最終目的だけ示して、あとは優秀な東大卒官僚にオマカセ」という、途方もなく効率的な手法であったとも言えます。
安倍さんもそうであったら良いな~と思います。
規範意識が身に付く,豊かな感性や情操を育めるなど、がその最終目的ではないでしょうか。
まあ、受け取る側の官僚が、その最終目的を理解できるか、同調できるか、熱意を持っているかが重大な問題ですけど。
道徳あるいは徳育が崩壊させた戦後思潮が蔓延した世の中において,道徳や徳育を復興させられるような教科書が採択される可能性は極めて低いのではないか。だからこのような側だけの話は絵に描いた餅にしかならないのである。
そのような
最終目的を国民に説明することによって優秀な東大卒官僚どもが従わざるを得ないように持っていく、小泉さんにはできたことですが、安倍さんにできるかどうかが問題ですね。