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2007年06月20日
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カテゴリ:バブとの思い出
朝の処置で、子宮口の開きが3cmになっているので、風船は使わず陣痛促進剤を点滴し子宮の収縮を促し、バブ自身で子宮口を開かせて出産するということになりました

陣痛促進剤の痛さ。。。憂鬱です。。。わからん
でもバブに会うために頑張らなくっちゃ上向き矢印

今日は実家の父母妹がお見舞いに来てくれました
父は私の元気そうな顔を見ると、じっとしていられない人なのでどこかへ出かけていきました

陣痛促進剤がはじまりました
昨日と同じく点滴の量が少ない朝は少し痛むくらいでしたが、量が増えて行くにつれて痛みは増し、お昼過ぎには激痛になりました

「痛いよー痛いよー」号泣

陣痛が来る時間がどんどん縮まって行きましたが、バブは出てくる様子はありません
ただ昨日と違うところは、子宮がおへその近くから子宮口に向かって押し出すように収縮しているのが感じられました
先生に診てもらうと「ずいぶん赤ちゃんが下がってきてますよ。また何か変化があったらすぐに教えてください」とのこと

バブ。。。早く出ておいで。。。ママたちにお顔を見せて

陣痛は1分おきに来るようになりました
辛い。。。

助産師さんが分娩室へ車椅子で連れて行ってくれました
旦那しゃんは付き添ってくれました
「痛いよー痛いよー」
旦那しゃんは「奥しゃん頑張れ」と励ましてくれました
でも、今の私には痛みに耐えることで精一杯。。
旦那しゃんの励ましてくれる言葉でさえ、耳からくる「声」という刺激となって苦痛になってしまっていました
奥しゃん「旦那しゃん。。。いてくれるだけでいいから。。。話さないで。。。」
旦那しゃんにそう伝えました。ただただ痛みとの戦いでした

7ヶ月での出産。。。
生まれてくるバブの産声を聞くことができない
出産の呼吸法さえ知らないまま、ただただ陣痛に耐える辛さと苦しさ
痛みを和らげるために、呼吸を止めてしまっていました
息をはくと子宮が収縮し痛みが増すので、息を吸うのですがはくことをしなかったようです
過呼吸になり、手がしびれてきました
ビニール袋を用意され、過呼吸を治しながら痛みを我慢しました
今度は吐き気もしてきました
仰向けに寝ていたほうが子宮の収縮が感じられていたので、ずっと仰向けに寝ていましたが、さすがに同じ寝方ばかりしていたので、腰が痛くなりました
旦那しゃんの方を向くようにして横向きになりました
痛みはあまり変わりませんでしたが、痛みによる子宮の収縮は感じられなくなり少し楽になりました


「もう嫌だ!もういいよー、痛いのはもう嫌だー」号泣号泣

限界でした
痛いのとか辛いのとか、耐えられる方だと思ってました
でも、体力が、、、持たない、、、
横向きでは子宮の収縮を妨げてしまっていると思い、最後の力を振り絞って仰向けに寝方を変えたそのとき

「あっ!なんか出た!!!破水した!!!!」

急いで先生に連絡する助産師さん
タオルのようなもので、バブが出てこないように押さえているようでした
子宮の入り口でバブがはまっているのを感じました
バブは小さいので痛くはありませんでした
陣痛は治まっているようでした

先生が来て、出産がはじまりました
バブはすぐ出されて助産師さんがきれいに洗ってくれているようでした
とても静かでした
バブはやはり泣いてはくれませんでした。。

その後、胎盤を出していたのでしょうか?
助産師さんに「便を出すような感じで踏ん張ってみて」と言われましたが、うんちをするときと違う場所の腹筋を使ったほうが、すんなり出るような気がして、自分なりに腹筋に力を入れてみました
どうやらそれは正解だったらしく、つるりと何かがでてきました
2回ほど大きなものを出しているような感じがして、分娩は無事に終わりました

バブが小さかったので、切開はしなかったようです
バブを出産したと同時にあんなに辛かった陣痛は治まりました
少し痛みはありましたが、激痛はなくなり、どっと疲れがでてきました
しばらく分娩台で休んでから病室へ行くことになりました
バブは少ししてから、病室へ届けてくれるとのこと

病室に帰ると「お疲れ様」と少しホッとした顔の実母と妹がいました
私はベットでぐったりしていました

しばらくするとバブが小さな箱に入れられて病室へやってきました
ドキドキしながら箱を覗くと、小さな小さな赤ちゃんが眠っていました

頭が少し大きいのは7ヶ月だからかな?
肌は肌色ではなく赤黒い感じに見えました
まさに「赤ちゃん」だと旦那しゃんと話しました
こんなに小っちゃいお鼻なのに、ちゃんと鼻の穴がついています
口はつぐんでいて、薄い唇が光っていました

可愛い可愛い、旦那しゃんと奥しゃんの赤ちゃんでしたきらきら
体重 580g、身長 32cm
助産師さんたちが作ってくれたガーゼの服と帽子をかぶって、白いレースのついたお布団に包まれてちょっと右を向いて眠っていました

服をちょっとずらして手や足を見てみると
ちっちゃな手にはちっちゃな指が5本、そして爪がしっかりついていました。
ちっちゃな足にもちっちゃな指が5本、そして爪もちゃんとついていました。
ただ、普通の赤ちゃんよりちっちゃいだけ。。。ただ泣いてくれないだけ。。。
静かに寝ているバブ。。そして起きることのないバブ。。
お顔を見せてくれてありがとう
あなたのことはずっとずっと忘れないからね

涙は出ませんでした
可愛いねーって、みんなで見つめていました
実父もちょうど戻ってきて、バブに会うことができました
実父はバブには会ってくれないかと思っていましたが、すっとバブに近寄り「ちっちゃいね。。可愛いじゃないか。。」と一言言いました
意外な父の一面を見たような気がします
それは実母と妹も同じように思ったそうです

夜は旦那しゃんと一緒にどっちに似ているか、話しながらバブと過ごしました
個室だったので、親子三人で過ごすことができました
バブがこの世に生まれてから、最初で最後の親子三人の今夜、バブのことをずっと覚えていられるように。。
バブが私たちのことを忘れないように。。。
また私たちの元へ帰ってこれるように。。。
そして今度生まれてくるときは、元気いっぱいの産声を聞かせてくれるように。。。

私は寝る前にいっぱい泣きました
旦那しゃんは私を抱きしめながらも少し泣いているようでした

バブと過ごした7ヶ月、明日にはもう一緒に過ごせなくなってしまう
まめまめだったバブ
まめから心臓か見えたときのなんとも言えない嬉しさ
頭と体、手足ができていたときのこと
胎盤ができてきて、胎動を感じたときの喜び
元気に動いていたバブ
毎晩バブの胎動を確かめていた旦那しゃん
たくさんの楽しかった思い出。。私は忘れない。。
天国で元気に過ごすんだよ バブ。。



バブの死因はへその緒が捻じれてしまったことによるものでした
バブのお腹を見ると確かに根元で2、3回へその緒が捻じれていました
苦しかったのかな?かわいそうに。。
バブは元気いっぱいだったから、お腹で動き回りすぎてへその緒をよじってしまったんだね

バブの性別は分からずじまいでした
まだ生殖器が完成していなかったようで、どちらとは言いにくいということでした
バブが生まれてくる前夜、私たちはバブの名前を考えていました
男の子と女の子の両方の名前を考えていて、生まれてきたら名前をつけようと思ったのです
ですが性別はハッキリ教えてもらえなかったのは残念です
でも私たちはバブを見て「男の子」ということに決めました

元気四つ葉

バブの名前は元気くんになりました
お腹の中で元気いっぱいだったバブに
「バブは元気だね~。私に似ていつも元気だね~」
と話しかけていたからです。
そして今度お腹に戻ってくるときは「元気で生まれてくるように」という願いも込めて。。





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最終更新日  2007年07月02日 14時28分28秒
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