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タノシクイキタイ

タノシクイキタイ

アトピー・・・生後7ヶ月

アイのアトピーのその後の経過について。

私がオソンチョ(どくだみ)のお茶を飲み、チシル(枳殻の実)のエキスをぬってワセリンを塗るというやり方で、体のほうはすぐに効き目が現れた。1ヶ月もたつかたたないかで胸に入ったV字型のアトピーは見る見る消えてなくなり、顔もおでこや頬の上半分はきれいになった。しかし、ほおの下半分から耳にかけては一向に治らないままだった。それがオソンチョとチシルの効果だったのか、単に季節がら薄着から厚着に変わり、体のほうは引っかくことができなくなったためだったのかは分からない。とにかくそのまま2003年は暮れていった。

行き詰まりを感じていたそんなころ、ある方から馬油がいいと聞き、また、実家から少し離れたところにアトピー専門の医者がいると聞いて、馬油を購入し、その医者にもみせに連れて行った。そのとき処方してもらった薬は、以下の通り。
プロペト軟膏、クロロマイセチン軟膏、スパクリット細粒、アタラックスP,ミノペン類粒。
これを塗ると確かに良くなるような気がするが、どうにもかゆみが我慢できないらしく夜中にかきむしってスプラッタ状態になってまた元通りである。赤ちゃん用の手袋をしても器用に手で引っ張って取ってしまうので効果なし。ユウは生後3ヶ月ぐらいで夜は朝まで寝るようになったのに引き換え、アイは8ヶ月になった今でもずっと夜に必ず2,3回は起きてけたたましく泣きじゃくる。それもこれもかゆみのせいだろうと私は確信している。(おかげで私は慢性的に寝不足状態・・・)これがだめだったら馬油に本格的に切り替えようと思う。

アトピーッ子は服にも困る。ユウのお下がりのフリースのピカチュウのおくるみがかわいいので着せていたら、会う他人事に綿のを着せろとうるさく注意された。しかし綿のおくるみを探しても大田では見つからない。仕方なく日本に行ったときに購入。ほかの服も、ユウのおさがりの中には綿ではないものがまじっているのでそれらは片付けた。それでみんな綿にして、これなら誰も文句はいうまいと思っていたら、今度は私の服を注意されてしまった。ウールのセーターに化繊のコート・・・。この寒い真冬に一体綿だけの服なんかで過せるのだろーか・・・。

私はアトピーだからといって腫れ物に触るようにして育てようとは思っていない。第一私の大雑把な性格からしてそんなことができようはずもない。食べ物も着る物も環境も、すべてをアイの為に親が用意してやることなんてできるわけはないのだから。ただ、できることをできる範囲でしてあげようと思う。

アトピーとの戦いはまだ当分続きそうだ。(2004/02/02)


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