今年は、ヒプノセラピーを始めたり、ＨＰをリニューアルしたりしましたが、実はまだ更に取り組んでいることがあります。
それは、スピリット・リリースです。
スピリット・リリースとは「除霊」「他者から送られたのネガティブな思念エネルギー（生霊）の除去」のことを言います。
日本語で表現すると、何とも恐ろしい響きですよね･･･（笑）。
日本では除霊というと、ロウソクをつけてお線香を焚いて御経を何日も唱えたり･･･というようなおどろおどろしいイメージがありますが、私の除霊はそういうタイプとは全く違います。
霊というのは要はエネルギー体ですので、強く憑依していないものは、ヒーリングでエネルギーが活性して波動が上がると取れるものなのです。
ですから今までもヒーリングの中で、当然のようにスピリット・リリース（除霊）をしていました。
私のヒーリングを受けた後に「軽くなった」「ここにいつもあった不快感が取れた」という方が多くいらっしゃいますが、それはつまりそこに付いていた何らかのエネルギー体が取れたということなのです。
今までは、クライアントさんがどこかでエネルギー体を拾って来てしまった･･･というタイプが多かったので、「どこかに行かれましたか？」などとお話をしながら、サッサと取ってしまうことがほとんどでした。
大したことがない場合には、何も言わずに取ることも多かったです。
ところが最近は、サイキック・アタック（ネガティブな思念エネルギー、恨み、呪い）系のエネルギー（生霊）が憑いている場合が多くなってきました。
この場合はご本人にも自覚して頂く必要がありますので、「憑いてますが、誰かから嫉妬されていますか？」などとお話をすることになります。
また、ご本人に自覚があって「攻撃を受けているのですが」とご相談されるケースも増えてきています。
一番ご相談が多いのは、職場の人間関係からのサイキック・アタックです。
サイキック・アタックの場合、カルマ的な要素も多く含まれるので、事情は複雑です。
ヒーリングで相手から刺されたエネルギーのトゲ等を取ることは簡単にできますが、魂の学びという要素も大きいので、相手との関係性が変わらない限り、またトゲを刺されてしまうことの繰り返しになってしまうのです。
また、攻撃をブロックしようとしても、相談にこられたご本人に相手を引き寄せる波動がある限り、一時的には改善しても、根本的な解決は難しいのです。
ですから、魂の観点から見て、相手を許す・愛するということが必要になってきます。
このあたりはクライアントさんとじっくりお話させて頂いて、相手に対する気持ちの持ち方や、今できる範囲での具体的な対応策をお教えしています。
サイキック・アタックのスピリット・リリースに関しては、最近セッションをお受けになったクライアントさんからその後のご報告を頂きましたので、後日改めてブログでご紹介させて頂きますね。
先日、元同僚のヒーラーと会う機会がありましたが、私が「スピリット・リリースに力を入れているんだ」と言いましたら、「え～？本気なの！？」とビックリされました（笑）。
スピリット・リリースには向き不向きがあります。気力・体力も含めて色々な意味でかなりハードですので、ヒーラーでも敬遠する方々が多いのが事実なのです。
でも私は変人というか特殊でして(^^;)、元々ネガティブなエネルギーに対しての抵抗力がかなり高いのが自慢です！（こんなのが自慢になるのはヒーラー位ですね！爆）
その為か、スピリット・リリースにはヒーラーになりたての頃から関心が高く、以前勤めていたヒーリングサロンでは「除霊戦隊ジョレンジャー♪」などと言って、張り切って取り組んでいた記憶があります。（ちなみに私はジョレピンクでした･･･笑）
「あのクライアントさんは除霊だよ」と聞くと、そのセッションに飛んで行ってましたっけ（笑）。
そこには除霊の上手な先生がいたのですが、目の前で行われる奇跡のような除霊を沢山見てきました。本当にあれは奇跡でした！
今その経験が非常に生かされていると感謝の気持ちです。（なかなかできる経験ではありませんので･･･）
スピリット・リリース（除霊）と一言で言っても様々なものがあります。
上記の例のような通常のヒーリングでは取ることができない、強度の憑依の場合もありますし、家にエネルギー体が憑いているようなケースもあります。
強度の憑依の場合は、憑依したエネルギー体にも意識があるため、憑依された人の人格に影響が出てきているケースがほとんどです。
その為、ご本人のエネルギーや魂という側面だけでは簡単に解決できません。憑依したエネルギー体と対決しないとならない場合も多々あるのです。
ですから正直申し上げて、私にはお手上げ･･･というケースもありますし、なかなか取れない為に現在も継続除霊中というケースもあります。
こういうケースに出会うと、自分の未熟さを思い知らされます。まだまだ研鑽が必要です。
また、家に憑いている場合には、その家の歴史なども絡んでくるため、個人レベルでのエネルギーでは済まない場合も多くあります。
私も家のスピリット・リリースはほとんど経験がなく、現在訓練＆検証中です。
どんな場合も原則として言えることは、自分の中心軸をしっかり持っていないと、憑依されて持っていかれてしまうということです。
ですから、自分自身でいるということは、本当に大切なことなんですね。
そして、エネルギーには波長の法則がありますので、何かが憑くということは、結局のところ、無意識の部分で必ずそれに共鳴する何かが自分の中にあるということなのです。
ですからクライアントさんがそういったご自分の影の部分と向き合い成長していく気持ちがないと、いくらヒーラーが頑張っても、なかなか憑依は取れないのが事実です。
そして、そういう課題をお持ちの方と私が出会うのも何かの縁で、私もそこから学びなさいということなのだと思います。
つまり、私にもきっと同じ課題があるということなのですね。
今まではヒーリングのパワーを上げることで、様々な課題をクリアしてきた部分もありました。
しかし今年は課題として、エネルギーの世界に関する理解をもっと深めたり、魂についてもっと探っていくことによって、更に深いヒーリングをすることが求められている1年のようです。
ヒプノセラピーを始めるように導かれたのは、そういった学びの意味合いも大きいのだと思います。
（ヒプノセラピーは本当に奥が深く、素晴らしい癒しのメソッドです）
皆様との交流の中で、私の魂の旅も続きます･･･。
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