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喝男くんが喝っ!
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ままんの日記 ひろままん1218 さん

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喝男くんの日記

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2012.05.30 楽天プロフィール Add to Google XML

初登板。
[ 2012 春 ]    

 今日は久しぶりに早めに帰宅出来て、TVにて久々にプロ野球観戦。
こんな日に限ってネタが満載。

・東京ドームでは杉内投手がノーヒット・ノーラン。

= 一軍半のメンバーの楽天打線がひどすぎ。バットに当てれないならもっとコンパクトに振れよ。プロだろ?マー君に対して申し訳ないだろ!!

・名古屋では森野がプロ入り初?のサヨナラホームラン。

= 打った森野選手は立派だが、あれだけストレートを続けたらそれゃ打たれるよ・・。
森野も舐められたもんだなぁ。
でも田島投手に勝ちが転がりこんだから、まぁいっか。

とオヤジらしく酒を煽りながら毒を吐き続けた。
日頃のストレスを野次で解消・・・。
我ながら酷いなぁと思う。



 そうしながらここはカープ堂林君でも見て気分を変えよう、とチャンネルを広島ー西武に切り替えところ・・・。

広島リードの終盤、西武のマウンドには愛工大名電出身の十亀投手がプロ初登板した!
いきなり対峙した打者はあの前田智徳。
スリークォーターから投じた速球で見事空振り三振に取った。

次の回も続投し、同郷の堂林選手との対戦も実現。
ここは意識したのか、ストレートの四球となってしまったが無事何とか無失点で抑えた。
ドラフト1位の面目躍如。


私的には、この十亀投手のデビューが一番嬉しかった話題。
選抜優勝時のメンバーながらも控え投手に甘んじ、その後大学、社会人で経験を積みながら、今年晴れてプロデビュー。
この日まで長い道のりだったと思うが、ここからが本番。
あの元メジャーの長谷川、現役メジャーの上原だって高校時代は控え投手。
這い上がってきた経歴の持ち主には、やっぱり頑張ってほしいと思うのは当たり前。
 
これからも長く存分に活躍して、後輩にあたる愛知県の高校球児達にも良い刺激、お手本となる存在でいてほしいなぁと思う。



  • 十亀投手.jpg
  • 十亀投手2.jpg


Last updated  2012.05.31 00:17:37
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2012.05.26

2012 東海大会 観戦記。
[ 2012 春 ]    

 天候が心配された金曜日に春、東海大会が開幕。

ホスト県は岐阜。
長良川、大垣の両球場にて1回戦が行われ、ここは愛産大工が登場する大垣を選択。
当日は高速集中工事と当たり渋滞情報が流れ、久しぶりに電車にて向かう。

久しぶりの大垣北公園野球場。
スコアボードは電光へと変わり、内野のファールゾーンも人工芝が敷かれていた。


 1回戦

 静岡 ー 愛産大工

創部以来初、東海大会への出場となった愛産大工。
対するは古豪静岡。
ここはどうしても見ておきたいカードだった。

試合前のグランド上での練習前、一列になってしっかりと感謝の意を声に出し、一礼をしてから始めるという姿の愛産大工。


先行は静岡。
マウンドには両校エースが立つ。
愛産大は関君、静岡は左オーバーハンドの渡辺君。
やや小雨のなか、試合開始。

初回はともに無得点だったが、早速2回に試合は動き出す。

2回表 静岡
先頭4番小野君が四球、続く5番滝浪君は甘く入ったカーブを強振。
これが先制の2ランとなる。
なおも6番篠原君がH、野選などもあり2死2、3塁から1番山田君が2点THでこの回都合4点を奪う。

3回表 静岡
先頭2番堀内君から3連続2BHで2点。
・調子の上がらない関君から桜本君にスイッチ。
なおも続く静岡の攻撃を無得点に抑える。

3回裏 愛産大
2死から2番真鍋君、3番服部君が連続2BHで1点を返し、4番江森君が詰まりながらも左翼へ2ラン。3-6と反撃開始。
・両翼91mという、狭い球場のギリギリに飛び込んだ江森君の打球。
 しかしこの一発が以後の試合の行方を混沌とさせた効果ある一発だったように思う。

5回裏 愛産大
1番安藤君のHで作った2死2塁で内野送球Eで1点を返し、なおも4番江森君がきれいに2BHで2点。
6点あった差をついに1点差までに迫る。

6回表 静岡
・必死の投球の桜本君に対し、無得点だった打線が捉える。
四球と1番山田君のHなどで作った2,3塁のチャンスに後逸?でまず1点。
なおも四球を挟んで5番滝浪君が左越T2BHでこの回3点。9-5

・その裏愛産大はわずか3球で攻撃終了。
試合の流れが静岡に向きかけたように思えたが・・・

7回裏 愛産大
この回9番代打の山田君が内野Hで出塁して反撃開始。
続く1番安藤君もHでつなぎ、送B後3番服部君が初球を中前THで2点。
なおも4番江森君が3本目の長打を放ち、この回3点を挙げ再度1点差に詰め寄る。

・愛産大8回から工藤君がマウンド。

8回裏 愛産大
先頭7番神谷君が2BHで出塁するも、三盗失敗など疑問の残る攻めで同点機を逃す。

9回表 静岡
4番小野君の2BHで得た2死1、2塁のチャンスに8番渡辺君が自らのピッチングを楽にさせるTHを放ち10-8とする。

そして9回裏

先頭の1番安藤君が三遊間H、つづく途中出場の小澤君が左中間Hで1,2塁。
3番服部君の送Bは失敗、三封されるが4番江森君、この日4本目の長打!
左翼線T2BHで1点。
5番山本君は二ゴロ、ややジャッグルしての送球は間一髪本塁セーフ。
ついに10-10の同点に追いつく。
なおも1死1,3塁で6番稲本君が三遊間THで決着。


 静岡 042 003 001   10
 愛産 003 020 303X  11

東海大会デビューの愛産大工が派手な逆転サヨナラ勝ち!

終盤から武者震いが止まらなくなった・・・。
そして不覚にも最後は目頭が熱くなったこの試合。
 
静岡ナインには失礼だが、愛産大工を見る為に仕事を後日に延ばして時間を作り、大垣まで来た自身にとっては何よりも感慨深い一戦となった。

ナイン全員で勝ち取った1勝。
同校の新しい歴史を刻むにふさわしい一戦だったのでは。

勝因は思い出したらキリがない。
1番安藤君、3番服部君がそれぞれ3安打でチャンスを広げ、4番江森君が4安打、(1HR、3本の2BH)5打点で答応えた。
2打席目のHRから俄然彼の振りが鋭くなった印象だった。
リリーフ登板の桜本君も粘投で試合を作り直し、工藤君も厳しいリリーフでしっかり腕を振って投げていた。
7回の代打山田君の内野H、渾身のヘッドスラもチームを盛りたてた。

最後まで諦めなかった気持ちが、最終回の打順の巡り合わせに表れて1番安藤君から。
難しい場面での小澤君の左中間Hも素晴らしかったし、クロスプレーとなった同点のホームを踏んだ服部君のスタートも良かったと思う。


まさかまさかの大逆転劇。
まさに愛産大工らしい(と言ってはいけないかな?)大胆な勝ち方。
相変わらず小さなミスもあるが、高校野球は勝ってさらに上手くなる。
言い方が悪いかもしれないが、この「不完璧さ」、チームとしての「未完成さ」にとても魅力を感じるし、実際すべての面においてどんどん上手くなってきていると個人的には思う。

昨夏対至学館戦での最終回大逆転負けを喫し、その悔しさを味わっている選手も多く残り、そこからひとつひとつ成長を遂げてきたチーム。
秋の4強から、春選抜21世紀枠としての県推薦校。
そしてこの春の躍進。

必ずや来る夏への弾みとなりうるこの試合の勝利にはただただ大きな拍手をしたいし、感動を与えてくれた選手諸君にはとにかく多大なる感謝したいと思う。
ありがとうと言いたい。



 どうやら静岡高校にとって、自身は”疫病神”的な存在かもしれない。
一昨年秋の対享栄戦でも2-0からの逆転サヨナラ負け・・を目撃。

エース渡辺君、この試合では200前後を投げたのではなかろうか?
しかしベンチは動く気配すらなし。
思うに、再三のリードしながらもリズムを作れない彼に対し、もっとエースの自覚を感じてほしい、成長してほしい、という計らいなのかもしれない・・と思った。
打たれても打たれても、決して逃げずに勝負し続けていた渡辺君。
フォーム、腕の振りが抜群に良かった本格派左腕。
この日「被安打15」が彼のさらなる糧となって、夏への布石となってほしい。

先発メンバー9人中、7人が左。
下半身が大きく、重心を低くして腰をしっかりと回しての振りをする打線には脅威だったし、この試合では痛いエラーもあったが、再三の難しい当たりを処理する守備力はさすが古豪名門、と思わせてくれた。
この試合では脇に廻ってしまったが、力のあるチームだった。
今度は是非甲子園で見てみたいと思う。


 余談。
小雨、平日の試合にもかかわらず、ネット裏の観客数は上々。
なかでもスーツ姿の”それらしき”方々が異様に多かった。
某球団の某スカウト部長が熱心に観戦されていたのにはやや驚きだった。
近年この東海地区から隠れた逸材、好選手が輩出されているのも理由にあるよなぁ。

以前新聞報道で、愛産大工の服部主将が、
「見られている事、注目を受けている事が嬉しい」
というコメントを残していたのを思い出した。
今後、この東海地区の試合でさらに多くの”それらしき方”の姿があってほしい。
それが選手達の成長へとつながるのであれば大歓迎!





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Last updated  2012.05.27 01:06:46
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2012.05.22

2012春 尾東大会 決勝戦。
[ 2012 春 ]    

 20日の日曜日、久しぶりとなった春日井球場まで足を運ぶ。

 尾東大会 決勝戦

 春日丘 ー 瀬戸 を観戦してきた。

毎年夏にはチーム力をつけ、強豪相手にも善戦するイメージを持つ公立瀬戸。
今大会でも準決勝で栄徳に競り勝っての決勝進出。
県大会2回戦敗退ながらも、相手中京に対して善戦した春日丘に対し、瀬戸がどう戦うかに注目しての観戦となった。


 先発は両校エースを温存。
春日は右本格派の河原君、瀬戸は同じく右の佐野君が先発マウンドに立った。

初回、瀬戸佐野君はやや緊張気味だったかな?
2死2、3塁のピンチを招くが、無得点に抑える。

3回までお互いRは出すが、投手が好投して無得点。
試合は4回に動く。

4回裏 春日
先頭5番松井君が四球、その後2死3塁として8番河原君が初球を左越T2BHでまず1点先制。
なおも四球などで2死2、3塁から1番関本君が詰まりながらも右前TH、2点を追加しこの回都合3点を取る。

5回表 瀬戸
1死から3番直井君が1,2塁間H、四球を挟んで2死1,2塁から6番鈴木将君が右前Hするも、右翼手関本君がストライクのバックホームで本塁憤死。

6回裏 春日
1死から7番荒木君がH、送Bで二進後、9番上田君が初球を中前THで1点を追加して4ー0とする。

 セーフティリードを貰ったかにみえた春日河原君だが、7回突如ピッチングを狂わせる。

7回表 瀬戸
3,4、5番と三連続四球で無死満塁。
・ここで春日マウンドにはエース肥田君が。
続く2者を連続S.Oにとり2死までくるが、8番佐野君が初球を右前THでまず1点。
続く9番鈴木聖君も押し出し四球をとり2点を返し2-4。

7回裏 春日
先頭2番松田君がHで出塁。
この後四球などで1死1、3塁から5番松井君が2者を返すT3BHで2点。
なおも代わった阪本君から6番佐野君がスクイズ。これが成功して3点目。7-2とリードを広げる。

8,9回を肥田君が瀬戸打線をしっかりと抑え試合終了。


 瀬戸 000 000 200  2
 春日 000 301 30X  7
  
 春日丘H9、瀬戸は6。

ともにエラーはなかったが、瀬戸は8回、春日は5回以外毎回ランナー。
やや荒れ模様の一戦だったという感想。

春日の河原投手、しっかりと腕を振って投げる本格派。
先が楽しみな投手という印象を持ったが、この試合では与四死球が9。
力のある球を投げるが、制球力という課題がしっかりと表れたマウンドだった。
終始リズムに乗れないピッチングだったが、フォームは実に綺麗で下半身も安定し、特にトップからの腕への力の入れ方がとても良い感じだった。
もう一成長して夏にはエース肥田君をフォローできるような投手になってほしい。
個人的には前にも思っていたが、捕手の佐野君の安定感ある守備力が目についた。
先の県大会とは打線も変わっていたが、県大会には出ていなかった関本君が3度出塁して1番としての責務を果たしたりして、攻守にわたっての活躍が目立っていた。

再度肥田投手を見る事ができたが、彼の腕から投げる球の角度がとても良かった事に気づいた。
本来球筋がいいなぁ、とは思っていたが。
今はまだ丁寧に投げているという感じを持つが、もう少しパワーアップをしてくると先がとても楽しみ、だと思う。


公立ながら瀬戸は身体も大きく、野球センスがある選手が揃っているという印象を持った。
先発した佐野君、球速はないもののしっかりとインコースをつく球がとても良く、春日打線もこの球には手が出なかった。
しかしながら中盤以降にはこの球がなくなり、幅が狭くなった感じがしたのは残念。
緩く大きく曲がり落ちるカーブとのコンビが良かっただけに、序盤の良いイメージを忘れず、次に繋げてほしいなぁと思った。

この日は投げなかったエース直井君は3番で2安打。
彼を含め、1番阪本君4番清水一君などもパワーがありそうなスイングをしていたし、二塁を守っていた針谷君の元気の良い声がグランドに響き、ムードを高めていたのも好印象。
チームバランスとしては、県内公立校内でも高い位置にいるのではないかな?
正直、このチームが秋春の県大会に出て来れなかったのが不思議に思う。

今年夏も「やってくれる」様なムードを秘めたチーム、という感想を持った事を書き残しておきたい。



・またまたケチをつけ加えてしまうが・・・
主審のジャッジには何度か?、首を捻ってしまう場面が多かった。
高校野球においては、審判の判定が選手の成長を左右するのでは?という持論を持っている。
特に投手のそれに強く思う。

肯定的に考えれば、県内審判の判定の精度が高くなればなるほど、選手達の質も向上するわけだから、是非良い流れになっていってほしいと思う。

お暑いなか、半ばボランティア精神で頑張っておられる諸氏達には本当に頭が下がり、のんびりスタンド観戦している者が申してはならないのかもしれないが。
ここは県内高校野球発展の為にも、是非もうひと頑張りしていただきたい。



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Last updated  2012.05.22 18:05:13
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2012.05.17

愛知大学野球 観戦記。
[ 2012 春 ]    

 15日、瑞穂球場にて行われた、

 名城大 ー 中部大 3回戦を観戦。

かねてからもっと見たい、と思っていた大学野球。
日程的に高校野球と被る為、開幕カード以来の観戦となった。

1勝1敗で迎え、負けられない3回戦。
先発は名城大が2年生の河野君、中部大は4年生の平塚君という右の本格派同士。
河野君を是非見たい、という願いが叶った。

初回、先行の中部大が四球と3番清水君のHで2死1,3塁とチャンスを迎えたが無得点。
河野君、ストレートは140前半。
躍動感あるフォームから、しっかりと腕を振って投げる球は速い。

名城は三者凡退。
平塚君、安定の立ち上がり。4年生の風格を感じる。
ストレートは130後半ながら、丁寧に投げる印象。


2,3回と無得点に抑える河野君。
力投を続けるが、細かいコントロールがなく球数が多い。

3回表 名城
2死から1番馬場君がH、二盗成功後2番野田君がHでつなぎ1,3塁から3番橋本君が中前THで1点を先制。

4回表、先制点をもらった河野君、組み立てを変え変化球を多投しながらのピッチングで三者三振(S.O)に抑え片鱗を見せてくれる。
特に6番小松君に投じたストレートは素晴らしかった。

5回表 中部
先頭7番伊藤君が中前H、続く8番細川君の送Bは野選を誘って無死1、2塁。
送Bで進塁後、1番松岡君が中犠飛で同点に追いつく。
・河野君、伊藤君を変化球2球で追い込んでから、直球を狙い打たれた。
 やや軽率な一球のように見受けられた。


 前半は1-1。
平塚君はH6本を献上するが、しっかりと最少失点に抑える。
河野君も被安打4。


後半の入り、6回も両校無得点。

7回表 中部
先頭6番小松君が1,2塁間H、送B後2死2塁から9番に代打神鳥君。
これが当たり、右越T2BHとなり1点を勝ち越し。
・享栄出身1年生の神鳥君、フルカウントからの直球をフルスイング。
 パワーを見せつけた。
名城はここでリリーフ角屋君を送り後続を絶つ。

8回表 中部
この回頭から名城、3番手水谷亮君。
先頭2番奥村君の内野ゴロを送球E、無死2塁。
続く3番清水君は強行、中前Hでつなぎ1,3塁。
ここで4番村瀬君がTHで1点。
なおも1死1,3塁から内野ゴロで追加点。2点を取って4ー1とリードを広げる。

9回裏 名城
後半も平塚君の好投に無得点の名城。
先頭5番牧内君が左中間Hで出塁、続く6番黒澤君も四球で無死1,2塁とチャンスを広げたが、後続なし。
・ピンチにふたりの打者をKに取り、抑えた平塚君。
 この回からマスクを被った菱田捕手のインサイドワークが良いのが印象に残った。


 中部大 000 010 120 4
 名城大 001 000 000 1



ともにHは8本づつだが、効果的に出た差がスコアに反映された。
中部大平塚君は完投勝利。
 
この試合で優勝に一縷の望みがかかり、河野君を先発に送った名城だったが、対する平塚投手の「上手さ」にやられた感。
4年生投手としての経験値、ピンチにも動じず丁寧に低めに投げてくる平塚君は、実に”大人”。
投手としての技量という点では、まだ2年の河野君と比較しても「一日の長」を感じさせてくれた。


対照的に河野君には勝ち越し点となった神鳥君に対峙した一球など、やや若さを露呈した感じだったが、評価通り素材はやはり一級品の好投手。
投げる度に大きな雄叫びをあげながらの投球には気迫を感じ、好感が持てた。
彼のこれからがとても楽しみ。

この両投手が見れて本当に良かった。
愛知県内でふたりとも投手として「上」を目指せる選手。
これからも怪我なく順調にいってほしいと思う。

他に印象に残った選手として1年生の神鳥君を挙げておきたい。
身体の大きさ、打球の速さ。
1年生とは思えない程の迫力だった。
代打でチャンスをしっかりとモノにするところなどは、流石に1年からベンチ入りするだけの事はある。
今後もリーグを盛り上げていってほしい存在のひとり。
頑張ってほしい。



 今や高校野球とはまた一、いや二レベルも上の野球をする感ある大学野球。

ずっと以前に見た時よりも明らかに上の野球をしており、観戦していてとても楽しかった。
内外野手の守備位置の深さひとつ見ても、木製バットながらも各選手諸君の努力でパワーが向上している証。
あくまでも学生野球なので、攻守交替も早くて清々しい。

このような若き前途ある選手達のプレー、成長を見ていると、またさらに「上」の野球には物足りなさを覚え、足が遠のいてしまうのは否めないな・・・。










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Last updated  2012.05.17 11:46:53
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2012.05.12

2012 春季県大会 総括。
[ 2012 春 ]    

 東邦の優勝で終わった春季県大会。

表題にある「総括」と言うにはいささか試合を見なさ過ぎの感はあるが。
個人的に思った事をちょっと書き残しておきたい。

今大会一言で述べるのなら、「公立勢の躍進」。

ベスト8進出校、夏の大会のシードを獲得した公立は4校。

 豊田西・向陽・半田・豊田工
 
決してくじ運ではなく、強豪校と言わしめるところを破ってのベスト8。
豊田西は享栄。
向陽は中部大一、愛知啓成。
豊田工は愛産大三河、そして名電までも。
これらの私学を打ち破った出来事には、驚きと同時に公立校の力がどんどん上がってきた事の裏付けを感じさせた。
半田も地区予選で大府に勝って堂々とシード校として2勝。

この他にも高蔵寺、刈谷、大府などは例年の如く、バランスのとれたチームを作り上げているし、愛知商、国府、三好なども十分に強豪私学と渡り合える力を持っていると思われる。

 かねてから願っていた”底上げ”がこの公立校から湧き上がってきた感がある。

大会50試合中、コールドでの決着は僅かに7試合。
例年の県大会に比べて少ないような気がする。
これも28校の公立勢が、臆する事なく私学と戦えた事にあるのではないだろうか。

特筆されるのは、向陽と豊田工。
県大会常連とは決して言えないこの2校の活躍が、他の公立校への大きな励みとなってくれていると信じている。
公立校の益々の力の向上を願ってやまない。


 逆に苦戦を強いられた私学勢。
「4強」のうち中京大中京、享栄。
そして愛知啓成、至学館、愛産大三河などがノーシードで夏を迎える事となった。
今大会中でのくじ運のなさなどもあったが・・・。

地区大会での覗き見観戦で中京と中部大一の対戦を見たのだが、まるでラグビースコアのような結果、何とも言いいようもない内容に早々とグランドから足が離れた。
これが大会の試合でも反映されてしまったのかな?

名電も今大会でのテーマは濱田君につづく投手作りだったのだが・・・。
本当に強いチームというのは負けない、というのが持論。
死角なし、とは言わせたくない。
正直言って濱田君をただの一度もマウンドに上がらせなかったのはちょっと理解しかねる。
(故障しているのならわかるが)
あくまで個人的な意見だが、今チーム、県内では無敗を貫いてほしかったなぁと思う。


大会前に一番に注目していた至学館。
見ることは出来なかったが、昨年同様に継投で挑んだ模様だが。

以前にも述べた事があったが、
「一試合で3人の投手を投げさせると、誰かひとりは必ず調子が悪かった」という語を残したのが元名電監督、中村氏。
この継投策は選手達が話し合って決めているらしく、それはそれでとても頷けるし肯定的。
でも、個人的にはもうひと頑張りしてもらって、経験豊富な3人の3年生投手達がそれぞれ一試合を投げきる試合を見たい願望がまだある。
ノーシードからの戦いにもなるし、勝ち上がれば連戦も必至。
そんな至学館の野球も見たい。

他にも昨年夏のベスト4の豊川、好投手擁する愛知、誉などもノーシード。
夏にはどんな戦いを見せてくれるか、にも注目したい。


東邦、愛産大工に関しては、まさに結果の如し。
厳しい相手にも勝って上がってきたし、強かった。
勝因はやっぱり豊富な投手陣の活躍だったのかな?

2008の印象が強く毎年打力を前面に掲げている東邦だが、この春は戦った5試合の相手投手に力量があった事も理由なのだが堅実に戦えたのが功を奏した感。
今チームの打線の真価は東海大会で問われると思う。

愛産大工には、もう沢山観戦記で書かせてもらったので割愛。



 今年は愛工大名電の濱田君という全国区の投手が存在しているが、負けじと他校にもなかなかの好投手が揃っている事に間違いはない。
ここ数年で一番の「投手豊作の年」なのではないだろうか?
見た試合は少なかったにもかかわらず、たまたま確率が良かったのか、おっ!と思わせる投手との出会いが本当に多かった。
ネット裏にも「・・買い」と比喩したら語弊になるかな?
例年にも増してその関係の方々の姿も多かったように思う。

やはり高校野球は投手が試合を作り上げる上での一番の主役であり、(まぁ当たり前か・・)
今大会、例年に比べて大差のつく試合が少なかったのも、各校の投手達の頑張り、力があったからだと思っている。

これから夏までは残り少ないのだが、特に投手にとってここからの調整が一番大事な時期。
本番で持てる力をしっかりと出せるように日々の練習を過ごしてもたいたい。



 夏にはまた新しい顔で戦ってくれるのが高校野球の面白さ。
ここから夏までの時期、この短期間に確実に上手くなる高校生。
県大会不出場組にも十分力を持ったチームもある。

この春県大会を顧みて、今年の夏には昨年以上の激戦、波乱を予感する。
という感想を以てまとめたい。



 
最後にまたまた独断で選んだ今大会の敢闘チーム。

 ・愛産大工
 ・向陽
 ・豊田工

以上3校をこの2012の春の思い出とともに、この日記に書き残したい。







 






















Last updated  2012.05.12 13:06:24
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2012.05.10

2012 春季県大会決勝戦。
[ 2012 春 ]    

 去る4日、岡崎球場にて行われた県大会決勝戦


 愛産大工 ー 東邦


 愛産大工初の決勝進出という事で、記念に書き残しておきたい。



 愛産 010 000 000  1
 東邦 100 010 30X  5

 
試合経過は簡素にまとめて。

1回裏 東邦
四球で出たRを三塁におき、4番柴田圭君は平凡な遊飛。
捕球してチェンジかと思いきや、塁審が落球とみなして記録E、東邦1点先制。

2回表 愛産大
2死から7番真鍋君が2BH、続く8番神谷君の際、W.Pで2R一気に本塁生還。1-1の同点。

5回裏 東邦
Eで出たRを2番三倉君が左翼線T2BHで1点。
・左翼手小澤君、懸命に走ってグラブに当てたが収まらず。

7回裏 東邦
愛産大リリーフした二人の投手から、H5本集め、3点を追加。
試合を決定づける。


愛産H11、東邦9。
愛産E5、東邦2。



得点経過だけを書くとこれだけなのだが、試合時間は2時間40分越え。
毎回のように塁を賑わせた両校、お互いに三者凡退は1回づつ。
愛産大が終始東邦先発丸山君を攻めながらも攻略出来ず、試合の流れが傾いた終盤に東邦が追加点。

良くも悪くも非常に内容の濃い一戦だった、という感想。

まずは初回。
捕球したのを確認した筈だったのだが、顔を上げたらランナーが一塁で1点。
???
近くで観戦していた某校の選手に聞いたら「落球」という。
不可思議な判定。
記録はE。
ベンチ前では遊撃手山本君が監督から叱責を受けていたが、ちょっと彼には気の毒なワンプレーだった。

東邦先発は、秋の東海大会でも投げた丸山君。
秋と比べて身体が締まったかな?
面影とは全く違う彼で、オーバーハンドからのフォームもフィットして直球は常時130後半を計時。
中盤までスライダーが決まらず、愛産打線に毎回Hを許すも8回途中まで1失点。
今大会エースナンバーを背負った彼が、しっかりと試合を作った。

対する愛産もエース関君が連投でのマウンド。
初回の不本意な失点はあったが、以後交代する5回途中までH3本に抑える。
前日と違い、やや調子は落ちていた感。
初回先頭打者にいきなり四球を出したが、この後も崩れる事なく投げれたのは成長した証。
自らのEで招いた3回1死3塁でも、東邦の3,4番を打ち取り無失点。
特に3番松井君を見逃し三振にとったインコースへの1球は力があってナイスボールだった。

二番手で登板した工藤君もサイドに近い投げ方からいきなり138キロのストレートを投げた。
秋にも見て「速い球を投げるなぁ」と思っていた。
もうひとつ制球力がつけば、これはいい投手になるよなぁ。
左の桜本君を含め、愛産の投手陣が充実していて、これはやはり”夏”に向けての大きな強みだと思う。

打線も丸山君に対してもう一本出ず。
8回まで毎回H。
1点を追う7回には2死満塁で6番稲本君の当たりは右中間。
いい当たりだったが、あいにくの逆風。
風に圧されて失速したのは実に不運だった。

初回いきなり1番安藤君が2BHで出るが、3バントさせるも失敗して無得点に終わるなど、やや雑な攻撃もあったが、まぁ良い意味で見慣れた。

今はまだ「粗粗しい」が、「荒々しい」攻撃になってくれればいい。
これが愛産大工の大きな魅力だと思っているから。

まずは来る東海大会で存分にバットを振ってきて”愛産大工”をアピールしてきてほしい。


東邦の打線も秋からかなり変えてきていながらも、今大会1番を打った関根君がリードオフマンとしての存在感を表すなど、やはり選手層が厚いなぁという印象を持った。

流れが来た8回の攻撃における主軸の連打にも「強打東邦」を垣間見た感。
隙をついての走塁力なども加味しながらの攻撃力はさすが。

東海大会でも是非優勝を目指してほしい、と思う。



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Last updated  2012.05.10 10:52:06
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2012.05.07

2012 春季県大会準決勝 観戦記 2
[ 2012 春 ]    

 3日岡崎球場にて行われた準決勝、

 第2試合

 東邦 ー 豊田工 を観戦。

前日には選抜帰りの愛工大名電に9回逆転サヨナラ勝ちをし、あっと驚かせた豊田工。
この試合も4強の一角との対戦。
2試合連続で大物食いを出来るか?に注目。
対する東邦も、東海大会進出を賭けた一戦。

ここは豊田エース伊藤君が東邦打線にどう挑むか、に着目しての観戦となった。

 東邦先発は右サイドハンドの竹中君。
初回、無難に三者凡退にとる。

1回裏 東邦
1番関根君が初球いきなりのD.Bで出塁。
2番三倉君の際、伊藤投手ボークをとられ進塁。
内野ゴロで1死3塁から3番松井君の際、W.Pで東邦難なく1点を先制。
・マウンドの伊藤君、いきなりの「ひとり相撲」で1点を献上。
 先制点となったW.Pがこの試合最速の136を計時した。

2回から伊藤君が安定し、4回まで1番関根君の2BH1本に抑える。
対する竹中君もナイスピッチ。
クロスに入る球に力があり、大きく横に曲がるカーブが冴えてこちらも被安打1。

5回裏 東邦
1死から7番小川君が初球を中越3BH。
続く8番原田君が左犠飛で1点を追加。
・犠飛はファールゾーンでの捕球。これは仕方ないかな?

後半の両投手の好投でHは出るが後続なしで無得点。
豊田伊藤君、7回の終盤にも136のストレートを投げ、馬力ある投球を披露。


 試合は2-0のまま終盤。

8回裏 東邦
先頭8番原田君が左前Hで出塁。
送Bで二進後、1番関根君のセフティ気味のBは意表をつき、これが内野Eを誘ってホームイン。貴重な追加点で3-0とする。

9回、豊田工は3人で終わり、前日に続いてのサプライズはなく試合終了。


 豊工 000 000 000  0  
 東邦 100 010 01X  3
 

最少点ながらも先制、中押し、ダメ押しと効果的に加点した東邦の勝利。
まずは竹中君の好投が挙げられる。
被安打はわずかに3。与四球も1でこの試合出したランナーはわずかに4人のみ。
スピードこそないものの、緩急のつけ方が上手かった。
どんどんとストライクを先行させ、気持ちよく投げていそうでテンポも良かった。

以前から彼を見てて思うのだが、対右打者にはクロスに投げる直球、変化球と抜群の制球なのだが、やはり対左の時の対応がどうするのか注視していた。
昨秋の県大会、そして地区予選の覗き見で、左に痛打を浴びていた試合を見た為なのではあったが、シンカーのような球筋のボールが効果があったように思えた。

・これは独断だが、彼のようなタイプには、もっとプレート板の61cmを有効に使ったらいいんじゃないかな?なんて思う。
特に対左打者には一塁側寄りに軸足を置いて内外角に投げ分けると、球の出方も違ってくると思うし、どうかなぁ?という感想。

選抜甲子園で4強まで進出した健大高崎の左腕三木君が軸足を三塁側に置いて投げ、これが相手にはとても打ちにくそうだった・・・のを思い出す。

 まぁ、素人の独り言もたまには書き残したい。



豊田工伊藤君も被安打わすかに6。
結果に表れているように、東邦打線に打ち崩された感は全くなく、本来の力を出せたのではないだろうか?
大きく強そうな体躯からのストレートには球威が充分感じられる。
投げにくい対左へのインコースの制球力もあったし、こういう球をしっかりと投げられるので、いい当たりをしても野手の正面をつく、というピッチングの基本を見せてもらった感じがした。

この伊藤君を中心とした豊田工の守備力にも強い印象を持った。
9回に華麗なサインプレーで2塁ランナーを刺した場面にも拍手。
強豪校相手に今大会を勝ち進んだ背景には、このしっかりと練習した守備があったのではないだろうか?

試合後、ネット裏にも深々と一礼をして大きな拍手を浴びた豊田工ナイン。
シード校として出場する夏が待ち遠しい。
さらなる成長した姿を是非見たいと思う。





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Last updated  2012.05.07 14:50:35
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2012.05.06

2012 春季県大会準決勝 観戦記 
[ 2012 春 ]    


 前日の雨、当日の天気予報で行われるのが危ぶまれていた3日。
曇りがかっていたが雨はなく、車を飛ばして岡崎まで向かった。


 準決勝  

 豊田西 ー 愛産大工

前戦には桜丘に9回逆転サヨナラ勝ちし意気上がる豊田西と、秋に引き続き県ベスト4に進出した愛産大工。
春の東海大会出場を賭けた試合となる。


初回、両チームともひとりのRを出したが無得点。静かな立ち上がり。
愛産は関君、豊田は小川君のエースが先発。
・小川投手、長い腕をしっかりと振るオーバーハンド。
 変化球の緩急のつけ方が上手い投手。

2回裏 愛産
先頭4番江森君が初球を中前H、送Bは失敗したが、6番稲本君が甘いカーブをとらえ左翼線Hで1,2塁とするが続く眞鍋君の強い打球を二塁手岩澤君が華麗に捌き4-6-3のゲッツーにとる。

・3回、愛産関投手はエンジンがかかり常時直球は130後半を計時。

早い試合展開で前半終了で0-0。 45分しか経過していない。
両投手が早いテンポでどんどんストライクを投げてくるので早打ちとなる。
特に関君は7奪三振、そのうちS.Oが5という素晴らしい内容。

6回、後半の入りもわずか7球で仕留める関君。
これが攻撃にもいい影響を与えたか?

6回裏 愛産
先頭9番関君がボテボテの当たりが内野Hとなり無死1塁。
つづく1番安藤君がふたつの送Bを失敗後、甘いカーブを強振。
これが左翼への2点HRとなり、2点を先制する。
なおもEなどで3塁にRをおいて、4番江森君が中犠飛で1点追加、3-0とする。

関君のピッチングにチャンスが作れない豊田西。
後半も尻上がりに調子を上げてくる彼の前に凡退が続く。

・8回から豊田マウンドには二番手衛藤君が。
 大きくインステップをする右サイドハンド。
衛藤君、ナイスピッチでRひとり出すも、3つのS.Oを奪う。

9回表 豊田
先頭9番土屋君が絶妙のセフティHで出塁するも、最後の打者岩澤君がS.Oにとられ試合終了。


 豊田 000 000 000  0
 愛産 000 003 00X  3


愛産関君、被安打4、奪三振10。完璧な内容で完封。
いやぁ、初めて彼を見た1年前から数試合見てきたが、この日が最高のピッチング。
成長の証を示してくれた一戦。
制球にやや不安があり、四球からリズムが崩れていた彼が無四球での完封。
今大会通じて、とにかく丁寧に投げているのが感じ取られた。
力を入れればもっとスピードが出ると思われるが、ここはチームの勝利優先、という感じだったかな?
この試合でのピッチングを忘れず、今後にも活かしてほしい。
右投手ではやはり県ナンバーワン。
絶賛、という言葉に値するような素晴らしいピッチングだった。

豊田の小川君も久しぶりに見たが、力強い球をコーナーに投げ分け、とにかくインコースへの制球も良いのが好印象。
打撃力が著しく上がった高校野球界。
これからはインコースにきちんとコントロールされた球を投げれないと抑えられない・・という持論を持つ身にとって、この日の小川君には何度も小声で「ナイスピッチ!」と繰り返した。
痛恨の一発は肩口からど真ん中のカーブ。唯一の失投が残念だった。

地区大会に一度見た時の豊田西は、例年に比べ?のような感じがしたが、県大会から強い私学を次々と倒しての4強。
自分の「見る目のなさ」をつくづくと痛感させられた。
旧チームでは1番を打ち、リードオフマンだった岩澤君。
予選では6番を打ち、精彩を欠いた感だったがこの試合では抜群の守備で光っていた。
打球への反応が素晴らしく、これは2年生時にも感じていたことだが、抜ける!と思う打球も追いつき、この日も2回のピンチでのベース寄りの強いゴロをバックハンド捕球、ゲッツーにとった場面には驚いた。
センスの高さをアピールしたワンプレーだった。

彼をはじめ、投手の小川君、捕手の土屋君などと組む「センターライン」に強みを感じる。
公立の雄の名にふさわしいディフェンス力を持つ同校に、例年のごとく夏にも期待したい。


愛産大工、この勝利で東海大会進出。
本当に良かった。新しい歴史が刻み込まれた。

前戦中京戦にもみせた「粗さ」がこの試合でも露呈し、バントの失敗が目立った。
この失敗が先制の2ランにつながるところが同校らしいのだが・・・(苦笑)
でもこの”未完成さ”がとても魅力的。

粗いながらも、ここぞという時の集中打には本当に凄みを感じるし、中京をはじめソツのない野球を目指すのがこの愛知県の野球なのだが、まぁ今現在だが、これに反目しているところが好きなんだなぁと思う。

勝つ時は派手に勝ち、負ける時はパッと散るような・・・。
(これは失礼なら謝ります)
監督はじめ指導者の方々はこういう野球を目指しているわけがないし、”堅実に勝てる”事がトーナメント大会を制する手段であり、これが甲子園に直結するのが高校野球。


でも本音で言わせてもらうと、こんなカラーを持ったチームに県代表として甲子園の土を踏んでほしいなぁ、と思う。

その布石となるようなこの春の東海大会進出。
まだまだ成長過程。
以後も目を離せなられない、という気持ちに変わりはない。



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Last updated  2012.05.06 10:50:28
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2012.05.03

明日は決勝戦!
[ 2012 春 ]    

 今日行われた準決勝。 


豊田西 0-3 愛産大工

東邦 3-0 豊田工


これで春の東海大会に、愛産大工、東邦の2校が出場となった。


明日は春の愛知王者を決める一戦。

 愛産大工 ー 東邦

昨秋も準決勝、東海大会を賭けた試合で対決。
この時は6-3で東邦の勝利。

東邦としては強豪校、「私学4強」としての威厳を保ちたいだろうし、愛産大は秋のリベンジを果たしたいところ、ではないだろうか?

ポイントは愛産大工投手陣対東邦打線。

直接甲子園につながる一番ではないが、今風で言う”ガチ”の勝負を期待している。



Last updated  2012.05.03 22:55:01
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2012 春季県大会観戦記 8
[ 2012 春 ]    

 29日に行われた3回戦。

夏大会のシードを賭けた大一番。

 愛産大工 ー 中京大中京

本大会中、一番に望んでいたカード。
これが実現した。


両エースが先発。
愛産大工は右の関君、中京は左の加藤君。
左右の本格派同士。

加藤君は昨秋以来となるが、細身だった身体が横に大きくなった感じがする。
体重もかなり増えたのだろうか。


1回表 愛産
先頭1番安藤君が右翼戦2BH。
2死となるが4番江森君が右前THで1点を先制。
なおも満塁まで攻めるが追加点なし。

2回裏 中京
2死からD.B、7番河合君の右中間Hで2、3塁までいくが後続なし。

3回表 愛産
1死から3,4番のHで1,3塁のチャンスだったが、加藤君の絶妙の1塁牽制がT.O。
追加点を阻む。

4回表 愛産
先頭6番稲本君が3BH、1死から8番神谷君がスクイズ成功で待望の追加点。

・前半5回終了で2ー0。
愛産が押す展開。
逆に中京は関君の前に散発2本のHのみで抑えられる。

6回裏 中京
先頭1番濱口君が中前H、D.Bなどで2死1,2塁から5番谷口君に四球で満塁。
・ここで愛産ベンチ、関君を下げ、リリーフに工藤君をマウンドに。
右スリークォーター。秋にも見たが、球威のある球を投げる。

フルカウントまでいくが、右飛に抑え無失点に抑える。

後半立ち直りの兆しが見えた伊藤君、そしてこの工藤君のピッチングがさえ、7、8回は両チーム無失点。

9回表 愛産
1死から四球と8番神谷君のHで作ったチャンスだったが、本多捕手からの牽制球でRがT.O。大きなプレーだった。

9回裏 中京
簡単に2死。
ここまでかと思われたが・・・
7番河合君の三遊間ボテボテの当たりは記録Eで1塁セーフ。
続く先ほど守備のF.Pをした8番本多君が粘って1,2塁間Hでつなぐ。
ここで代打鈴木君がカウント1-1からエンドラン、これが功を奏し左翼線にTH。
まず1点を返す。
ここで1番に返り濱口君が綺麗な左前THでまさかの同点に追いつく。
なおも1,2塁から2番清水君に四球で満塁。

・愛産ベンチ、ここで左オーバーハンドの桜本君をマウンドに送る。

愛産絶対絶命のピンチ、中京は逆転サヨナラのチャンス。

打者は3番栗岡君。
カウントは3-2のフルカウント。
桜本君、最後の球は低めワンバウンドするカーブ。
この球でS.Oにとり、ピンチを切り抜ける。

 延長戦。

10回表 愛産
・伊藤君に代打を送った関係でリリーフ澤田君がマウンド。
 しかし、力みが感じられ二者連続で四球。
・中京ベンチ、ここで3番手西岡君をマウンドに送る。
3番服部君が送Bで1死2、3塁。
4番江森君の打球は前進守備の二ゴロ。
バックホームがショートバウンドし、捕手がお手玉をする間に3Rが生還。
・タッチが一瞬遅れた・・・。
愛産1点を勝ち越す。

・ここから愛産打線が爆発。
5,6番の連続Hのあと、押し出し死球。
8番神谷君の満塁一掃となる中越T3BHでこの回一気に7点を取って試合を決定づける。

その裏、中京は代打高山君のT2BHで1点を返すがここまで。


 愛産 100 100 000 7  9 
 中京 000 000 002 1  3
 

見ている側にとっては、終盤の攻防が緊迫してとても面白い試合ではあったが・・・。

まさに「好きなタイプ」である愛産大工の勝利、シード権獲得には素直に喜んだ。
が、この試合では度重なる”走塁ミス”が目立ち、さもすれば試合の流れさえをなくしてしまう様な展開。
課題が残った一戦でなかっただろうか。
まぁこれもこのチームが充分上を狙えるチームだからこその意見なのだが。

ベンチの対応ももうひとつ。
6、9回の満塁でのリリーフ登板には無理があったのでは。
結果工藤、桜本君の好投で阻んだが、もう少し楽なところで投げさせてあげたいところだっと思う。

9回裏、土壇場での桜本君の一球はこの試合のハイライト。
同点2死満塁、フルカウント。
ここで神谷捕手の要求はカーブ。
低めのバウンドした球を身を呈して抑えた神谷君、ファインプレーだった。

このバッテリーの渾身の一球が、延長での猛攻を引き寄せた感。
打者12人H5本の攻撃には凄みを感じたし、投手力が光る同校にも打撃力が兼ね備えている事をアピール出来た。
それこそ、神谷君の走者一掃の当たりは素晴らしいライナーでの「中越え」だった。

中京大中京を破ってひとつの壁を越えたと思わせる愛産大工。
まだまだ粗い部分は残るが、これから夏にかけての同校には、ますます大きな期待を寄せてしまう。

まず先に難癖、課題点を挙げてしまったが、エース関君をはじめ、総合的に秋よりも成長を遂げているのははっきりとわかる。
本当にいいチームになったなぁ、という感想を持った。




敗戦し、夏大会にはノーシードとなった中京。
試合記録を記しているノートに感じる事を赤字で書き残しているのだが、ノートが赤字だらけとなってしまった。

昨年夏、時習館に競り負け、秋には至学館にコールド負け。
そしてこの試合。
注目を集めながらもなかなか結果が出ないのは、古豪、伝統校として物足りなさを感じる。

課題はやはり打撃ではなかろうか?
一般的なレベルならまだしも、ここはやはり知名度といい、愛知を牽引する存在である同校。
例年と比べ、寂しさを感じたのは否めない。

一年前には2年生ながら4番を打ち、新聞で紹介されたりして注目を浴びていた河合君がこの日は7番という打順。
鮮烈なデビューを飾った谷口君や武藤君など旧チームから試合に出ていた選手達にもいまいち「輝き」を感じなかったのも残念だった。

その中で、1番の濱口君だけは3安打を放ち、9回にも勝負強さを見せつけた同点タイムリー。
唯一「中京レベル」だったと思う。

エース伊藤君は秋で見せた姿よりもずっと力強く見えたし、身体も大きくなった。
でももうひとつ球に力が伝わっていなかったような・・・。

終始不本意だったのだろうか?
攻撃時にもずっと投球練習を繰り返して軌道修正に努めていたのは、エースとしての責任感を感じた一面。
まだまだ伸びしろはあると思う投手。
心から頑張ってほしいと思う。


9回、2死無走者から2点をとり、伝統校中京の意地をみせてくれたのは見事だったと思うが、もうひと押し出来なかったのがこのチームの今の力を反映した感じ。
(厳しい言い方だが、これはあくまで中京レベルとしての事だが)
一気に逆転サヨナラするのでは、という雰囲気が球場中に漂っていたと思う。

それでも押し切れなかったのは、愛産大工の選手の闘志が上回っていた、というか、やはりチーム力が愛産大工よりも弱かった・・・という個人的な結論。

「勝ったものが強く、負けたものが弱い。」

伝統校中京、しっかりと出直してほしい。




・最後に。

帰り際、背番号11の大柄の選手が肩を落としてうつむきながら前を歩いていた。
まるで敗戦の責任をひとりで背負ってしまっていたような・・・。
可哀想だった。

ふと、あの松坂投手も2年生時、甲子園を目の前にして自らのミスで逃し、そこから野球に対する姿勢が変わり、以後の活躍へと繋がったと述べていたのを思い出した。

中日岩瀬投手も開幕戦に晴れてデビュー。
登板するも打たれ、チームの勝ちを消してしまった・・・。

そんなこともあった。
このような大投手達だって伝説を作り上げる以前には、大きな挫折、失敗があった。

言いたいのはそれだけ。
いつかマウンド上で堂々たるピッチングをする彼を見たいと思う。


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Last updated  2012.05.04 00:37:11
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