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マルハナバチ、花の小径を飛んだ!! [全69件]

2003年10月2日楽天プロフィール Add to Google XML

  ☆季節の味をいただいた。

アゲラタム

“ちょっと待っててね。”

お客様のところにお花をお届けした時のことです。
待つこと数分、ガラスビンをひとつ手にして、その方は玄関から現れました。

何だろう?、そう思って手元を見ると、お客さんが口を開きます。
“クリの渋皮煮を作ったの、お一つどうぞ。”

“えっ、戴いていいんですか?”
“ええ、まだ作ったばかりだから、しばらく置いておいたほうが甘くなりますよ。”

“ありがとうございます。”
お店に戻ると、ビンを空けて、ひとつだけ口にしてみました。

“甘くっておいしい。”

私は、クリの渋皮煮というものを知らなかったので、
さっそくインターネットで検索してみました。

“クリの渋皮煮の作り方。。。”

クリを煮こぼして(?)、渋皮を取り除いた後、
シロップの中で、3日ほど煮たり冷ましたりして作る。。。

そうすると甘味がしっかりクリにしみ込んで、とってもおいしくなる。。。
へー、知りませんでした。

私の田舎にも、クリの木がたくさん生えています。(雑木林?)
いつもはこのクリを拾うと、さっそく小鍋でゆでて皮をむいてそのまま食べます。

拾って袋に入れたまま忘れていると、いつのまにか虫だらけになるからです。
でも、シロップに浸けて冷蔵庫に入れておけば、長い間保存できるようですね。

今年は私も挑戦してみようかな。とはいうものの、今年はクリの実の数が少ないらしい。
ところで、あなたはこのクリと女性のマニキュアの関係をご存知ですか?
実は、とっても深い関係にあるらしいのです。

フランスなどヨーロッパでは、マロングラッセというクリのお菓子がありますね。
これを作るとき、大量のクリの渋皮をむく必要があります。

大勢の女性がこの渋皮むきをするのですが、渋皮に含まれるタンニンの影響で、
爪や指先が真っ黒になってしまいます。

その汚れた女性の爪を美しく見せるために、
爪を彩るマニキュアが広まったといわれています。

(ギリシャ時代から、マニキュアがされていたという話もありますので、
真実のほどはわかりません。。。)

ともあれ、クリが落ちているのを見つけると、“秋だなぁ”と実感する私、
食欲の秋はまだまだこれからです。

ありがとうございました。


最終更新日時 2003年10月2日 14時7分49秒
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2003年10月1日

  ☆花市場なのに。。。  (1)

カサブランカ

“何かないかな?”
“うーん、何にもないんだわ。。。”

最近花市場に行くとこんな会話をよく耳にする。
そう、花市場なのに花がないのです。

お彼岸の頃にキクが無いと書きましたが、
それでも100円くらいで、良い物が手に入ったのです。

ところが最近では、“何これ?”というようなキクが100円。
何とか使えそうなものだと思えば120円以上出さないと買えません。

私のお店では、普段から仏壇用のお花を売っています。
大輪のキク2本とコギク3本、それにカーネーションを入れて480円なんですが、

今だと、同じものがいくらでできると思いますか?
普通に作ったら1000円を超えてしまいます。

だから、いろいろなテクニックを使います。
コギクを2つに分けて使う。

大輪を1本にする。
安いケイトウの花を入れる。。。

これで何とか損はしない。。。というところですね。

さて、このお花不足、最近はキクだけでなく、
他のお花もかなり少なくなってきました。

カーネーションが100円、リンドウが130円、ガーベラが60円、
バラは短いものでも100円、もちろんこれは市場での価格。

お店の値段ではありません。
いつもで続くこのお花不足、

唯一買いやすい値段なのがオリエンタルユリ、
そう、カサブランカとかソルボンヌなどの、お花の大きなユリです。

最近は冷蔵庫の中にユリがいっぱい。
もっといろんなお花をそろえたい。
そして、早くお客さんに買いやすい値段になってほしい。


最終更新日時 2003年10月1日 15時29分59秒
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2003年9月30日

  ☆歌うイチョウの木

メドウセージ

“ピピピ。。。チチチ。。。ピピピ。。。チチチ。。。”

昨日の夕暮れ時、街で車を走らせ、信号待ちをしているとき、
窓の外からにぎやかな歌声が聞こえてきました。

歌声のする方に目をやると、どうやら街路樹から聞こえてくるのです。
それは1本のイチョウの木、生い茂る葉の中から声がします。

車の窓を空けて、よく聞いてみると、
時折、バサバサバサ。。と鳥の羽音も聞こえます。

そうです。そのイチョウの木には、
数百のスズメが群れをなして歌っているのです。

不思議なことに、声が聞こえるのはその1本の木だけ。
隣の木からもその隣の木からも、スズメのさえずりは聞こえてきません。

なぜだろう、他の木と何かが違うのかな?
おいしい木の実をつけているのかな。

エサになる虫でもいるのかな?
涼しい?。。暖かい??。

眺めがいい???
それともこの木で生まれ育ったのかな?

これは私にとって永遠の謎。
不思議、不思議。

しばらく車を走らせていると、また1本、
にぎやかにスズメが集う木がありました。



最終更新日時 2003年9月30日 17時32分23秒
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2003年9月29日

  ☆ヒガンバナの体内時計  (4)

ヒガンバナの蕾

“朝目が覚めて、ふと時計を見ると、目覚ましがなる1分前だった。”
私はこんな体験をすることが時々あります。

目覚ましをセットしていても、セットしていなくても、
朝、4時半になると必ず目が覚めるのです。

もちろん、夜遅くまで起きていたり、ちょっと飲み過ぎた時には、
目覚ましを知らず知らずのうちに止めて、寝坊することもあります。

どうやら私の体内時計は、4時半に起きるようにセットされているみたいです。
でも、それがいつセットされたものかはわかりません。

毎朝気持ちよく目覚められるように、
私の体が、私のスケジュールに合わせてくれているのかもしれません。

ところで、ヒガンバナというお花、あなたもご存知ですよね。
9月の終わり頃、墓地や田んぼのあぜ道に、

突然に姿を現すあの真っ赤な花です。
葉を付けず、やけにハデな花が一面に咲くので、

あまり好まない方も多いようですね。
このヒガンバナ、どうやって季節を感じているのでしょうか。

もうすぐ花を咲かせるキクは、葉っぱ(芽だったかも?)が夜の長さを感じて、
つぼみを付け、秋の夜長に花を咲かせます。

春に花が咲くチューリップは、球根が冬の冷たさを感じて、
眠りから覚め、春の暖かさとともに芽を伸ばし花を咲かせます。

それでは、ヒガンバナはどうなんだろう。
葉っぱは花が終わるまで出てきません。

だから葉っぱで季節を感じることはできません。
そしたら夏の暑さを、地面の中で感じているのかな。

それとも、冬の寒さを感じてから、
長~いタイマーを使って花を咲かせるのかな?

今年の夏は、前半が涼しく、後半が暑いという、
ちょっと変わった温度変化でした。

でも、お花はいつもとほとんど変わりなく咲こうとしています。
ウーン、不思議。。。

自然はまだまだ、私には分からないことがいっぱいです。



最終更新日時 2003年9月29日 13時44分24秒
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2003年9月28日

  ☆サルビアとセージの不思議な関係

チェリーセージ

私がまだそれなりに可愛らしく、
元気に保育園に通っていたころのことです。

園内の花壇には、ホウセンカ、マリーゴールド、
サルビアの花が咲いていたのを、

今でもよく覚えています。

ホウセンカは、熟した実を指でつまんで、
種を弾けさせるのが好きでした。

マリーゴールドはニオイがきつく、
あまり好きではありませんでした。

サルビアは、赤い花の中にあるとんがった部分(?)をひっこ抜いて、
口に入れて軽く吸います。

すると、舌先にふわっと広がる蜜の不思議な甘味、
そのほのかな甘味が大好きでした。

ところで、このサルビアの花によく似た、
セージというお花があります。

赤、白、ピンク、紫。。。色もいろいろです。
何が違うのかと思って調べてみると、

薬用のサルビアのことを、セージというらしいのです。
つまり、ハーブとして利用するサルビアのことですね。

私は中でも、真っ赤なお花のチェリーセージ、
限りなく深い青紫色のメドウセージが大好きです。

私の花壇にもたくさん植えてありますが、
今がちょうど花の見ごろ、

毎朝、時間を忘れて眺めてしまいます。



最終更新日時 2003年9月28日 12時49分35秒
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2003年9月27日

  ☆シンビジウム、葉っぱはどこ?  (2)

ポーチュラカ
“このシンビジウム、もうだめかなあ?”
初老の紳士のお宅で、1鉢のみすぼらしいランの鉢植えを見せられました。

“何これ?、葉っぱが2枚しか付いていませんよ。”
そうなんです。

昨年の冬には、3本位はみごとな花が咲いていたであろう、
シンビジウムの鉢植え、

今は、あの“オバQ”の頭のように、
毛が3本ならぬ、葉が2本状態になっていました。

ところで、シンビジウムって何?
とおっしゃる方もいるかもしれませんね。

それは、あの高級なコチョウランと同じランの仲間で、
年末から春先にかけて、お祝い用に多く使われています。

スーと伸びた葉先、
ブドウの房のようにぎっしりと花をつけた花茎、

色もワイン色からピンク、レモン、グリーンまで豊富な、
人気のランのひとつです。

名前も、有名人からいただいたものが多く、
プリンセスマサコ、プリンセスキコなどの皇室系、

マリリン・モンロー、ブリジット・バルドーなどの
女優系などがあります。

ちょっと話がそれました。

“何で葉っぱが2本だけになったんでしょう?”
“お水はどのくらいあげてますか?”

私が矢継ぎばやに質問をすると。。。
意外な答えが返ってきたんです。

“花が終わって、新芽が出てきたので、
古い葉っぱは全部切ったんだ。”

“えっ。”絶句する私。。。
知らないってことは恐ろしい。。。私は心底そう思いました。

実はランの仲間は、人間に近いのです。???
ランは生長が遅く、一人ではなかなか大きくなりません。

そのため、小さいうちは、
親の葉っぱから栄養を分けてもらっているのです。

それを全部切り取ってしまったのですから、
なかなか育たないのは当然のことなんですね。

親の葉っぱや茎は、枯れて無くなってしまうまで、
そっとしておいてあげましょうね。

私はその初老の紳士にこう返事をしました。
“あと3年も育てれば、お花が咲くかもしれませんよ。”


最終更新日時 2003年9月27日 12時53分51秒
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2003年9月26日

  ☆カサブランカって、何色の花?  (2)

黄花コスモス

“カサブランカを使って、ピンク系でカゴのアレンジを作ってほしいんですけど。”
“えっ、ピンク系ですか?”

一見普通のようで、実はちょっと普通じゃないこの注文。
何が普通じゃないって?。。。それはね、お花の色。

そう、お花に詳しくない人でも、名前だけは知っているカサブランカ。
ユリの王様、お花の王様です。

けっこうお花に詳しい人でも、
カサブランカには白やピンクの花があると思っているようです。

本当は、カサブランカは白だけ、1種類しかないのです。
なのに、大きな花のユリはみんなカサブランカだと思っている人が意外に多いのです。

なぜでしょう。
実を言うとそれは私にもわかりません。

たぶん、
“カサブランカって大きなお花のユリよね。”

“そうそう、ものすごく高級なユリらしいわ。”
ここにはお花の色のことが出てきません。

そんな会話で、お花のイメージだけが広まったためかもしれません。
ピンクのユリには、ソルボンヌ、ルレーブ、アカプルコ、ラマンチャ。。。

数え切れないほどの種類があって、
お花の専門家でも区別が難しいほどです。

お客さんは、本当はピンクのユリを使ってほしかったんですね。
もっともっと、みんなにお花の名前を知ってもらいたい。

だから、お店のお花にはみんな名前が付けてあります。
でもそれだけじゃあ物足りない。

ちょっとしたお花の紹介なんかも付けるといいのかな。。。
少しでもお花が身近になるように。

がんばろっ。


最終更新日時 2003年9月26日 12時58分18秒
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