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カテゴリ:オーラの泉
5月15日に誕生日を迎えられた美輪さん。
国「おめでとうございます☆」 美「嫌ぁだ☆、だって24歳になっちゃったんですもの☆ハタチ過ぎたら、イヤ!☆」 国「瀬戸内寂聴さんも同じとのことで、すごいですね、 5月15日は国民が休まなくてはいけないですね☆」 美「とても仲良くさせていただいているの、長いお友達で、面白い方で。 あの方はやっぱり面食いだから、あなたのことをきっと気に入るわよ☆」 国「本当ですか?☆じゃあこの番組に出てもらわないと・・・ ただ、回せる自信はありません☆」 ☆ぜひ、ぜひ☆源氏物語を蘇らせた佳人に、お越しいただくことを強く希望いたします!☆ 国「素朴な疑問なんですけれども 美輪さんは誕生日パーティというものをやったりするんですか?」 美「昔ね、36、7年前かしら・・・」 国「24歳ということは計算が合わないですけれども☆」 美「いいのよ!☆細かいことは☆1度六本木のクラブを借り切ってやったことがあるの。 そのときの写真が何枚か残っているのだけど、見たらすごいメンバーなの。 だって三島由紀夫さんだとか、田宮二郎、岡田真澄さん、森鴎外の娘の森茉莉さんとかね とにかくものすごいメンバーで、びっくりしちゃった。 だから私、写真が大嫌いだったけれど、やっぱり撮っておくべきだなと思ったの」 国「今夜のゲストは僕が出演した『しゃべれども しゃべれども』という映画で共演した 女優さんなんですけれども、23歳の、まあ本当に綺麗な女の子です」 江「素晴らしい映画でしたね。最後のラヴシーン、良かったですよ☆」 【スピリチュアルチェック】 ☆ 自分の性格をひと言で→負けず嫌い ☆ 小さい頃なりたかった職業→これがなくて。 ノストラダムスの大予言が当たるとしたら、私は16歳だったんですけど そのときに死んでしまうんだと思っていたので、未来のことは考えなかったんです。 ☆ この世から無くなると困るもの→カメラとか写真 ☆ 苦手なもの→狭いところ、天井が低いところ ☆ 心惹かれる場所→行ったことはないんですが、屋久島とかに行きたいなと思っています。 とても緊張して、お声も小さくなりがちの香里奈さん。 香「この番組は好きでよく観ているので、まさか自分が出演できるとは 思っていなかったので、すごく楽しみで来たんですけれども もうどうしよう・・・という感じです」 国「映画のロケをやっているときの休み時間などに 『オーラの泉が大好きでよく観ている』という話を聞いていて・・・」 美「お得意さんなのね☆」 国「『じゃあ、出ようよ』と言ったら 『ちょっとどうしていいかわからないし、聞きたいこともたくさんあるんで・・・』 というような。好奇心はあるんですよね。ただ、僕の印象からいいますと 『結構、一人が好きなのかな?』というタイプなんですよ。 僕は『オーラの泉』を始めていたので『あー、ちょっと何かある子だな』という考えを 持ちながら接していたところがあったんですけれども☆」 お二人とは初対面とのこと。 香「TVで観ていてもそうなんですけれども、さきほど楽屋で挨拶をさせていただいて もう本当に、周りが輝いていて、オーラを。見たことはないんですが、オーラを感じました」 美「じゃあ、江原さんのご商売と同じだってことね☆」 香「江原さんは、TVでみてもらっているときに 頭の上の方を見ながら話されるじゃないですか。 『すごいなあ』と思って。それに自分が出るといことが決まったときに 『ああどうしよう。怖い怖い怖い・・・』でも本当にすごく見てもらいたかったです」 国「自分のことはどのくらいわかっていると思いますか?」 香「75%ぐらい。でも自分よりも、もう解られちゃっているんじゃないかと思います」 美「そんなことはないんですよ、私はね。こちらはもう、解るどころか 台所でもどこでもお入りになるから☆」 江「小鳥のように、チョコチョコ食べる姿とかね☆お弁当とかでも残しちゃうのが 勿体ない感じもするんですよね。だけど食べられないからしょうがないですよね」 美「食べられないんですか?」 香「普段ご飯を食べに行くと、皆さんが驚くくらいよく食べるんですよ。 一緒に行くマネージャーさんや男性スタッフと同じ量くらい。家に帰ると本当に食べない」 江「職場でもチョコチョコになってしまって、食欲が薄くなってしまうのは 緊張が結構強いですね。心許せる人といると、いっぱい食べられるんだけれども」 美「このお嬢さんは、もうプライドの塊りみたいな方だから。 ものすごくプライドが高いから、プライドが傷つけられるのが何よりも恐ろしいし 自分も嫌いだし許せないし。そこからいろんなことが発していらっしゃるのね」 江「自分の中にある天使と悪魔をすごく感じると、嫌になったりするでしょう? 『私ってすごく残虐なところがあるのかな?いけない、いけない、そんなんじゃない。 いつも優しい気持ちで』と思っても、時々 『どうしてそんな気持ちが出てくるんだろう?』って、日々葛藤してるんですよね」 香「はい・・・」 香里奈さん、さらにどんどん小さい声になってゆかれます。 江「美輪さんがおっしゃったプライドとかもそうですし 実は自分でも気づかない魂のいろいろな思い出が出てくるんです」 美「今もう、出かかってるの」 香「怖いよー☆」 美しいお顔に、もう涙まで浮かべてしまわれる香里奈さんです。 負けず嫌いな性格とプライドとはどこかで繋がっているようで ご自分が得意だと思っていたゲームでお姉さまに負けてしまったときは 夜中まで十何回もトライし、クリアできずに悔しさを抱えたまま眠ったことも。 国「仕事面ではどうですか?」 香「やはりそういう気持ちは常に持っていないと、成長しないかなという部分もあるので。 『負けないぞ』という気持ちは常にあるんですけど それを外では表に出すということはないです」 国「あまりそういう部分が現場では見えなかったんですけれども」 江「ガードをしていますから☆・・・なにか、小瓶集めみたいなことが趣味ですか? 集めてそのままになってしまったり・・・」 国「それって何処を見ました?☆」 江「ちょっとお家を拝見、お邪魔して☆光ものとか瓶みたいなものがお好きなんだなと・・・」 香「怖いよー☆・・・そうですね、グラスとか」 和風の小物をお好みの様子も見えるそう。 美「若い方には珍しいわね、和のものがお好きだということは」 香「やはり写真などを撮るのが好きなので、そういうときに風情が溢れているものとか 自分が見て『あ、いいな』と思ったものを買ってしまったりとか 取っておいてしまったりとかしています」 写真は無くなったら困るもののひとつ。 香「もちろん、家族だとか友達もそうで。あとは仕事も今、モデルもやっていて。 やはりスチールの撮影になって、写真とは毎日毎日向き合っていて そういう世界がすごく好きなので、無いとちょっと不安だし 自分でも撮るのが好きということもあって」 美「消えゆくものが嫌なのよね。全部、残しておきたいという。 なんでも存在したという証拠、それにこだわるのね。確かなものがお好きなのよね」 香「そうですね。空を撮るのが結構好きで。 一秒後には景色が変わっているじゃないですか。 それは今しか撮れないものだと思いますし 人物の顔もそのときしか撮れないものだと思うので。 だから自分のモデルという職業が好きだし、撮る方も好きなのだと思います」 美「お嬢さんと私はね、正反対なの。私は残るものが一切嫌いで 世の中で一番嫌いなものは写真なのね。つまり、残ることが嫌なのよ。 だから私は映画とかドラマとか、そういう残るものよりも舞台で生で そのときにはそこに存在するけれども、もう芝居が終わると存在しない でも確かにいたわけよね。観た方の心の中にだけ思い出が残るようなね。 『いろはにほへと・・・』ではないけれど、地球のものというのは、移りゆく、儚げでね。 変化というのが、この地球の法則じゃない?変わらぬものって無いんですよ、何でも。 人間も子供から大人へ変わってゆくし、着る物も古くなるし、全てが変化するの。 変化しないもの、確かなものを人間は求めるんだけれど、それはこの世のものじゃないのよ。 だから私と正反対で、確かに、変わらない、そういうものがお好きなのよね」 ☆ いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす 色は匂へど 散りぬるを わが世誰そ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせず 瀬戸内さんが名訳された「源氏物語」や、 美輪さんがご出演の大河ドラマ「義経」の底本「平家物語」のテーマの一つである 諸行無常(この世の中のすべては変化してとどまらないこと。)などを 織り込んだ歌 いろは歌。 このお話で思い出したのがお二人とも親交の深かった三島由紀夫さん。 三島さんと美輪さんは 「大切なことは心(目に見えないもの)が美しいということ」 「大切なことは肉体(目に見えるもの)が美しいということ」という点で 意見を交わされたことがあったよう。 「天上界の美」と麗人を絶賛した類稀な芸術家は 「芸術家は常に欲求不満なのよ」という言葉通り、 さらにさらにと手に入れられないものを 探すべき場所ではないところで追い求める方だったのでしょうか。 続きます。 *** これまでの「オーラの泉の日記」リンク、よろしかったらどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 21, 2007 06:22:26 PM
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