カテゴリ:絵本
ばすくん みゆきりか/著 なかやみわ/絵 小学館 路線バスのばすくんはお客さんの笑顔を楽しみに まいにちがんばっていました。 しかし、新型バスの登場により、 山奥のバス会社に売りに出されてしまい・・・ 最初に読んだとき「おいおい・・・」と思いました。 遅くたって古くたってがんばってるのに、 ばすくんがかわいそうじゃないかー!と心の叫び。 まるでリストラされたサラリーマンを見ているような切なさ。 最後は一応ハッピーエンドとなっているわけですが 私的には、ばすくんはそれでハッピーでいいの?って・・・ 普段やさしくあると思って読む絵本で 人の身勝手さとそれに振り回される弱者・・・に接したので 余計に、もの哀しさを感じるのかもしれません。 私の分かりにくい感想はさておき、、 子供はバスもなかやみわさんの絵も好きなので 気に入って読んでいます。 ところで、ばすくんの車体の広告やナンバープレートに メッセージが隠されていて面白いです。 たとえば、新型バスのナンバーは「8782」(やなやつ) 不法投棄されるばすくんの車体広告に 「ストップ 不法投棄禁止」(・・・泣ける) ほかにもいくつかあるので探してみて下さいね! ※私が読んだのは「教育画劇」から出版されたものですが 内容は同じだと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月25日 15時31分52秒
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