フライトプラン
「フライトプラン」 という映画が日曜日放送していましたが、 ネタバレで感想を書くと 無関心な人達はこんなもんなんだろうなぁ と痛烈に感じた 行方不明になった少女の記録が、顧客名簿にも搭乗記録にもなく、乗客、乗務員の誰もが、”主人公は精神的におかしい人”という目でみていました このブログで、 ”エレクトロニック・ハラスメントの攻撃を受けている” なんて、常識で考えられない事を書いている私でさえ、その場所にいて、少女の名前が搭乗記録に載っていなかったら、映画に出て来た乗務員、乗客の様に、”主人公は精神異常者”と思ったであろうと考えてしまう 映画の途中、セラピストの乗客が主人公の介抱をして、何も分かっていないのに、もっともらしく主人公を説得しているシーンもありました 最終的に、少女を捜し出し、連れて歩いている主人公の脇で、それを眺めているセラピストのシーンがあったのですが、 このシーンをみていると、セラピストや、精神分析のうさんくささや皮肉を、かもしだしているかの様に感じました この映画、最後は、主人公の一家を利用して、金銭目的でハイジャックをしようとしていた犯人は死に、それに手を貸していた乗務員は逮捕されましたが、 犯人が警察官だっただけに、現実問題こうした事が起こったら、この映画の様にはいかないのが普通です 最近 ”隣のサイコさん”なる書籍が売られています (随分前には、創価学会も”サイコパスの犯罪”という 書籍出しています)この映画でも、少女を見つけられなかったら、主人公はまさに、 ”サイコさん”だったわけです 結局映画の中では、自分で少女を捜し出し証明出来たから、 ”サイコさんではなかった”事が立証出来ましたが、 立証出来なかったら、最後の最後まで”サイコさん”だったに違いない そればかりか、犯罪者に仕立て上げられていたところです 現実問題こうした事が起こったら、立証されるのは極めて難しく、証明出来ない理不尽な事は世の中数多くあるのではないか?と思ってしまう しかも、この映画の中で、主人公が、「娘と一緒に(飛行機に)乗ったの見たでしょ!?」と叫んでいるシーンが何度も出てきますが、現実でも他人に関心を持つ人間なんてそんなにいないし、誰も覚えていなかったりする 例えば、係員の横にいて”係員がいるから大丈夫” なんて荷物を置いていると無くなって大騒ぎ、「見ていたでしょ!」なんて言っても、係員は全然覚えていなかったりする Sストーカーでも同じで、拝む仕草していたでしょ?変なジェスチャーしていたでしょ?誹謗中傷言ったでしょ?なんて言っても、周りはそんな事関心ないから見ていないし 聞いていないし覚えていない、それで証拠がなければ、ただの”サイコさん”だ 一億二千万以上いる日本人のうち、何人が認識して問題視するか?なんてやってみても、大した事がなかったりする しかも、もっと性質の悪いのが、Sストーカーの工作員が流した噂で、面白がってノリで嫌がらせをやってきていた人間も、数年経つと忘れてしまったりしている 自分が嫌が事をされた事は覚えていても 自分が嫌な事をした記憶は残っていない人が多い だから、”被害をなくそう”なんて活動は無意味に見えるし、笑ってしまう しかも、映画の様に立証出来る可能性はないから、 とりあえず、嫌な奴でも何でも後ろ指さされても、出来るだけ多くの人に影響が出る様にならないだろうか?と思ってしまう