キムチの気持ち*聴神経腫瘍

手術の後遺症は左の顔面マヒ、味覚障害、難聴、眩暈…。退院後はこれらとうまく付き合っていかないといけない



２００４年１０月１２日　　CT、血液検査

身体はまだまだ（車椅子や歩行器を使って歩いてる）でもうちに帰りたい。

ダメもとで本O先生に「今日退院したい！」

と言ってみた。

「えっ！今日ですか～!!」書類が揃わないので却下～！

「明日ならいいですか？」

「ん～～。」　　そしてOKもらった。


やったぁ！！


（どこまで自分勝手なのか…。どの先生も私の意思を優先させてくれる）
家族にあわてて連絡を入れた。



１３日　　退院

せいさんと最後の日向ぼっこ。

「さびしいわ～」「おらんようになったら一人やわ～」

とせいさん。

前のベッドの人も４日後退院予定。

「ご主人と仲良くね」と声をかけた。

その人は頭はしっかりしてるけど喋れない、食べれない、一人で歩けない。つらそうだ。

でもご主人のためにも頑張って生きてほしい。


他の病室にも挨拶に行った。

「外来時には病室を訪ねてね」といわれた。

仕事帰りに主人が迎えに来た。
せいさんは大泣き。
部屋の人に挨拶。
そして
心の中で‘みんな元気で！頑張って生きて！’と言った。

帰りの車の中で本当にもう腫瘍はないんだ！と心の中で繰り返した。


玄関を開けると長女が

‘退院おめでとう，の垂れ幕をつくってくれていた。


嬉しかった。

一番私の帰りを待ってたのが長女だ。








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私もすぐ病院へ行きました。
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