先月、Wanganuiにある保護区、Bushy Park(ブッシー・パーク)で、Saddleback(サドルバック)のモニタリングのフィールドワークに参加し、NZでもっとも貴重な鳥の一種、Saddlebackとその雛を見ることができた。
Saddlebackという名前は、背中の茶色の模様が馬の鞍(saddle)のように見えることからつけられている。この茶色は生後間もない雛には見られない。
saddlebackはNZにしかいない固有種で、もっとも原始的なグループに属する鳥の一種。そのため環境の劇的な変化への対応能力が低く、生息地破壊、外来種進入により1970年までにその数は36羽と激減、絶滅に瀕していた。DOCにより保護プログラムが設立され、残った36羽を古来の生息環境が保たれている離島に移し、保護、繁殖をした結果、現在約700羽までに回復。一定の繁殖率が保てるようになると離島から本島の保護区へ移し本島での数の回復を目指している。Bushy parkではそうした本島での復帰の試みが成功している例のひとつ。ほかの本島の保護区ではせっかく移された鳥たちが繁殖に成功しなかったり、病気(菌によるものという見解が強い)にかかり死んでしまうケースもあり、この鳥の復興はKiwiやその他の絶滅危惧鳥の復興より難しいといわれている。
そんな中、現在Bushy parkには1年ほど前に放たれた約40羽のうち半分以上が生息していて、今年は雛も誕生、成長している。これは保護プログラムにとってはとても貴重でうれしいニュースだ。発見された雛たちすべてにマークをつけ今後の成長をモニタリングしていく。
SADDLEBACKについての詳細は
NZDOCのオフィシャルサイトへ
Bushy parkのSaddlebackについては
こちら
Last updated
2007.04.08 14:22:48