116284 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

happy harmony

happy harmony

FREE FREEHAND MAKES HEADWAY!

(Newsletter 07 from May 6, 2010より)

Free FreeHandは前進する!
Adobe社は自らの所業を顧みるべきだ



昨日われわれは「Adobe社、ソフトウェアの独占を訴えられる」という題名のもとに、Free FreeHandの存在とその活動が以下の主要なメディアに詳細に取り上げられているのを目にしました。

Macworld (U.K.)
http://www.macworld.co.uk/procreative/news/index.cfm?newsid=3222489&pagtype=allchandate

PC Advisor (U.K.)
http://www.pcadvisor.co.uk/news/index.cfm?newsid=3222476

Network World (U.S.)
http://www.networkworld.com/news/2010/050510-adobe-accused-on-software.html?source=nww_rss

もしあなたがそれをまだ読んでいないのであれば、ぜひとも読んでいただきたいと思います!

そのすべてを抜粋することはできませんが、とくに鍵となるいくつかのコメントを以下に掲載します。

「この問題が包含するもっとも重要なテーマは、消費者が自らの生計を立てていくために使っていきたいと思うプログラムにもはや選択の余地がないということなのです」

まったくもってその通りなのです。Devo(※アメリカのロックバンドのことのようです。「Freedom of Choice」という曲をだしています。こちらのサイトさんに和訳が載っています→http://blog.goo.ne.jp/civil_faible/e/08e4cf50a104b4a8b7e4d11b75ed2fb0)が断言しているように、選択の自由はわれわれの手にあるはずなのに、この場合に限っては働くプロフェッショナルたちはIllustratorのほかにFreeHandにかわりうる、現実的かつ有効な選択肢を持たないのです。そしてそのことこそが、この問題の肝要な点なのです。そう、Corel Drawというソフトがあるにはあります。このソフトはベクター画像を編集するソフトのはしくれとは言えるかもしれません。しかし、キャリアをつんだクリエーターたちにとっては、FreeHand(あるいはIllustrator)にかわりうるソフトはほかにないのです。こうした観点から、われわれはAdobe社のやり方は事実上の独占であると断言します。だからこそわれわれはAdobe社の非倫理的な経営戦略に対してこうして果敢に戦いを挑んでいるのです。

「競争の欠如はAdobeのIllustratorのユーザーのためにもならないと言えます。なんら技術の革新がなされているわけでもないのに、価格がコントロールされるということは、とどのつまりIllustratorのユーザーが脆弱な製品をいちいちアップブレードしなくてはならなくなるということを意味するのであり、たとえIllustratorを使うのがいやになったとしても、ほかにどうすることもできないということなのです」

そうなのです。Illustratorファンのみなさん、聞いていますか?AdobeはFreeHandという鉱脈から10年も前に開発されたその独自の機能を掘り起こして、ただでさえコードがてんこ盛りの最愛のIllustratorに詰め込んで移植しているだけなのです。それにもかかわらず、それを「画期的な進歩」と称し、その実これといってなんの目新しい開発もなされていない製品をよりいっそう短いスパンでリリースし、みなさんにばかばかしい出費を課すことを保証しているにすぎないのです。これを悲しく残酷なことと言わないのなら、とんでもなくばかげた冗談としか言いようがありません。

われわれは、実際のところAdobe社の行いはいずれにせよなんらかのかたちでソフトウェア産業にかかわるすべての人々を傷つけるものであり、結局はこの明白な事実こそがわれわれの試みを最終的に成功に導きうるものであるということをIllustratorユーザーに確信させるものであると感じています。大きく息を吸ってください。われわれにはまだやらなければならない仕事がたくさんあります。けれど、みなさんは同時にいくぶんなりとも奮い立ち、気持ちをあらたにしたのではないでしょうか。世界はわれわれが主張する主眼点が妥当なものであり、FreeHandをめぐるいきさつが不当な事例のひとつであるということを理解しつつあるのです。


© Rakuten Group, Inc.