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カテゴリ:心のココロ
人には欲があります。
私たちの心に、ほんのわずかでも三毒(欲望・ねたみ・怒り)
があると、潜在意識はそのままそれを実現してしまします。
(中略)
密教では「大欲を持て」と教えます。
小さな欲とは、お腹いっぱい食べたいとか、
素敵な洋服が欲しいというような身近な欲をいいます。
こうしたことを思いつくだけ望んでしまうと、
自分だけでは生きられない、
まわりも幸せにならないと自分も幸せになれないとわかってきて、
次第に「皆がおいしいものを食べられるように」とか
「平和な世が続きますように」などと社会全体、
さらには地球・宇宙のことへと広がっていきます。
この大きな広がりを持った欲が大欲です。
山田浩典
***
これほど、潜在意識と顕在意識の話で、
腑に落ちた本は、なかなかなかったと思います。
○ なぜ、顕在意識は5%で、潜在意識は95%なのか?
○ そもそも潜在意識とは何なのか?
○ なぜ潜在意識は夢を実現させるのか?
本当に腑に落ちた本だったと思う。
(詳しくはまた後日書きたいと思います。)
上記の、「大欲を持て」にも、納得できる部分が多々あります。
小さい欲も時には大切だと思いますが、
「大きな欲」の方がエネルギーが湧いてくるんですね。
おいしいものが食べたい、よりも
たくさんの人においしいものを食べさせたい、の方が
スケールが断然違うんですよね。
よく、仏教でも「欲」はよくない、とか、
上記の本でも、「三毒」はよくない、と言います。
しかし、大欲にしたときに、
それは周囲に影響を与える、貢献できる
目標になりえるのだと思います。
自分がどうしたい、という欲は、すぐ行き詰ってしまいますが、
それを延長して、周囲にもこう貢献したい、
与えたい、と思ったときにエネルギーは湧いてきます。
また、何かの本で読んだ記憶があるのですが、
「大欲」はもともと、叶うのが困難な目標なので、
失敗しても、そんなに落ち込まない、
むしろ、経験や学びにできる。
そして、困難な目標であるので、
人生を賭けて挑戦できる、
だから、人生をダイナミックに、ドラマティックにできる、と。
本当に、その通りだと思います。
もちろん、そこに至るまでの、
小さな目標や、小さな欲、充足感も
必要だとは思います。
しかし、それにとらわれてもつまらないのかもしれません。。
社会にでると、やはりノルマや目標を
課せられたりします。
そこで、最近思い始めたのが、
「100%を目指すとつらいから、120%を目指そう」ということです。
完璧を目指そうとすると、つらいが、
その上を行って、サプライズや感動・付加価値を
思い描くと、楽しくなったりするものです。
それに、挑戦しているので、
ちょっと失敗しても、なんとなく自分で納得できます。(苦笑)
まぁ、最後のは半分冗談ですが・・
「大欲を持つ」
小さい欲を持つから、
怒りにとらわれたり、ねたみにとらわれたりするのかもしれません。
だから、欲を捨てるのではなく、
さらに大きくして、社会に貢献できるようなものにするのも
一つの方法かもしれません。
世の中には、どうやったら叶えられるのか
分からないような目標に望んでいる
男・女がたくさんいることでしょう。
そういう人が自分は好きだし、尊敬できる。
長くなってしましました、、
ありがとうございます。
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最終更新日
December 10, 2012 10:32:47 PM
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