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新フォーラムのお知らせ-1/4ニュースレター

FREE FREEHAND NEWSLETTER | JANUARY 3, 2011

★どんな人がFree FreeHandを使っているのか?

MacromediaがFreeHand MXの開発に携わっていた2001年から2003年までのあいだ、FreeHandのユーザーは全世界で40万人を超え、それはいかなる意味からいっても相当な規模の数と言えました。
このことを踏まえ、さらに6年も前にAdobe社がFreeHandに引導を渡していることを考慮にいれつつも、2011年1月の現時点で、FreeHandのユーザーがどのくらいいるのか、ためしにちょっと数えてみることにしましょう。

FreeHandユーザーのうち、その80%がFreeHandからIllustratorに乗り換えたとしてみましょう。それでもまだ全世界で8万人ものFreeHandユーザーが残っていることになります。
そんな数はとても現実的とはいえないというのなら、かつてのFreeHandユーザーのうち、その90%が完全にIllustratorに乗り換えてしまったことにしてみましょう。
それでもなお、4万人もの人々がFreeHandユーザーが残っていることになります。
さらにこの計算ゲームを続けてみるなら、FreeHandがAdobeに吸収される以前にいたFreeHandのユーザーのうちの、ほんの5%がFreeHandを使い続けているだけだと仮定しても、それでもなお2万人ものFreeHandユーザーが残っていることを数字から導きだすことができるのです!

Free FreeHandは、これまでにわれわれの活動に参加してくれている人々の人数がどうであれ、いまだ残っているFreeHandユーザーのうちのほんの一握りの人々しか取り込んではいないということを十分に承知しています。
しかし結局のところ、ここに約6000人に及ぶFFHのメンバーシップを構築できたのは、その一人ひとりがこんにちのインターネット環境にじゅうぶんなじんだ、FreeHandを最も熱烈に支持するプロフェッショナルであったからです。
われわれは新しいメンバーが登録してくれるたびに、Free FreeHandが丸1年以上にもわたって活動を続けてきたにもかかわらず、いかに多くの人々がそれに気づいていなかったのかを知り、驚かざるをえません。
Free FreeHandを知らない幾千のFreeHandユーザーに、われわれの存在を知らしめるためにはいったいどうすればよいとあなたは思いますか?

ちょっと見渡してみても現在Free FreeHandを構成するメンバーの職業は多岐に渡り、その仕事は驚くべき豊かな多様性にとんでいることがわかります。
最近のわれわれの調査によって、グラフィック・デザイナー、イラストレーター、印刷業者、プリプレス、漫画家、ウェブ・デザイナー、テキスタイル・デザイナー、地図制作者、フォント・デザイナー、ブック・デザイナー、写真家、建築家、マルチメディア・プロデューサーなどがFreeHandを使って仕事をしていることがわかりました。
ほかにもファッション・デザイナー、教師、美術家/彫刻家、科学者/研究員、学者、新聞記者、趣味に熱中する人、アニメーター、看板屋、彫刻師などもいます。
プロダクツ・デザイナー、ゲーム・デザイナー、工業デザイナー、ディスプレイ・デザイナー、車のデザイナー、家具職人などもいます。
シルクスクリーンに用いる人もいれば、学生やコミュニケーター、秘書やマネージャー、落書きアートや折り紙アートにも使われているのです。
これらのさまざまなバリエーションにとむ個性豊かな人々はひとつの共通の特徴で結ばれています。それはFreeHandへの愛です。
おそらくこの幅広い多様性こそが、オンラインでFree FreeHandにチャンネルを合わせることを阻み、いまだFree FreeHandの存在が多くの人に知られざるままにとどまっている理由でもあるのでしょう。

ユーザーの一人として、FreeHandのために戦い続ける理由は何なのでしょうか?
それはあなたがAdobe社のIllustratorの市場における圧倒的なシェアを知らないからでも、Illustratorが業界標準に指定されたのを知らないからでもないのはあきらかです。
Adobe社がそのマーケティングの力でIllustratorを圧倒的な位置に押し上げ、FreeHandをその後方へ追いやったからでもありません。
われわれの調査は、その理由がAdobe社が犯すべからざる一線を越え、デザインの市場から健全な競争を取り除き、あなたがプロとしてあなたの仕事のニーズにもっとも適うツールを選択する権利を意図的にコントロールしようとしているからであることを物語っています。
FreeHandユーザーにとってのプロフェッショナルとしてのキャリアは、20年にもわたって開発されてきたFreeHandの遺産によって構築されたものなのであり、われわれがFreeHandとは全く別の選択肢としてIllustratorを体験するかわりに、われわれにとって必要不可欠なソフトウェアであるFreeHandを意図的に踏みにじったことにこそ、われわれは「No!」と言うのです。



★新しいフォーラムが開設されました

1月1日をもって、トピックを拡張し、カスタマイズを強化した新しいFree FreeHandのフォーラムが開設されました。
われわれはオープンソースであるphpBBと自身のホストサーバーを用いて独自のシステムを構築できたことを喜んでいます。
これによってフォーラムを完全にコントロールすることができるようになり、多様なトピックを提供することができるようになるからです。
コミュニティの議論の場として、われわれは旧Q&Aフォーラムにエントリーされていた11つのトピックを、効率化をはかって4つのトピックに減らしました。

◆FREE FREEHAND
FreeHandについての哲学的、倫理的、政治的そして法的な議論の場です。

◆VECTOR APP ALTERNATIVES
FreeHand以外のよいベクター・グラフィック・アプリケーションについての情報を投稿し、それについて議論する場です。

◆ILLUSTRATOR RELATED FREEHAND TOPICS
FreeHandとIllustratorの比較の場。この2つのアプリケーションを使っての体験や、印象、問題点や質問などを書きこんでください。

◆FREEHAND SUPPORT
FreeHandを使う上で助けが必要になったり、シェアできるような小技がありましたら、こちらに書き込んでください。


あたらしいフォーラムの場所はこちらです。
http://freefreehand.org/forum/

RSSはこちらで提供されます。
feed://freefreehand.org/forum/feed.php

注:旧フォーラムは機能していませんので、新しいフォーラムをあらためてご登録ください。今度は個人的なアバターや署名(画像を含みます)をつくることができます。


★次なる戦略は?

あたらしい年を迎えて、なにかあらたなキャンペーンやアクションを起こすべき時がきました。
2010年夏のポストカード・キャンペーンはAdobe社の経営陣にわれわれの存在をアピールするうえで有効でした。
彼らはFreeHandを容易に手放そうとはしませんでしたが、何百も何百ものレターはわれわれが簡単に引き下がりはしないということを示すことができました。
次なる戦略について、何かいい考えがあればぜひお聞かせください!
そうしたアイディアはFFHのメンバーの数を増やし、FreeHandのすぐれた点を称える一助となり、Adobe社に対してわれわれの存在をあらためて思い起こさせることになることでしょう。
あなたのアイディアを下記に投稿してください。
http://freefreehand.org/forum/viewtopic.php?f=2&t=16&sid=81ec918c7be5d4d547cb5f9a496b2a8f


★最後に…

われわれFree FreeHandのスタッフは次なる行動プランを練りつつその影で活動を続けています。
われわれはあなた方に過去数ヶ月のあいだ、辛抱強く気長に待っていてくれるようにお願いしてきました。
ときにはあまりにも静かで動きがないように思われたかもしれませんが、実際は決して活動を休止していたわけではありません。
もちろんわれわれはわが忠実なるコミュニティのメンバーと情報をオープンに分かち合うよう努めるつもりですが、それでもいくつかの事実については今のところ機密あつかいにしておかざるえません。
われわれは誰と渡り合っているかを肝に銘じ、何事も軽く扱うわけにはいかないのです。
最後に、ここ最近Adobe社はMicrosoft社と協議をかさねており、この話し合いの行方いかんによってFreeHandの将来に影響が及びうることをしっかり心に刻んで動向を見守らねばならないということを言っておかねばなりません。
あなたがたのこれまでの忍耐、そして献身はこの新しい年にあたって力を得ることになるでしょう。

もし元Adobe社やマクロメディア社に勤めていた、もしくは現在勤めている方で、われわれの訴えに共感していただける方がいらっしゃいましたら、ぜひ聞き取りをさせていただきたいと思います。
こちらまでご連絡いただければさいわいです。info@freefreehand.org

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Free FreeHand


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