どうってことない98
北海道の山野草208
北海道の樹木68
キノコ2
北海道の野鳥9
ふるさと54
田舎暮らし5
昆虫10
私の本棚5
北海道の風景3
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意識して散策していると装飾花のないノリウツギが意外とあるもんですね。両性花ばかりのタイプを品種ヒダカノリウツギという名が付いている。装飾化ばかりなのがミナヅキ(園芸種?)というそうです。ヒダカノリウツギ。ノリウツギ、ミナヅキ。花の咲き始めてから折に触れいろいろなところで観察してきたのだが当然のことだが装飾化の多少が連続していてわけることができないのもある。頭の毛と一緒だね。フサフサからツルツルまでそれぞれの主観によって分けるより仕方がないようだ。界 : 植物界 Plantae 門 : 被子植物門 Magnoliophyta 綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida 目 : バラ目 Rosales 科 : アジサイ科 Hydrangeaceae 属 : アジサイ属 Hydrangea 種 : ヒダカノリウツギ Hydrangea paniculata Sieb. et Zucc. f. debilis (Nakai ex Hara) Sugimoto これはノリウツギ?かミナヅキか?。
2008年12月11日
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ミヤマザクラ(シロザクラ)低地ではミヤマザクラはもう散ってしまいましたが今は400mあたりが満開です。木の葉の緑が濃くなりミヤマザクラの白い花がまぶしく輝いています。残雪もかなり少なくなりミヤマザクラが後を追うように白い点々がだんだん上昇していきます。6月いっぱいは楽しめそうです。話は変わるがここでは誰でも知っていそうなソメイヨシノは育ちません。だから多分ソメイヨシノを見ても何の桜か識別できないでしょう。
2008年05月30日
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去年の12月中旬に狂い咲きしたエゾヤナギが厳しい冬を乗り越えた。マイナス20度を越す酷寒と雪の重みに耐え花を落とすことなく咲き誇っている。12月20日の日記>>野生の生き物は強くたくましい。なんとも表現しがたい感動を覚える。私だったらとうに凍え死んでいるでしょう。やはり羽毛のような毛が防寒の役に立っているのだろう。私も全身に羽毛が生えていたら服なんかいらない。でも、少々都合の悪い部分もあるが・・・。
2008年03月13日
これから真冬になるというのに驚きました。2007/12/19私たちは衣服で温度調整をしているせいか寒暖の差をあまり感じられないが植物など野生生物は敏感なようです。累積温度とか日照時間で芽生えや開花時期を知るらしいのだがかなり混乱しているようだ。しばらくたな晒しになっていた「時間はどこで生まれるのか」を読みました。かなり面白いです。でもわかりません。それでも面白いです。色即是空 空即是色どうです、素晴らしい言葉を覚えたでしょう。この本のおかげです。私は間もなく悟りの境地にたどりつこうとしております。
2007年12月20日
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スイカズラ科ガマズミ属ガマズミ Viburnum dilatatum Thunb.霜が降りる頃から渋みがとれて程よい酸味になり甘みも増します。食べ方は一粒ずつ取るのではなく枝を引きよせそのまま口に頬張ります。時々虫も一緒に食べて異様な味がすることもあるが気にしなくてよい。すぐ吐き出してまたすぐ頬張れば口の中はすっきりする。栄養的なことは知らないが体がシャキッとして疲れがとれたような気がします。のどの渇きも癒されます。嘘ではないよ。散策で疲れた時試してごらん。
2007年11月15日
ハナイカダ科ミズキ属ミズキもともとミズキ科の定義や属について多くの意見があった植物。私が参考にしている文献は原 寛(1911-1986)執筆。(ヤマボウシ Benthamidia japonica Hara など学名に名を残しています。)クロンキスト体系ではミズキ科ハナイカダ属、アオキ属、ミズキ属、サンシュユ属、ヤマボウシ属、ゴゼンタチバナ属APG植物分類体系ではミズキ科がなくなりハナイカダ属がハナイカダ科として独立、ここにミズキ属として含まれています。またアオキ属も独立してアオキ科になってます。
2007年11月14日
バラ科カマツカ属ワタゲカマツカ Pourthiaea villosa Decne. var. villosaカマツカ、ケカマツカ、ワタゲカマツカの3変種、北海道にも生育しているそうです。でもこの3変種を厳格に区別することは厳しいと言われています。私の住んでいる日高地方が北限のようで個体数が少なく同定するにはなお無理なこと。ほぼ間違いないと思われるワタゲカマツカを載せてみます。果柄に綿毛が残っています。またわずかに綿毛が残っている果実も確認しました。ところで食べて見た事ありますか?。ビタミンいっぱいでおいしそうに見えるでしょう。小鳥になって試してみませんか?。わたし、食べてから半月経ちますが何の変化もなく生きていますから毒ではないようです。デジタルカメラはボデーを換えてもレンズを生かせる一眼レフが最も良い。ニコン デジタル一眼 全機種キャノン デジタル一眼 全機種この2社、イベントなど報道陣が集まる場所には修理部門がテントを張って迅速に対応している。サポート体制が別格なこの2社から選ぶのが最も無難だろう。
2007年11月11日
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ムクロジ科トチノキ属トチノキ Aesculus turbinata Blumeカエデ科とトチノキ科がムクロジ科 Sapindaceaeになってます。ゲノム解析でこうなったのだから仕方がないが結構混乱しますね。セイヨウトチノキ(マロニエ)は全道各地で見られるが野生のトチノキは西南部方面だけのようです。
2007年11月10日
クマツヅラ科ムラサキシキブ属ムラサキシキブムラサキシキブ:高さ2m位で林内では光を求め枝を長くのばし斜に成長しています。虫にとってこの葉はおいしいと見えてほとんどの葉が虫食いだらけです。公園などで見られるのとは樹形や趣がかなり違うようです。10月頃から鮮やかな紅紫色の実が秋の陽に照らされ美しく輝きます。撮影:左から2007/08/11、2007/08/11、2006/10/29
2007年08月12日
ニシキギ科ニシキギ属オオツリバナニシキギ科ニシキギ属ヒロハツリバナニシキギ科ニシキギ属クロツリバナオオツリバナ:実に5個の翼があり、まだ星形のようですがこれから丸く膨らみ9月頃から赤く色づきます。ヒロハツリバナ:実に大きく張り出した4個の翼がありもう色づいていました。クロツリバナ:実に3個の翼があり、そろそろ色づいてきてます。まれに4翼のがあるそうですがよつばのクローバを探すようなもの?念入りに観察したのですが見つかりません。
2007年08月11日
今週、最も嫌なポイントでした。このハイマツの中に顔を突っ込まなければならないんですよ。中心はこの先70mのところにある。イテテッ、イテテッと叫びながら進むんですが赤ちゃんのハイハイのほうがずーっと早い。これは仕事というより拷問だったね。以前はものすごくいい男だったのよ。自分で言うのだから間違いない。でもこんな仕事をしているうちにだんだん変形して怪獣のようになったんですね。
2007年08月04日
ウリノキ科ウリノキ属ウリノキ別に珍しい木ではないが7月の末に花が咲いているなんて思いもよらなかったです。花は7月26日、網走地方(標高600m付近)で撮影。つぼみの写真は6月15日、桧山地方。道南ではもう実が緑からそろそろ藍色に色ずき始まる頃でしょう。
2007年07月27日
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バラ科シモツケ属ホザキシモツケ生育場所は日当たりのよい山地の湿原ということになるが低地でもみられます。地面がぶよぶよしていて足元ぬかります。ヤチボウズに乗っかって進みます。子供のころ飛び跳ねるとブヨン、ブヨンがとても心地よくて結構楽しく遊んでいた記憶がある。毛虫がたくさんいます。クモの巣が顔にくっつきます。蚊にも刺されます。遠くから眺めるているのが無難、絶対近づきたくない場所です。
2007年07月08日
モクセイ科ハシドイ属ハシドイ(ドスナラ)樹皮がエゾヤマザクラなどにとても似ています。北海道では同属のムラサキハシドイ(ライラック、リラ)が庭木としてとても人気がありますがハシドイもまっ白い花できれいなんです。でも10m以上の大木になるせいか庭に植える人いないようです。画像追加しました。 ハシドイのさく果
2007年07月02日
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バラ科バラ属カラフトイバラトドマツなどの造林地でよく見かけます。下草刈りの人たちも除伐せずに残しているようです。心遣いが嬉しいですね。 2007/6/26 網走郡津別町
2007年06月30日
ニシキギ科ニシキギ属ツリバナ(左から1,2)ニシキギ科ニシキギ属マユミ(左から3,4)花はそろそろ散りかかっております。地味な花からこんなに奇麗な実がなるなんて想像できません。いつもゆらゆら揺れている、小鳥たち上手に食べれるのだろうか?。(まだ実はなっておりません、去年写したものです)オートフォーカス、なかなかピント合ってくれません。50枚ほど写して3枚ほどしか合っていませんでした。あー、一眼レフがほしい。(思わぬ出費があってまだ買えないでいる)
2007年06月25日
スイカズラ科スイカズラ属エゾヒョウタンボク花は目立ず樹高は大人の背丈位です。8月の中頃からヒョウタン?の形をした実が赤くなります。
2007年06月24日
ツツジ科スノキ属オオバスノキこの一輪だけです。ほかにつぼみも見当たりません。こんなことあり得ないとばかり懸命に探すがやはりこの一輪だけです。なぜかとても美しく、そしていとおしく感じます。風雨で飛ばされることなく無事実をつけてくれることを祈ってます。
2007年06月18日
ツツジ科ツツジ属ヤマツツジ北海道では南部に自生しています。八雲町熊石、標高160m付近。花冠は鮮やかな朱色で上裂片に濃い斑点があります。園芸種たくさんあります。
2007年06月16日
モクセイ科トネリコ属アオダモ枝を水に浸すと水が青くなると言われているが試したことがありません。雌雄異株、写真の花には2本のおしべばかりでめしべが見当たらない、どうも雄花のようです?。私の住んでいるところのアオダモは最高品質のバット材として出荷されている。植林もしており「バットの森」と呼ばれる山林もあります。
2007年06月10日
バラ科サクラ属シウリザクラウワミズザクラ、エゾノウワミズザクラに似ています。開花時期もほぼ同じだが、木肌や葉が違います。デジカメの中で画像が混在しており、また木肌が暗くぼやけてよく見えません写真だけの判断では間違いを起こしそうです。来週の月曜日からまたまた山奥に入ります。(気楽に趣味を楽しんでいるように見えますが。一応仕事なんです。)
2007年06月09日
バラ科サクラ属サクラ亜属ミヤマザクラ(シロザクラ)ミヤマザクラ、普通、総状花序まれに散形花序が混在する。花は小さく森の緑が濃くなってから咲くせいかあまり目立ちません。でも純白で可憐なこの花はとても清涼感があり疲れた体を癒してくれます。日高地方ではソメイヨシノは育ちません?。気象庁がサクラ開花の観測対象木はエゾヤマザクラです。
2007年06月02日
ホオノキ、ヤマブドウ、エゾニワトコ山々がうっすらと色づいてきました。日ごとに色が濃く変化していきます。ここでは梅雨がありません。台風もほとんどきません。気温30度を超えることもめったにありません。北海道にやっと快適な季節がやってきました。
2007年05月13日
バラ科サクラ属エゾヤマザクラ(オオヤマザクラ、ベニヤマザクラ)検索表で確認しましたが桜の同定は難しく自信ありません。植栽したものでなく自生であることは間違いありません。指摘いただければすぐ訂正します。センボンヤリ(別名ムラサキタンポポ)山林の散策路や林道などで見られるありふれた野草です。踏みつけているはずだが気が付いていないだけでしょう。ごくありふれた赤紫色の別名ムラサキタンポポを載せます。これを見るとなーんだ知っているというはずです。
2007年05月10日
ツゲ科フッキソウ属フッキソウ 撮影日:4/14 4/30 5/04★フッキソウあります。常緑で寒さにとても強くお庭の芝生に最適です。透きとおった白い実(大きさは大粒のブルーベリーくらい)は甘くおいしいです。
2007年05月04日
モクレン科モクレン属キタコブシ(コブシの変種です。) マタタビ?のツルがからみついて重たそう。昨日の大雨がうそのように晴れ渡りました。山から吹き下ろす風もやわらかく暖かいです。山も薄黄緑に染まってきました。雨のおかげでキタコブシがようやく目を覚ましたようです。一気につぼみが開きました。
2007年05月03日
ツゲ科フッキソウ属フッキソウフッキソウ属、日本にはこのフッキソウ一種だけとなっています。高さ20cm前後の常緑樹。か弱く見えますが雪に覆われても凍りついても青々しています。深い緑色がとてもすばらしく心が癒されます。ハルニレの根元が水の流れに削られて倒れたんですね。まだ元気に生きてます。
2007年04月12日
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属ナニワズオニシバリの亜種なのか別の種とするのか?。オニシバリはみたことがない、図鑑で比較するとナニワズとは花も葉も明らかに違います。今日は風が強くてナニワズが大きく揺れる、おかげでピンボケの写真が非常に多い。デジカメはフィルムと違って金がかかるわけでない、ピントは運任せでメチャメチャシャッターを押した。
2007年04月10日
ミズキ科アオキ属アオキ種ヒメアオキアオキ属、日本に1種、ヒマラヤに1種、中国に3~4種。アオキは日本特産と記されている。ヒメアオキ 生育地が北海道、本州の日本海型気候の豪雪地帯の山地となっている。また北海道の場合、さらに生育地が限定されて道南地方のみのようです。私が訪れたのが6月、花か実のいずれかが見られると思っていたが残念です。熊石~乙部の山林。なにせ私のところから300kmもある。再び訪れることができるかどうか?。
2007年04月04日
トチノキ科トチノキ属トチノキ日本の野生種は1属1種のようです。世界では2属約15種(トチノキ属約12種)とある。全国的には珍しい木ではないだろうが北海道では生育地(手稲~銭函以南)が限られている。私がはじめて見たのが余市の山林。とても興奮したことを覚えている。本州方面から来た人たちが白樺やエゾ松の群生を初めて見たときと同じ感覚かな?
2007年04月03日
ミカン科ミヤマシキミ属ツルシキミ葉にジクタミン(ケイレン毒)という毒成分が含まれているとある。実は大丈夫なのかな?。参考文献:薬草カラー図鑑(1~4巻) 伊沢一男残念ながら楽天ブックスでは売り切れとなっている。(アマゾンにはあります。)
2007年03月26日
バラ科サクラ属サクラ亜属ミヤマザクラ(シロザクラ)バラ科サクラ属ウワミズザクラ亜属シウリザクラバラ科サクラ属サクラ亜属エゾヤマザクラ(オオヤマザクラ)右下の写真はエゾヤマザクラの実ファウラ 春号は北海道の野生桜を特集している。チシマザクラ、エゾヤマザクラ、カスミザクラ、ミヤマザクラ・・・また、北海道の自生種から作られた品種も掲載されている。サクラ本番前に見ておくと楽しさ倍増すると思う。北海道ネイチャーグラフィックマガジンfaura(ファウラ)
2007年03月25日
土曜なので朝からはりきって友達の所へ出かけたんだがあいにくの天気に泣かされてしまった。一時は真冬に逆戻りしたかのような吹雪。あーあ、すっかり予定が狂ってしまった。ミカン科サンショウ属サンショウ北海道にはサンショウ属はこの一種類のみのようだ。香辛料などに使われているが、葉をもんでにおいをかむと頭がすっきりするように感じる。子供のころの出来事だが川の魚が延々と浮いているのを見たことがある。誰かがサンショウの汁をを流したんだって話をしていた。で、どんな毒なのだろうと薬草図鑑で調べました。成分にサンショオールが含まれていて健胃剤や防腐剤として働くが毒性もあると書いてある。そんなわけでぬかみそに入れると腐りにくくなるそうよ。
2007年03月17日
「ねこやなぎ」と言うのは別に特定のヤナギの種を指す言葉ではないのよ。猫のように見えればみんな「ねこやなぎ」でいいのです。この場合和名でないから混同しないようにひらがな又は漢字で書く方がいい。人によってはいろんなイメージで見ているのだろうね、動物のしっぽとか、ぬいぐるみなんかもこんな感じのある。私は、ネコよりウサギのほうがいい感じだが。あ、そうそうエノコロヤナギって言うところもあるようだ。子犬のことだそうです。ヤナギの種類ね、冬芽と苞が写っているから同定しやすいでしょ、お任せするよ。冬芽とか花芽をおおう特殊な葉を鱗片葉と言うんだが、芽鱗、苞葉、花葉、果鱗、種鱗などなど、それぞれいろんな働きや役目がある。一番上に紹介している「植物用語事典」に載っているから興味があるならそろえておいた方がいいよ。ヤナギ科ヤナギ属ネコヤナギ自然雑種が非常に多いようで、分類に混乱が見られる。また、雄株、雌株の検索表(日本の野生植物)についても長くなるので割愛します。
2007年03月16日
樹皮のみの写真で樹木を判断できるか試してみました。葉が落ちて冬芽も枝ぶりも樹形が一切わからない写真で同定してみたがかなり厳しい。特にカエデ科、ヤナギ科など、種を同定できないのが結構ある。動物の一部分だけ切り取って名前当てするようなものかな?。でも、とても面白かったよ。左から アサダ カバノキ科アサダ属。 シナノキ シナノキ科シナノキ属。オオバボダイジュ シナノキ科シナノキ属。 サワシバ カバノキ科クマシデ属。左から ホオノキ モクレン科モクレン属。 エゾヤマザクラ バラ科サクラ属。オヒョウ ニレ科ニレ属。 ミズナラ ブナ科コナラ属。
2007年03月11日
まだまだ雪が降るのに、もう花穂がでてしまった。気の早いヤナギですね。何と言うヤナギなの?。「しらーっ・・・」。いろんな名前あるでしょう?。「うん、あるよ」。どうして書かないの?。「2種類なんだけど間違っていたら困るから、おしえなーい」。でも、ヤナギの木、見てきているんでしょ。「・・・」。エッ、もしかして他人の写真、自分で写していないの?。「ご、ご免なさい。m(__)m」北海道にあるヤナギイヌコリヤナギ、ウンリュウヤナギ、エゾヤナギ、エジノカワヤナギ、エゾノキヌヤナギ、エゾノタカネヤナギ、エゾノバッコヤナギ、エゾマメヤナギ、オオバヤナギ、オノエヤナギ、カワヤナギ、ケショウヤナギ、キツネヤナギ、シダレヤナギ、シロヤナギ、タライカヤナギ、タチヤナギ、ネコヤナギ、ヒダカミネヤナギ、ミヤマヤチヤナギ、ヤチヤナギこの中のどれかだね。
2007年03月08日
クマツヅラ科クサギ属クサギにおいの強い樹木は色々あるが、その中でもこの木は強烈なほうだろう。植物が発する臭いを不快に感じてはいけないと思っているのだが、このにおいはつらい。クサギ属クサギ、シュウロウクサギ、イボタクサギ、アマクサギ、ヒギリ、リンドレイクサギハマクサギ属ハマクサギ、ルゾンクサギ、タイワンウオクサギ
カツラ科カツラ属カツラ高さが30m、直径2m以上にもなるよ。囲碁や将棋盤にも利用されていて巨木だから四方まさ目の盤がつくれる。お盆のころからとてもおいしい香りがする、甘い食べ物のにおいがするのよ。どんな食べ物かって言われても答えられないが、とにかくおいしい。みんなもおいしいとかうまいにおいがするっていうから間違いない。で、何の料理だろうって考えるのだが、誰も答えられないの。不思議ですね。この時期のカツラの木、すべてが香るわけではない、今、においがしても次の日は何にも感じない。どんな条件が揃うとこうなるのか私にはわかりませーん?。左 伐採された木から萌芽している状態。 右 そして朽ち果てるとこうゆう風になる。日本にはカツラとヒロハカツラの2種。北海道にはカツラだけです。北海道と他の都府県では、桂の木の香りが非常に違いすぎる。私たちはあまーい香り。この木の近くにいるだけで香りが感じられる。北海道以外は、しょうゆの香り?。
2007年03月07日
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どう、すごいでしょう。ここまで見事に縫合?できるなんてブラックジャック先生も真っ青ですね。依頼先によって樹木の調査方法が様々なの、ここでは、胸高直径、南北一本指し、測る位置がちょうど輪の中心。一本にする?、それとも二本?、悩んでしまうね。カエデ科カエデ属ハウチワカエデ園芸種がたくさんあるみたいなので、メイゲツカエデといったほうがわかりやすいかな?すぐ後ろにある木がエゾマツ
2007年03月06日
ブドウ科 ノブドウ属 ノブドウ関節痛にノブドウの根を焼酎漬けにしたものを局所にぬるとよいらしい。この果実はおいしくない。何でもおいしいという私がまずいっていうんだからぜひ試してほしい。一口メモ草本と木本の違いを明確に分類することは無理なようだ。このノブドウは木なのかそれとも草なのか?って言われても誰も答えたくはいないだろう。なぜかって、断言してしまうと次々と質問が飛んでくるからね。じゃあ竹はどっち?なんてね。木と草とその中間と、両方の性質をもったのが切れ目なくあるんですね。これは草だ、いや木だなんてことは研究者に任せておけばいいんだね。二つに分類している限り決着はつかないだろうから。花の形右上 ノブドウ 集散花序。 右下 ヤブカラシ 散房状の集散花序きちんと特徴をとらえていないから違いがわかりにくいね。ごめんなさい。
2007年03月04日
この樹木わかるかな?この樹皮の写真で樹木名を同定できるだろうか?。写真は4枚あるが樹種は3種類。生育場所 20m四方、高低差 7m 樹高位置は1.0m~1.5mくらいで統一している。いかがですか?、実物を見れば一瞬にしてわかる木ばかりだよ。野草でいえばタンポポ、オオバコ、ツメクサなどのように見慣れている木ばかりだよ。別にクイズをしようってわけではないの、樹皮でわかる・・・。のような図鑑があるが、実際にはほとんど役に立たないと思うよ。まあ、全くないよりマシ。そんな程度だってことかな?。なぜこんなことを書いたかってことなんだが、ここ数日、花序のことあれこれ述べていて気がついたの、くだらないってことに。名前なんてどうでもいいんだね、植物を見て楽しむこととあまり関係ない。ウワーこの花きれい。すごい巨木だー、何百年生きてるんだろう?。自然の驚異や素晴らしさを堪能することのほうが大事なはずだよね。もうすぐ桜だね、これヤマザクラかな?なんて関係ないよ、この木の下で食べる弁当がうまいぞ。この先ずーっとこの木の下で楽しみたいね、だからもう少し自然を大切にしようかなー。このように感じることのほうがとても楽しく素晴らしいのではないのかな?。難解な専門用語を並べて嫌いになられたら意味ないもんね。これからまったく書かないってことではない。知っていたほうがより愉しめるかもしれないと思った時、書くようにするよ。樹種を知りたい人のために、上2枚 ミズナラ、下左からハリエンジュ、バッコヤナギ2007/02/28 撮影
2007年03月03日
ミズキ科ミズキ属ミズキ一口メモ花序(かじょ)と果序(かじょ) 花の時期が終わり、果期になると果序、字を見なければわからない。花序の形を大きく分けると「無限花序と有限花序」。さらにいろいろな花序型に分類されるんだが、花序の形がなぜ大切かというと、科や属がほぼ一定している。そして記憶するのがとても容易で、図鑑で確認する時、とても役に立つ。ミズキは有限花序の多散花序。節間も花柄もはっきりわかるね、これが多散花序の特徴です。シナノキやガマズミやアジサイも多散花序に入るよ。山野草の特徴をとてもわかりやすく表現している素晴らしいブログを時々みかける。植物用語は難解で花のイメージと結びつかない、それに厳格とあいまいが入り混じっている。とてもつまらない表現だね。
2007年02月27日
ユキノシタ科アジサイ属ノリウツギ(サビタ)一口メモこの装飾花、花の受粉前は花柄をねじって上を向いている、受粉が済み結実すると下をむく。虫媒花は昆虫を集めるのに様々な工夫を凝らしているようだ。* 花柄(かへい) 個々の花を支えている枝のこと。ついでに、「花序」は普段何気なく使っている花全体のこと(花梗、花柄も含む)、花がたくさんついている場合、複数の花柄を支えている枝を花梗(かこう)といいます。花序の枝が3段になっていれば「花梗~花梗~花柄」ということになる。うーん、説明不足で誤解されそうだな?。あ、それから例外もあるからね。写真 左 受粉前 右 受粉後私の住んでいる日高地方に装飾花のないノリウツギがあるという。春になったら掲載するからね。
2007年02月26日
ニガキ科ニガキ属ニガキニガキ科の植物はニガキ属とニワウルシ属の二属、日本のニガキ科の自生種はニガキ属ニガキのみ。ニワウルシ属ニワウルシ(シンジュ)は栽培種一口メモ樹木の高さを表現する用語に高木、低木、その中間を表わす中と小がある。現実には、ほとんど用いることはないが林業に携わっている人たちはほぼ一致している、それは、樹種にもよるが50年、100年、200年後の状態を想定してのべている。ほぼ一致という意味は、関わっている仕事によって違いがあるということです。「誤解されると困るので重ねて言います。現実にはこのような主観的な言葉は使いません。高低を問われたときだけです。」だが一般の人達では非常に個人差があり全く意味をなさないこともある。図鑑などの解説も執筆者による違いがあり、全く用をなさないと思う。「高さ5m以上になる高木」、「1~5mの低木または小高木」「5mの低木」これ納得できます?。樹高が記されているのだから高低は必要ない気がする。なぜ、表現があいまいなのかというと植物の適応能力が非常に優れているため。極端な例をあげると盆栽。巨大木も小低木で生育している。自然の中ではもっと複雑でこのような状態を多く見ることができる。だから、樹高や樹齢はおよそというあいまいな表現を用いる方が正しいのです?。
2007年02月25日
エゴノキ科エゴノキ属ハクウンボク樹高 15m、直径 20cm、葉 幅広く大型で20cmにもなる、俗名のハビロはこの葉の特徴をとらえた呼び名です。材の用途緻密で弾力があるので調理器具、器、彫刻、将棋の駒などに用いられる。
2007年02月24日
樹木の図鑑で同定の再確認するわけだがこれがなかなか大変。普通は樹皮と樹形、触感などで判断し、見る時期によって芽、葉、花、実などを加える。実際に私たちが樹木を見る場合、灌木など抵小木以外は下から見上げている。図鑑に載っている葉は真上から写している。これは現実に見ている状態との差は大きい。樹皮についてはほとんど役に立たない、一瞬にして樹形だけでわかる木でさえ 図鑑の樹皮では判断に苦しむ。私が普段使っている名前が違うから、図鑑は単に科、属、和名の確認をするだけにとどめている。そうしないと混乱と不安が増すことのほうが多くなる。アオジナ=オオバボダイジュ、アカダモ=ハルニレ、カタスギ=アズキナシ、ゴンゼツ=コシアブラシコロ=キハダ、セン=ハリギリ、ドスナラ=ハシドイ、ハビロ=ハクウンボク、ソネ=アカシデマカバ=ウダイカンバ、カバノキ類、結構厄介なの、とてもこだわる人がいるんでね。これメジロ、あっちはメグロってね。時々逆らうこともある、十年後はみんなマカバになっているよー。ここで言ってるメジロ、メグロ。これ、野鳥の名前でないよ。 カエデ科カエデ属クロビイタヤ カエデ科カエデ属ミツデカエデカエデ科カエデ属ハウチワカエデ
2007年02月23日
マメ科イヌエンジュ属イヌエンジュ野生のエンジュはまだ見ていない。北海道には自生していないのかもしれない。仕事ではイヌエンジュをエンジュと省略して言っている。マメ科ハリエンジュ属ハリエンジュ(ニセアカシア)ニセアカシアの名のほうがよく知られている感じがする。でも、ニセという言葉は好きになれない。タラノキのようにトゲがある、ハリエンジュの名のほうが木の特徴を表している。この木、種ばかりでなく根からも増えていく(栄養繁殖、栄養生殖)。
2007年02月22日
ツツジ科ツツジ亜科ホツツジ連ホツツジ属ホツツジホツツジ属は日本に一種、北アメリカ東南部に一種。えっ、たったこれだけ?。じゃあ、撮影日 2006/08/24。標高 240m
2007年02月19日
この葉がなぜ変色するのか?解説した本をまだ見たことがいない。仕方がない、自分でいろいろ推測してみることにした。種の起源からたどろうってことではない。そんな大げさなことではないよ。この場合、柔軟な思考は駄目だ、自然界に無駄はない、すべて合理的。このように思考方法を固定してしまう。こうすれば簡単に答えが導き出される。葉の白色化は開花時期だけ、結実すれば消えてしまう。もうわかったよね、昆虫に発信していたんだってこと。ノリウツギなどの装飾花も同じだ。受粉すると裏返しになる。マタタビ科マタタビ上、マタタビの花左中、マタタビの白色化した葉左下、マタタビの実、熟すと橙色になるマタタビ科ミヤママタタビ右中、ミヤママタタビの赤色化した葉右下、ミヤママタタビの実、熟しても緑色のまま変化しない。マタタビとミヤママタタビ、南西部では生育地に高低差の違いがあるようだが日高東部あたりから北は両種が混在している。つまり、平地でもミヤママタタビが見られる。釧路地方まで行くとマタタビはほとんど見当たらず、ミヤママタタビばかりになる。日本海側ではどうなっているのか、まだ確認していない。浜益でミヤママタタビを低地で確認しているが、これは点観測で線としてつながっていない。
2007年02月17日
スイカズラ科キンギンボク(ヒョウタンボク)花の色は咲き始めは白く、だんだん黄色くなる。次々と咲くから白と黄が混在する。この状態を金と銀の花。名前の由来だね。北海道では日高地方が北限ではないかと思う。この実、有毒?。でも甘いよ。毒ってことならジャガイモや大豆も毒よ。加熱しなけりゃ食べられない。梅だって毒、でも完熟すれば食べられる。スイカズラ科エゾヒョウタンボクこの木、稀にしか見られない。去年、花の時期にはお目にかかれず、実も赤くなる頃は訪れることができなかった。今年は、あえるのかな?。
2007年02月16日