カテゴリ:群馬県
3月18日は金曜日ですが、いつもの花旅をお休みさせてもらって、E花旅の仲間と群馬に行ってきました。 「E花旅」は学生時代の友人で東北本線沿いに住んでいる4人が現役を退職してから始めた花めぐりの会です。 つい最近までは近隣の山に登って高山植物を見るのを楽しんでいたのですが、私が足底筋膜炎を発症してからはもっぱらドライブ中心の楽なお出かけになってしまいました。 月に一度は出かける予定でいるのですが、一体だれが雨女なのか、最近は雨にたたられて延期、中止が多くなり、今年はまだ一度しかお出かけできないでいたのです。 そこで今回は花旅曜日の金曜日を分けてもらったわけなのです。 運に恵まれた金曜日は 晴れ間こそ少なかったですが、暖かく穏やかな日で朝から気分は最高! 行き先は群馬県の「箕郷梅林」・・・また群馬?と思われるでしょうが、やはり観梅の締めくくりはこの春覚えた一押しの場所にしたかったのです。
梅のピークは過ぎたようで、少々色あせた感じはありましたが、そんなことを言うのは贅沢というものでしょう。 その上「カワヅザクラ」が満開の時期を迎えていて 白とピンクのコラボレーションがとてもきれいでした。
散策路の梅の木の下には春の野草が色とりどりの花をつけていて、たった2週間でも季節はずいぶん進んだようです。
白は「ナズナ」、いわゆる「ペンペングサ」。 黄色はまるで色違いのペンペングサ、「イヌナズナ」でしょうか? ブルーは「オオイヌノフグリ」。 どれも可愛い春の野草です。 別の場所では「ヒメオドリコソウ」や「ホトケノザ」が赤紫色のじゅうたんを敷いたようでした。
駐車場への戻り道の「トサミズキ」も満開。
花の中をのぞき込むと雄蕊の葯の赤い色が鮮やかです。
群馬の梅林は初めて、という仲間たちも大いに満足してくれたようなので、気をよくした私はそこから高崎市の「クリスマスローズガーデン」に向かいました。 (花旅で歩いたコースそのままなんですよ) ここもはっきりと2週間分の季節が進んでいました。
「スノードロップ」はほとんど姿を消し、「クリスマスローズ」の数がずっと増えて見ごたえがありました。 仲間の一人にクリスマスローズに詳しい人がいて、いろいろ的確な説明をしてくれるので、それまであまり興味のなかった私も少しだけこの花の魅力が分かってきた気がしました。 この日目立っていたのは「ゴールド」という種類。 美しい黄色い花です。
今年は新しいのを買うのは我慢している、と話していた彼女もとうとうこの花の魅力に負けたのか帰りに一鉢購入していました。 まだお店には出ていない種類だったとか・・・。 ここでも大喜びしてくれて、案内していった私も行ったかいがあるというもの、とっても嬉しかったです。 おそらく今年の春ほど梅の花を見たことはなかったでしょう。 俳句の季語でしょうか「探梅」「賞梅」「送梅」という風流な言葉があるそうですが、咲き始めたばかりの梅を求めての「探梅」から、今回のように最後の梅を惜しみながらの「送梅」まで、じっくりと楽しませてもらいました。 さあ、いよいよ爛漫の春に突入です。 どんな花旅が待っているのでしょうか・・・。
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Last updated
2016.03.20 00:18:49
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