庄屋の館 湯布院
今夜のお宿はこちら「庄屋の館」。 湯布院といえば「玉ノ湯」「亀の井別荘」などなど、 一度は泊まってみたい人気の宿が思い浮かべられますが、 なんと言っても昨日湯布院に行くことを決めた我々は あまり贅沢を言ってはいられません。 決めたポイントはズバリ「温泉」。 コバルトブルーの100人入れる露天風呂です! これだけはかなり期待していますよ! 5000坪の敷地に離れが点在する「庄屋の館」のこちらが、本館。 明治27年建築の大豪族の館を移築したものでなかなか風情がありますが、 宿泊する離れとは普通の家屋のようで、室内の調度も普通のお宅のみたい。 なんだか親戚の家へ来ているみたいで、かなりガッカリ。 大人数で合宿の様にワイワイするにはいいけれど、 カップルなんかにはオススメできないな~ 夕食は本館でいただきます。 最近部屋食ではなく、お食事処でいただくタイプ多いですよね。 これもいいかなと思っています。 特に朝なんかギリギリ迄寝ていて朝食というとお部屋を片づけるの大変だものね。 お食事はこんな感じ。いわゆる旅館の懐石料理(?) はっきり言ってお味は忘れてしまいましたが... 食事の最中のことです、なんか堂々としたというか偉そうな男性が 日本酒のお銚子を持って各テーブルを回っているのです。 後ろからお銚子をのせたお盆をもった男性を従えながら... 来ましたよ、我々のテーブルにも 「どちらからですか?まぁゆっくりして下さい」と上からものを 言われちゃった感じで、「はい、ありがとうございます」なんて 思わず下手に出ちゃったりして... どうやらオーナーらしく、このオーナーは大きな会社のオーナー社長だったのが 余生を旅館経営しているってことらしく、 「オーナー社長」というのが抜けてないのよ。 「サービス業」が分かってないんだな~ 他の従業員の方たちの接客がぶちこわしです。 後ろのテーブルのおばあちゃんも「何あれ?映画俳優の様な態度で」なんて おっしゃってたのがおかしかった。 翌朝、朝食を食べてたら又やってきて 「名刺を差し上げてなかったですね、差し上げましょう」だって何様だよ! しかも片手で渡すのよ! 別のテーブルのお客さんなんて、 お客さんの方が両手で名刺を受け取ってるのよ、違うでしょ! 旅館の女将さんはそんな態度じゃないもんね~ そんなことで、食事は忘れてしまいました。 さて、楽しいことに話を戻しましょう。 これは本館の前にある温泉で蒸したゆで卵...蒸し卵というべきかしら? 自由にいただけます。 前にもかきましたけど、お風呂は素晴らしい。 こんな源泉が敷地内にあります。 離れにもすべてかけ流しの露天風呂。 それも私たちの小さな部屋でさえ、5,6人は入れる立派なものです。 そして、大露天風呂はこちら~ 源泉かけ流しのブルーのお湯、とろみがあってサイコー!! 向こうに見えるは由布岳です!広~いお風呂を独り占め!! こちら、日帰り入浴700yenができるのでその利用はいいと思いますよ。 ん~旅館は難しいですね、大露天風呂とオーナー。 そんな「庄屋の館」でした。 庄屋の館 由布市湯布院町大字川上444-3 0977-85-3105