ララミー牧場
天気予報がばっちり当たり朝から雨。とりあえず清里のペンションを出発した。 予約した10時を目指しララミー牧場へ向かったものの、近づくにつれて雨足は強くなる一方。 いくら乗馬が全天候型のスポーツだとはいえ、さすがにこの雨の中2回も乗るのは無謀すぎる。 仕方なく、午前中の予約をキャンセルさせてもらった。 時間が出来たから、ちょっと戻って大泉にある『ヴィラアフガン』というカレー屋さんへ。 旅行に出かける前に、ともみん♪さんやお気楽の助さんから、お薦め情報しっかりもらってたもんね。 11時開店だというのに、10分前に行ったらもう行列が・・・!すごいっ、これは期待できるっ。 もちろんお薦めの「ベーコンエッグカレー」を迷わず注文。 出てきたカレーには、ごはんの上にすごく大きなベーコンがどかっとのってて、びっくり。 食べる度にすこしずつ辛くなってくる不思議なカレールーと半熟卵の絶妙なコンビネーションが絶品でした。 ランチを堪能した後、再びララミー牧場へ。 午前中よりは、ちょっと雨も弱くなってきました。ほっ。 ララミー牧場に着いて受付を済ませ、馬場をウロウロしていると、屋内馬場の方から声がかかりました。 うちのクラブにもこんな屋根つきの馬場があったら、いいのになぁ。 馬場に入ると、2頭のお馬さんがお出迎え。 私はトオノくん、そして、ぱんだはキョウトくんの方に呼ばれました。「よろしくね。」と言いながら騎乗。 早速ガイドさんから「外に出る前に、どれくらい乗れるか見せて下さい。」というお声が。 キョウトくんに続き蹄跡に出て、まずは、常歩から軽速歩で蹄跡を走ります。 ・・・が、トオノくん、結構走りが重いような・・・。この感触から行くと、たぶん駈歩は×××。 「じゃあ次、駈歩出してみて下さい!」とうとう駈歩の号令がかかってしまいました。 とりあえず、やってみるか・・・それっ!(全くもってして反応ナシ) やばい~っ、それっ・・・これも駄目!?じゃあ、こうでどお?・・・(相変わらずびくともせず) あれこれジタバタしてる間に、気付けばいつの間にかぱんだが半周先に移動してるよ~(T_T)。 「女の人っ!速歩で追いついて!」 はぁぁぁいっ!!すみませんっ。・・・とりあえず、追いつく。 で、もう1回トライするも玉砕。トオノくん、全然駈歩出せる気がしません。完全ノックアウト! 「じゃあ、そろそろ行きますかね。」 ガイドさんの後ろに、私、ぱんだ、の順で並んでいよいよ出発! 今日のガイドの方は、スエトシのガイドさんと違って、かなり静かな方。黙々とついて行きます。 ちょうど牧場を出るところで、急に「溝があるから、内側に入られないように気をつけて!」と注意が。 え?何のこと?って、思ってるうちに、合図が遅くなり曲がり角で内に入られちゃいました。 「ちゃんと誘導しないと駄目だよ!足元ちゃんと見て!」怒られちゃいました・・・しゅん。 ララミー牧場、結構体育会系・・・!? それから、小雨が降る中、黙々と常歩でテクテクお散歩。時々、軽速歩。(ぱんだ、ごめんねっ。) トオノくん、なかなか歩度が伸びないので、歩かせるだけで精一杯。 どうしてもおいていかれてしまいます。ガイドさんがたまに立ち止まって、無言で私が追いつくのを待ってくれます。 ああ、プレッシャーが!! 景色を楽しんでる余裕もありません。白樺の林間コースで、新緑がすごくきれいだったはずなんだけど。 ずっと足でギュッギュッってしてたお陰で、1時間でもうクタクタ。 「そろそろ1時間ですけど、もう帰りますか?」というガイドさんの提案に、「はい!」と即答しました。 清算など済ませた後、馬場にいるトオノくんとキョウトくんに最後のご挨拶を。 先ほどのガイドさんが、暖かい風を当てながら、お馬さんのお手入れをしてました。 「トオノくん、重かったです。」って言ったら、「この子のツボはね、ちょっと後ろの方なんだよ。」って笑って教えてくれました。 なんだ、怖い人じゃなかったんだ・・・。できるなら最初に教えておいて欲しかったよ~。 でも本当は、お馬さんと対話して、それで私が気付いてあげなくちゃいけなかったのかも。 ララミー牧場は、初心者でも甘やかすことなく、そういうホースマンシップを教えてくれるクラブなのかもしれない。 今回は雨と私の技術が足りないせいで不完全燃焼だったので、またリベンジに行きたいな。 (写真は、上がキョウトくん、下がトオノくんです) |