6月
「嫌われ松子の一生 6/13」
ポップでノスタルジックな雰囲気の影に見え隠れする狂気を、怖いもの観たさで。
家族関係は、人生で最初に学ぶ恋愛関係。予想以上の、魅力的な映画でした。
「嫌われ松子の一生・観賞
8月
「ゆれる 8/4,25」
劇場で観たい役者・オダギリ ジョーさんと
真剣の上を歩くがごとくの演技を披露する香川照之さんを観に。
お二人共乗り越えるべき同姓の存在が身近にない生い立ちゆえか
かえって互いを強大なものとして捕らえ、追い詰め、追い越す欲望と
その原動力となる守るべき母親への恋慕を、針先のような神経戦で表現されています。
2回鑑賞。
「オダギリ ジョーさん・サムライの系譜」
「ゆれる・観賞」
9月
「オペラ座の怪人 9/16,22」
一週間の復活上映にて。
2回しかお会いできず、ファントムに申し訳なくて・・・と惑い人☆
劇場に足を運ぶ前から、ドラマが始まっているということを教えてくれた作品。
上映を実現してくださった伏見ミリオン座さん、中日新聞社さん、ありがとうございます☆
来年は大阪で、四季ミュージカルとの梯子を希望☆
もちろん当地での上映も、熱狂をもってお迎えいたします。
関係者さま、どうぞよろしくお願いいたします。
「オペラ座の怪人・観賞」
「オペラ座の怪人に惑う」
「マッチポイント 9/16」
「オペラ座の怪人」と同日、同映画館で。
「マッチポイント・観賞」
「マザー・テレサ 9/17」
公開時から観たいと願いつつ、いつのまにか上映が終わっていたのを
地元のNPOさんが十周年記念に選んでくれたおかげで、大画面で。
ノートを取りつつ、滂沱の涙とともに拝見。
「神さまの筆として働けますように」というマザーの言葉は以来、心の指針です。
11月
「パビリオン山椒魚 11/1」
オダギリジョーさんを観に。
天才レントゲン技師と、19世紀のパリ万博に出品された天然記念物・
山椒魚を所蔵するが故に名門であり続ける一族とが織り成す、ジェットコースタームービー☆
「ゆれる」では椅子投げ、「パビリオン山椒魚」では仮面ライダーを彷彿とさせるバク転と
台本にはない、切れて見せつつ計算された表現も愉しめます。
さて、山椒魚をテーマにした作品はあまりない、とパンフレットで監督が語っておられましたが
高校演劇には「山椒魚だぞ!」という名作がございました。
同作品の上演時には仮面の男が背後で息を潜めていそうな劇場の最裏で
ジェットコースターのような暴走シーンで、ピンスポットを操った経験があります☆
12月
これから続く四作品は伏見ミリオン座さんの一周年企画にて。会員は500円で観賞できました。
「間宮兄弟 12/3」
佐々木蔵之介さんを観に。間宮兄弟の住むお部屋が理想という方々、同志です☆
「佐々木蔵之介さん・土は土に」
「RENT 12/3」
「間宮兄弟」と同日、同劇場にて。
ブロードウェイミュージカルの後、山本耕史さんの「チック、チック…ブーン!」の前日に観賞。
「ジーザス・クライスト・スーパースター」、「コーラスライン」が辿る道を
この作品は作者なきまま進むでしょうか。
「人生の転機・山本耕史さん」
「RENT・観劇」
「ブロークバック・マウンテン 12/8」
「カサノバ」を見逃してしまい、ならばこちらをと。
「寝ずの番 12/8」
「ブロークバック・マウンテン」と同日、同劇場にて。
美輪明宏さんが「聖なる怪物」という言葉で表現された中井貴一さんを観に。
艶なる変貌現象を目の当たりにしました☆
「中井貴一さん・聖なる怪物」
「長い散歩 12/17」
小学生のときからのファン、奥田映二さんの舞台挨拶付き上映に。
「奥田瑛ニさん・魔物の倒し方」
「長い散歩・観賞」
「
オーラの泉」で拝見した方々の作品に浴することが多かった今年。
より深く、劇場空間を愉しむことができました。
また、上半期は市内の映画館で拝見することが多かったのですが
「オペラ座の怪人」の復活上映実現以降は「マザー・テレサ」以外すべて
市外にある同一劇場・伏見ミリオン座さんまで足を運んでの観賞となりました。
舞台挨拶付き・復活・アート系の作品上映、会員特典など、
いかに観客の心をつかむか、劇場そのものファンになってもらうことの大切さが
如実に現われた結果ですね。
伏見ミリオン座HP
2007年の鑑賞予定
「敬愛なるベートーヴェン(1/5観賞☆)」
「大奥(1/12観賞☆)」
「それでもボクはやっていない」
「マリー・アントワネット」
「酒井家の食卓」
「蟲師」
「東京タワー」
「オーロラ」
「ユメ十夜」
「300」
ご一緒いただいた方々、ご紹介くださった方、ありがとうございます☆
皆様もよき作品に出遭えますように☆読んでいただいてありがとうございました。
「2006年に出遭った映画・1-4月」
「2005年に出遭った映画」
「2006年に出遭った舞台」