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カテゴリ:映画・舞台
大分前に発表になってますので、ご存知の方もいるでしょう。 阪本順治監督がメガホン をとった『闇の子供たち』が8月2日、全国順次ロードショー開始です。 これは阪本順治監督が梁石日(ヤン・ソギル)の長編小説を映画化したもので、キャストには江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市など豪華なメンバーが名を連ねています。 ストーリーは、タイで行われる臓器売買について取材を始めた新聞記者の南部(江口洋介)が、NGO職員の音羽(宮崎あおい)、フリーカメラマンの与田(妻夫木聡)らの協力を得て、幼い子供たちが幼児性愛の対象や臓器売買を目的として安易に金銭取引されている現実を知る。そして・・・。 つまり、児童売買や臓器密売というアンダーグラウンドな社会問題を描いているわけですが、阪本監督は「原作を読んで、どこまでが本当なのか、信じられない気持ちになった。しかし自分で少し調べてみるうちに数点の写真を見つけ、それが事実なんだと分かった。そういう現実があることを知ってしまった以上は、やるしかないと覚悟を決めた」と説明、さらに「自分を正義ととらえた告発者としてではなく、映画で描く出来事が日本人の自分自身にはね返ってくるような作品にしたい。観た人がこれは他人事と決着してしまうような善悪で割り切れる犯罪ものにはしたくないと考えました」と、この映画に対する並々ならぬ意気込みを語っています。 なお、詳しいストーリーやキャスト、予告編等は映画のサイトでご覧いただけますが、手っ取り早く予告編だけでも観たいという方はこちらでどうぞ また、主題歌は最近バンド活動の無期限休止を表明して話題の桑田佳祐が、この映画のために書き下ろしています。 その『現代東京奇譚』は、昨年「ダーリン」のカップリング曲として、既に発売されています。 余談ですが、2000年に日本テレビ系で放映された『リミット もしも、わが子が…』というドラマをご存知でしょうか。 このドラマは野沢尚の「リミット」を原作に作られたものですが、今回の映画と類似点があったので、すぐ思い出したのです。 私の記憶が確かならば こちらも子供の臓器売買を扱っているのですが、違う点は日本人の子供を誘拐して、その臓器を提供するため東南アジアにつれて行く、というものでした。 東南アジアのどことは明言されていませんでしたが、ロケ地は明らかにバンコクでした。 キャストにも、今回の映画と共通している人物が2名います。 それは佐藤浩市と妻夫木聡です。 そのほかに安田成美、田中美佐子、陣内孝則、山本未来、新山千春らが出演してました。 主題歌については記憶にないのですが、CHARAの『月と甘い涙』だったようです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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