ひとり言

この近くに富士見が原台地と云うのがある。ツツジが山全体に咲き誇っていると云う。数年前から毎年、今頃になると出掛ける所です。今年も、ツツジがあちこちで咲いて居る事を聞いています。

きっと、この富士見が原と言う所にも、ツツジが咲いて素晴らしい景色を見る事が出来ると考えました。久しぶりの休みです。私たちは、それぞれ仕事を持っているので、滅多に二人が一緒になるという事はありません。

そんな二人が、そろって休みになったのです。今日は午後には、ある会合が入っているので、それに出席したいと考えていたので、午前中だけなら、出かけられるという事でした。

ここから車で１時間ほどの距離です。想像通り、今がツツジの満開と云う状況でした。とてもきれいな花が一杯です。でも、花には蜂が、叉一杯でした。何という名前の蜂か解りません。

蜂は、此方から攻撃しなければ、襲われることはないと聞いていたので、じいっとして居ました。すると蜂は周りを不気味な音を立てて飛んでいるだけで、すぐに他へ飛び去ってゆきます。

蜂には気を付けて、ツツジの花を楽しんでいました。所で、今頃はワラビの時期でもあったのです。山肌をゆっくりと、じいっと見ていると、ところどころにワラビが生えているのが見つかりました。

ツツジの花も大切ですが、ワラビ採りも、また楽しい物でした。二人で、ワラビ探しもやりながら、ツツジの花を観賞したりするのです。もちろん、母さんはカメラを、私はビデオの撮影をやりながら続けるのです。

時間に追われることもないし、何時頃に帰らねばならないという事もないので、久しぶりの山歩きを十分堪能することが出来ました。この後で、次に赤桶（あこう）と言う所にも行きました。

ここもツツジが綺麗な所として大変に有名な所です。水間神社と云うのがあり、又中央構造線と云うのもあります。地殻の変動が目で見る事が出来ると云って、地肌が飛び出している所です。

地殻の構造が不気味なほどで、地質学者の間ではかなり有名な所らしい。久しぶりのドライブで青葉若葉の山道を走るのは気持ちの良い一日でした。心が洗われた一日だと、二人で話していたところです。今度出掛けるのは何時だろうと相談した所です。