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テーマ:障害児と生きる日常(4426)
カテゴリ:障害の話
雨が降れば、大雨で...
降らなければ、蒸し暑くて... 堪りませんね。 汗臭い自分が嫌になります... でも、もう少しで夏... 真夏、となれば、あきらめもつくのでしょうけどね... 退院後の2ヶ月でのボンの回復は目を見張るものがあります。 退院したころは、ただ、ボーっとしている時間が多かったのが、何かを要求したり、自分で一人でおもちゃで遊べたり... お友達ともそれなりに遊べたり... まだまだ、同じ年齢の健常児の子供には追いつきませんが、そろそれ、2歳児くらいのレベルまで回復したのではないかと思うこともあります... といっても、検査をしたわけじゃないので... 新版K式発達検査反応実例集 子供の発達度合いを測る検査法として有名なK式発達検査を受けるのですが、あまり検査しすぎると、覚えてしまう...何てこともあるようで、半年に一度程度の検査しか、してくれません... ボンのような高次機能障害や、自閉症、発達障害のお子さんが受けられる検査のようです。 3歳なら、綺麗な円をかける、とか、5歳なら、簡単な足し算が出来る...など、だそうです。 ま、少しずつ追いつけばいいんですけど... 病気をしてから、この3ヶ月で、関西、関東を問わず、何名かの小児神経科や、脳神経科、小児精神科の有名な先生に会うためにいつかの病院を回ったのですが... 有名な先生がいる病院だからいい病院、とか、最新の設備があるからいい病院、有名な先生だから、いい先生...なんていうのは、全く当てはまらないものなんですね。 患者が決めた!いい病院(近畿・東海版 2007年度版) 本や、インターネットで調べて、有名といわれ、名医といわれる病院、いくつか行った感想です。 患者の状態や、相性というものもあるのでしょうが、いくつかの病院を回ると、それぞれの善し悪しって、見えてくるものですね。 最初に行った、地元の療育センターを併設した、公立の病院... 療法士の方は、すごく一所懸命取り組んでいただけているのは分かるのですが... 医師や、看護士との連携が取れていないことがよく分かります。 医師が、沢山の患者に、あきらめ...たほうがいい...みたいな態度をとっているようです。 こういう公立のセンターというのは、ボンのような患者がまず最初にかかる病院です。 たくさんの患者が通院、入院するようです。 でも、最初にかかる、そういうところの医師が、こういう態度であれば、患者はどうすればいいのでしょうね? その病院しか行かない方も多いでしょうから、あまり、気持ちのいい病院ではなくなりますよね... 健常児に近づくために何をすればいいのか...なんていう問いかけには、時間がと、その子の能力、状態が解決します...なんていわれても、何の慰めにもなりませんからね... それから、大阪市内の最新設備の整った、療育設備のある病院... 最新設備の説明は、別に何度も聞きたくありません... どういったリハビリをすれば、よりいっそう健常児に近づくのか?、個々の患者に適したリハビリはなんなのか?なんてことを教えてくれません... 医師の問題かもしれませんが、説明なく、最新設備ばかりを使わそうとするのは、いかがなものかと... そんな中で、信頼の出来る病院もいくつかありました。 関西圏では、ここと、ここ... 障害をもった方のリハビリ施設がある病院は沢山ありますが、きちんとした説明と、それぞれの目標、それに対して何をしていけばいいのか?、患者が聞きたいことをきちんと答えてくれる医師がいます。 看護士の方も、個々の患者の状態をよく理解してくれています。 療法士の方も、個々の患者の目標をきちんと把握してくれていて、それに対する課題を少しずつ与えてくれます。 ボンの場合、遠くても、京都のほうが、症状にあった病院のようです。 どちらかというと、大阪のほうは、肢体に不自由がある方のほうが、よりいっそう適している病院だそうです。 主治医の小児科の先生も、それぞれの病院の担当医の方も、それを分かっていて、遠くてもよければ、京都の病院のほうが、回復に近づけるとのことです。 神戸にも、専門病院はあるのですが、患者との距離、病院内の連携...どうも、疑問の残る病院でした... 診察希望者が多く、なかなか、受診の出来ない病院がいいとも限らないようですね。 それぞれの病院が採用しているリハビリの方法も、さまざまで、それを理解して、病院を選ぶことも大事なことのようです。 ボンのような脳に障害を持った子供達のリハビリには、ボバース法、ボイタ法、ドーマン法、上田法...等、さまざまな方法があります。 ボバース法による脳性まひの言語治療 ボイタ法の治療原理 どの方法が、いい悪い、ではなく、その子にあった方法というのが一番いいのでしょうが、なかなか見つけるのも難しいところです。 まぁ、ボンの場合、何とか法というよりも、たまたま、病院とリハビリのメニューがボンにあっているであろう...ということなのですが... 勿論、関東なんかにもいい病院はあったのですが、通う...というわけにも行かず... 近所に、いい病院があればいいのですが、なかなかないんですね。 ボンのリハビリは、毎日の生活の中で、舌を動かすこと、指先を動かすこと...だそうです。 脳に障害を持って、離せなくなった子供の多くは、舌が出てしまった状態になっていることが多く、舌を上手に動かせないことが多いみたいです。 ですので、舌を本来の場所にいちいち戻す練習、舌、言語と連動しているといわれる指、指先を動かす練習をしなければいけないそうです。 ハロウィン、 クリスマス、 忘年会、 パーティに最適!パーティー巻笛 【パーティーゲーム】 飴玉を舐める、巻笛を吹く、シャボン玉を吹く、影絵遊びをする、じゃんけんをする... そういったことが、リハビリ...だそうです。 普通の子供のやること...にも思えるのですがねぇ... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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