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カテゴリ:オーラの泉
「武士の一分」にご出演の檀れいさん。
国「元宝塚歌劇団のとても美しい女優さんです。本当に綺麗ですね・・・」 美「始まる前につくづくひとり言で、『綺麗だなあ・・・』って言ってたのよね☆ そのあとで『お嫁さんに欲しい・・・』って言ってたでしょ?☆」 国「いや、結婚しましたね、心の中では。美味しいご飯を作ってくれるんですよ、 僕の頭の中では☆」 美「よかったわね☆」 檀さんは、おととし、お父さまを亡くされたため この番組でお会いできるかもしれないと、期待していらっしゃるようです。 江「困らせた娘さんに限って、会いたがるんですよね、亡くなった人にね☆」 国「ということは、お父さんをかなり困らせたと・・・。でも僕は許せるなあ☆」 【スピリチュアルチェック】 ☆ 人生の転機→宝塚に入ったとき。 ☆ 何か怖いもの→人が怖いです。 ☆ 心惹かれる国→昔の中国 ☆ よく見る夢→夢の中に出てくる街があります。 ☆ いまの心境→緊張しています☆ 歩くこともおぼつかないほど緊張した檀さんは 「帰りたい・・・。」とつぶやきながら席におつきになりました。 美輪さんとお会いになるのは、初めてとのこと。 檀「本はよく読ませていただいているんですけれど、先ほど楽屋でご挨拶したときに、 びっくりしたんですね。涙がでてきちゃったんですけれど・・・」 見る間にぽろぽろと涙をこぼされます。 檀「すみません、番組が始まったばかりで早いですよね・・・」 国「大丈夫です、何も気にしないでください。 ・・・今までで、多分、最短ではあると思うんですけれども☆」 檀「なんだろう?観音さまとか、女神さまとか、そういう風なやわらかい空気が ふわっとこちらに来たような・・・。何だか見るのがもったいない・・・」 国「美輪さんにあまり目線を合わせようとはしないですけれども、 それはその優しさを感じてしまったらまた・・・」 檀「一時間保たないかもしれない・・・☆」 美「感度がものすごく高い方だから。わたくしじゃないのよ。わたくしの後ろにいらっしゃる方 マリア観世音菩薩だとかがたくさんいらしゃるの。 そういった方たちの波動を、ご自分のアンテナで感じてしまうんですよ。 そうすると、自分は感情的に悲しいわけでもないのに、故のない涙が、 ただの液体みたいに、泣こうとも思わないのに出てくる。 そういうときには、そういった複雑な交信が行われているときだと思えばいいんですよ」 江原さんとも初めてお会いになるとのこと。 「困らせた娘ほど会いたがる」というお言葉で、さらに緊張されたと。 美「図星を言われるとね☆」 江「不思議なものなんですよね。『父の声が聞きたい』『母の声が聞きたい』と言う人に限って 『そんなに・・・いい子だったのかしら?』というような☆そんなものですよね」 人生の転機となった宝塚音楽学校に入られたのは、高校を卒業されてすぐの1990年。 大学に入るために勉強していても、なぜか満たされず「お芝居がやりたい」と思い立ち、 きちんとお芝居の勉強のできる、これまで観たこともなかった宝塚を受験。 多くの方が子供の頃からレッスンをされている中、檀さんは受験を決心されて たった三ヶ月しか準備期間がないながら合格されたそう。 【王家に捧ぐ歌】 国「合格するという自信はあったんですか?」 檀「あまりにも宝塚という世界を知らなかったので、もう受かるつもりで・・・」 国「試験をやっているときに周りの方の踊りを見て、どう思いましたか?」 檀「上手でした☆」 国「無理かもしれないという気持ちはなかったんですか?」 檀「いえ、そこしかなかったので、そういう気持ちではなく・・・」 国「強いですね。」 美「そういう方なのよ。だから宝塚でどんないじめに遭おうと、どんな意地悪をされようと、 何をされようと。ああいったところは、どうしてもそういったことが付き物じゃない? それをパーンと跳ねつけて乗り越えられる強さを、生まれつき持っていらっしゃるの」 国「素晴らしい・・・。ご両親は反対されなかったんですか?」 檀「『自分の好きな道に進みなさい』ということを小さいときから言われていたので・・・。 すごく私の意見を尊重してくれて。」 ここで美輪さんと江原さん、同時にクスッと笑われます。 江「それは女の子と思っていなかったからね☆お父さんがそうおっしゃっています。 『どうせ男の子だし、簡単に、すぐに突拍子も無いことをやる子だから・・・』 お父さんは寡黙にしていただけで、檀さんの中味はお見抜きですよ。 『ああ、また始まった・・・。まあ思うようにやりなさい』だから声が聞きたいと言われても 『いまさら聞いたところで・・・。聞いたって結局、自分の好きなようにやってきたじゃないか。 これからもそうじゃないか。』って。お見かけと違って、男の子なんです☆」 国「こんな男性がいても僕、迷いますけどね☆」 江「男の子の感覚だし、人生がシード校みたいなもので、ヒョイヒョイとステップを登って・・・。 もちろん、ご苦労はいっぱいありますよ。でも、そんなことは物ともせず。」 国「では宝塚音楽学校に通っているときも、『頑張ろう』と言う気持ちは強かったんですか?」 檀「いえいえ・・・。本当に知らずに入ってしまったので、 『間違っちゃったかな・・・』と思いました」 江「ルールを覚えるのが大変だったんですよね。要は厳しい交通ルールがあるようなものだから、 知らないで入ると、一歩右に出るのでもわからなくなるでしょう? それでご自身、心の中でのた打ち回ってしまわれたんです」 美「宝塚は浮世離れしてるもの。ちょっとでも上級生の人には、お辞儀をするとかしないとか、 礼儀作法がものすごくうるさいでしょう」 国「お辞儀の角度が決まっていたりとか?」 檀「角度は決まっていないんですけども、必ず中指が服の横の縫い目のところに 来ていなければいけない・・・」 美「それはほんの一例よね。一事が万事、宝塚にはいっぱいそういうものがあるの」 辛くとも頑張り抜いた理由とは。 檀「母には弱音をはいたことがあって、泣きながら電話をしたこともあったんですね。 『もう辞めたい』でもそのときに、『ああ、いいわよ。帰ってらっしゃい』って。 まさかそう言われるとは思わなくて、悔しくて『嫌だ、辞めない、頑張る!』って☆」 美「負けじ魂が出るのよね。」 国「すごく強いですね。その優しさが、逆に悔しくなってきて、『じゃあ、やろう』と」 檀さんは、1999年に宝塚の月組の娘役トップに、2003年は星組の娘役トップに。 その道はやはり厳しく険しいものだったようです。 檀「やはり、入られた方は皆さん、トップになりたいですし、厳しいと・・・」 国「自分の心が折れたら、その時点で負け、『もう無理だな』という方も いるわけじゃないですか。そういう気持ちはなかったんですか?」 檀「トップになったのも、突然だったんですね。本当に後ろで踊っていて、 お芝居も大勢の中の一人だったんですけれども、『トップに』というお話をいただいて。 トップになってからの方が大変でした。」 国「江原さんの言うとおり、本当にシードではないですけれども、 突然トップに上がったりだとか・・・」 江「受験でも、長―く努力なさっている方もいる中で、三ヶ月でヒョイとね。 天性のもの、目的があってのことですね。もちろん、ご努力はなさっていますよ。 努力は惜しまない方ですから」 美「天でルールが、プログラムが決まっているの。でも、勘違いしないでいただきたいのは、 『選ばれるにはその本人の資質や気がきちんとしているとき』に、フッと上がれるのよ。 本人自身がマイナス思考で、性格が悪いままで、後ろ向きな気持ちになっている、 そういう人は天のアンテナに引っかからなくて、選ばれないのよ。 天がプログラムをしていて『この子はこうしようかな』といくら思っていても、 本人がマイナス思考になっていると『あ、止めておこう』って、パッと切られてしまうのよ。 チャンスが目の前に来ていても、消えてしまうの。 『いま与えたら、この子はちゃんと必死になって努力をして、心を開いて素直に受け取る』 というときに、スパッともらえるの。これは芸能界だけではなくて、 いろんな社会の人たちがチャンスをつかむかつかまないかということが、 これだということをよーく覚えておいた方がいい。 自分の気魂(きこん)次第なの。だから『だめだ、だめだ』と思っちゃ駄目。 自分で駄目にしてしまうの。必ず『絶対に、そうなる、そうなる』という 明るい希望を持っていると、明るい方に行って、チャンスをつかめるわけ。 檀さんはずっと、そうしていらっしゃると思うのね」 ☆ 受かるつもりで宝塚を受けたというお話、歌舞伎界では名跡のご出身ではないながら 「受かるつもりで入学したばかりの高校をひと月で辞めて国立劇場演劇研修所を受験、 数少ない合格者になった」市川春猿さんという方がいらっしゃいます。 生まれながらにして歌舞伎の空気の中で育った方々の中で、あらゆる努力の末、 現在では素晴らしい女形役者に。 爪の先まで行届いた理想の美しさを顕現していらっしゃいます。 春猿さんも、市川猿之助さんのお弟子になってすぐ、大抜擢をされたそう。 それもやはり、準備ができていたからこそ、もたらされたのでしょう。 【市川春猿 女づくり】 日本一のお金持ち、斎藤一人さんも何があっても「ツイてる、ツイてる」と唱え 常に心を明るくすることを薦めていらっしゃいます。 努力と素直さと明るさ、いつも機嫌を良くして、人のお役に立つためのフットワークの軽さ。 受け取る準備が出来ているところにチャンスがやってくること、覚えておきたいです。 明日に続きます。 ☆ 江原さん、お誕生日おめでとうございます☆ ☆ 12月27日(水)は特別企画「いじめ・ひきこもり・子育て」について。 堀ちえみさんの回は大反響。改めてお二人のお言葉をお聞きできるようです。 「子供は社会の鏡・堀ちえみさん」 ☆ 1月4日(木)は夜6時30分より、「オーラの泉 新春スペシャル」。 假屋崎省吾さん、森公美子さん、YOUさん、中島啓江さん、青木さやかさん、綾戸智絵さん、 松坂慶子さんなどがご出演の模様です。 「オーラの泉HP」 *** フリーページに「オーラの泉の日記」リンクを作りました。 読んでいただける方はこちらへどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 26, 2006 07:04:35 PM
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