まずは上のアルバム画像を見て、誰かわかりますか?
ん~、これはちょっと卑怯かもしれませんね。この陰影の付いた画像では、実物よりいい男に見えますものね。
歌謡界の大御所といっても過言ではないかもしれません。彼は「ジェー・ダヌポン」その人です。
ティック・シローにしてもそうなんですが、私は声が変わっている(?)人、声に特徴のある人が好きです。その点、このジェーさんも深みのあるいい声をしていて、好きな歌手のひとりです。
それで、この2533年に発表されたアルバムの中に、日本の歌をカバーした曲が入っています。
それはマッチこと、近藤真彦の「夕焼けの歌」です。
夕焼けの歌というのは ♪「あばよ」と、この手も振らずに、飛び出したガラクタの町♪ という出だしで始まる歌です。
ただし、カバーしているのはメロディーだけで、歌詞は日本語の歌詞をそのまま訳しているわけではなさそうです。つまりタイ語で新たに作詞し直しているようです。タイトルはこういうふうになっています。
日本語に訳すとどうなるんでしょうかね。ファンは「夢」とか「願い事」だと思うのですが、最初のホープ?がちょっとわかりません。
さらに、この夕焼けの歌のカバー曲はタイ語のほかに、中国語バージョンも収録されています。
ジェーさんは、この後さらに小林明子の「恋に落ちて」もカバーしているらしいのですが、こちらは聴いたことがありません。
そのほかに私の知っている日本の歌のカバー曲は、古いところでは「ここに幸あり」なんていうナツメロもあります。これも歌詞の内容は何を歌っているのかわからないので、日本の歌詞の訳詞なのか、タイオリジナルなのかは定かではありません。確か「夢追い酒」もタイ語バージョンがあったと思います。
ほかにも日本の歌のカバー曲があるかもしれませんね。ご存知の方がいたら、お教えください。
反対にタイの歌を日本人がカバーした曲はあるんでしょうか。過去に誰かが歌ったことがあるような、ないようなことを聞いたことがあるのですが、ちがったかな。
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