空と太陽の　戯れ　・・

できる5％のビジネスマンは潜在意識を必ず活用している

 山田浩典

人の脳は約140億個の神経細胞で構成されていますが、

実際にはこの3％くらいしか使っていないことが、

明らかにされています。

20世紀最大の天才といわれるアインシュタインで、

やっと5％使っていたかどうかというところだそうです。

あと2％多く使うだけで、天才になってしまうということですね。

人生史上最高の天才といわれている

レオナルド・ダ・ヴィンチはもしかしたら、

6～7％くらい使っていたかもしれません。

＊＊＊

前回の記事で、

顕在意識は5％で残り95％は潜在意識だ、という

話に触れました。

自分は、そう言われても

実感として、感じられないし、どうも腑に落ちない部分がありました。

「なんでそう言っているのか？」

「ただ昔から言われているから、そう言っているのか？」など

どうも実感として、感じられなかったところがあったんですよね。

たとえば、「顕在意識」だったら、

言葉とか情報とか認識とか、ある程度、定義できるので

なんとなくわかります。

しかし、潜在意識は定義できないため、

「95％もあるのか？」とどこか曖昧なところがありました。

しかし、上記の本に書かれていたことで、

ほぼ納得できた。

私たちは、自分で動かせる、認識できる、

コントロールできる、というのは

実はあまりないんですよね。

挙げていくと、目、口、手(腕)、足、腹、くらいでしょうか・・

それに加えて、認識できる「五感」（これはコントロールできないが、）

それに「言葉」、くらいで行き詰っちゃうんですよね。

他にも細かく言えば、多少はあるでしょうが、

大まかにはこんなもんなんですね。

そのほかの部分、たとえば、心臓の動き、

胃、内臓の動き、消化器系、肺の働き、血液の流れ、

細菌が入った時のヘモグロフィンの働き、

脳の働き、神経伝達、細胞のＤＮＡ情報の読み込み、

140億個の神経細胞の働き、60兆個の細胞の働き・・・

これらは、すべて潜在意識が自動的に、

自分の生命を守るために休むことなく

働いているということなんですね。

それらは、なかなか意識できないし、

コントロールもほぼできない。

(肺の呼吸など以外は・・)

つまり、数個の自分で意識・コントロールできる部分と、

60兆個のコントロールできない部分で、自分は

成立しているんですね。

この本を読んだときは、本当そうだよな～と

妙に納得してしまいました。

よく、ポジティブ思考でいきなさい、とか

いいことだけ考えなさい、というのも、

ここからきているということなんですね。

自分で意識できる、思考や言葉などを

楽しいもの、有意義なもの、うれしいものにしないと、

潜在意識が間違った方向へ自動化されてしまう、ということ

だと思います。

顕在意識は、自分の身体を守るために、

意識している。

そして、潜在意識は自分の命を守るために

自動化されている。

だから、顕在意識で意識したことが、

潜在意識は正解だと思って、忠実にその方向へ

自動化してしまうんでしょう。

これは、ちょっと怖いことでもありますが、

実はラッキー・あるいは喜ばしいことでもあります。

なぜなら、喜び・感謝を意識すれば、

その方向へ向かいやすくなるからです。

この本の付属のＤＶＤで運動身体学の実験がありました。

それは、詳細は説明しにくいのですが、

「感謝」したり、｢身体にいいもの｣を身につけてもらうと、

それをしない時とくらべて、断然エネルギー量が違うということでした。

(詳細は本で・・）

そんなこと言っても、「いいこと」だけなんて

考えられないよ、と思われそうですが、

それでも別にかまわないとも思います。

人は自分を守るため、ネガティブになることもありますし、

それは、ほとんどの場合、「記憶」という

「脳の中の今」が作用しているからです。

そのネガティブを無力化する方法として、

マトリックス・リインプリンティングという方法もあります。

（これは、偶然知りました。。）

ヒントは、ネガティブあるいはトラウマでも、

それを受け入れ・「それでも自分自身を深く愛する」ことに

ありそうです。

そして、それと同時にタッピングといって、

経絡をタッチしていきます。

長くなってしまいましたので、

今日はこの辺で終わりにします。

続きはまた次回・・