|
カテゴリ:カテゴリ未分類
それは卒業式の朝だった。
ふと時計に目をやると6時半、いつもより早い目覚めだ あぁこれで母校ともお別れか 少し寂しげに呟く俺… 身支度をして家を出る。 この景色、この街並み 最後だと思うと胸が切なくなる。 学校に着き部屋に向かうと 同級生はいつもと変わらぬ様子 卒業式が無事終わり家路に着いてる途中 一人の後輩に呼び止められる。 どうやら俺のことが好きだったらしい しばらく話をしたあと俺は別れを告げた。 後輩は泣き出した。 その顔を見て俺にも涙が込み上げる 人前では絶対泣かない俺がなぜだろう… 別れてからしばらくして涙は止まった ひょっとしたら俺の選択は間違ってたのかもしれない ただ後悔してては先に進めないと自分に言い聞かせた 卒業か… さよなら俺の青春… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.04 21:54:52
コメント(0) | コメントを書く |