大人猫さんを迎えて　♪

2016.08.24

ありがとうございます　! 　宇宙（そら）・人・ペット調和塾～作家阿部佐智子です。

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愛のひかりのエネルギー、必要な方に届きますように。

犬猫ちゃんをお迎えする時、仔犬、仔猫ちゃんにするか、
それとも若犬、若猫＆大人犬、大人猫さんにするか頭を悩ませるところですね。

わが家の場合、昨年、二歳半を過ぎた若猫(私はそう受け止めています)・海・うみをお迎えしました。
大正解でした。
犬猫ちゃんのお迎えはご縁ですから、それに正解・不正解はないのですけど
あえて言うのなら、ということで大正解　!

大人猫さんを迎えること、迎えた場合のメリット。

◎トイレは完璧です。家では猫砂をすぐにわが家バージョンに変更しましたが
　トイレの失敗は一度もありません。
　猫砂の移行は海・うみが来て1週間もしないうちにスタート。
　猫砂を変えたその日から上手に使ってくれました。

◎爪とぎ。海・うみはどうやら爪とぎの躾はされていない様子でした。
　が、爪とぎを買ってきて、「ここでトギトギするんだよ」と
　私がやって見せたらすぐその場で爪とぎを始めました。
　その後も壁などで爪とぎをすることもなく、とても良い感じです。

◎爪切り。これもまたあまり習慣がないようでしたが、
　少し眠そうにしている時に少しずつ切ったら、上手に爪切りをさせてくれました。
　爪を出したり引っかいたりはありません。

◎ブラッシング。「海・うみ、ブラシさせてくれる　? 」というと
　へそ天をして「どうぞニャ～～」状態。
　海・うみはラグドールちゃんと日本猫さん系ミックスちゃん。
　長毛のラグドールちゃんの血筋のせいなのか、ものすごい抜け毛ですけどとても気持ちよさそうにしてくれます。

◎お留守番。まったくノントラブル。留守中のいたずらなどもありません。

というわけで日常のケア、生活の範囲では良いことしかありませんでした。

◎ごはん。これはちょっと大変でした。元々海・うみは食が細い方らしく、
　いわゆる「ダラダラ食い」の癖がついていました。
　ごはんを用意しても一気食いということはせず、少しずつ、チョボチョボと日に何回もごはんを食べるタイプ。
　しかもカリカリだけしか食べてくれないコでした。

　これは仔猫さんの方が絶対楽ですね。
　仔猫さんは離乳食の終わる生後2か月～2か月半くらいになったら
　食材をトッピングしてのトッピングごはんを食べられるようになります。

　にゃんこサマの嗜好性は一歳までの食生活でほとんど決まってしまうと
　言われていますので、大人猫さんだと一からの「遅い」スタートです。
　ある程度好みが決まってしまっているのでこれだけは気長に楽しみながらやっていった方が得策。
逆の言い方をすると、食べられる食材の幅が少しずつ広がっていくことに
　密かな感動と幸せを感じさせてもらえる、という捉え方もできます。

　海・うみの場合はまずカリカリの種類をわが家バージョンに変更。
　この点は、すんなりうまくいきました。
　その後、缶詰や鶏肉・お魚を用意しながら
　海・うみのペースを崩さない程度に、でも時には強引にお口に食材を突っ込んで
　ゴックンしてもらう、といった強硬策も取りました。
　お肉に関しては鶏肉はなんでも割とすぐに食べてくれました。
　お魚、缶詰はかなりお好みがハッキリしていて、
　それでもお魚は今はほとんどのモノを食べられるようになりました。
　缶詰だけはえり好みします、でもそれくらいはヨシ　!

海・うみがわが家に来てくれて、約10か月。
　ちょっと大変だったのは食の移行だけ。
　と言っても今のごはんはそれなりに満足できる形でのごはんです。
　海・うみ自身もとても嬉しそうにおいしそうにごはんを食べてくれています、

　といった感じで大人猫さんを迎えたことのデメリットはほとんどなし　! と言えるかもしれません。

　大人猫さんだから、内臓もそれなりに安定している様子で
　仔猫ちゃん特有とも考えられる、虫によるお腹の問題も出ていません。
　感染症などの不安も感じたことはなく、またノミ・ダニちゃんにやられている様子もありません。
　お蔭様で体調を崩したこともありません。

　また、海・うみの食器やベッド、おもちゃ、トイレ、キャットタワーなどは
　先代猫・海・かいの使っていたものがほとんどですけど、
　不思議なことに海・うみは一切嫌がることなく、初めから自分のもののように使ってくれました。

　さて、大人猫さんはなつきにくいのでは、という心配のある方もいらっしゃるかもしれません。

　この点はわが家も一番心配でした。特にわがやは愛犬・キャバリア華実との相性の心配も
　あって、こればかりはお迎えをしてみないとわからないな、と。
　ちなみに海・うみは前の飼い主さんに「ものすごい神経質でなつかないかも」という
　お墨付き　! をいただいたコでその点も心配と言えば心配でした。

　結論。
　神経質そうな様子を見せたのは最初の一週間程度です。
　華実とはつかず離れず、でも時々くっついてちょうど良い距離感。
　主人にはベタベタ。これも一週間程度たった頃からです。

　おそらく、「食」「ごはん」の内容が変わったことで性格も変わり、
　というか本来の海・うみらしさが引き出されたようで今はとにかくピュアでかわいい甘えん坊さんです。

　この間は、私の頭の真横で寝てくれて、目が覚めた時に感動してしまいました。

　先代猫・海・かいもスーパー甘えた君でしたけど
　私と一緒に寝てくれたことは一度もなくて、
　長年の夢だった、にゃんこサマの添い寝が早くも実現してしまいました。

　そんなこんなで海・うみはもう何年も前からわがやの家族の一員だったおももちで
　毎日それはそれは楽しそうにしあわせそうに時を刻んでいます。

　愛犬・華実もスーパーフレンドリー＆オープン・ハートのコなので
　わが家には、いつも緩やかで穏やかな時間が流れています。
　そのお蔭なのか、主人と私もとても元気に毎日を楽しませてもらっています。

　大人猫さん、海・うみの場合はまだ若猫さんと言えるくらいだったかもしれないけれど
　いいですよ～、
　もちろん仔猫ちゃんには仔猫ちゃんのかわいさや魅力があるけれど
　私のように家で仕事をしていたり、結構忙しい生活をしていたり、
　またまた結構面倒くさがりやさんだったりしていても
　大人猫さんなら、早い段階でこちらのペースに合わせてくれるような気がします。

　にゃんこサマは気まぐれだからとの声が一般的ですけど
　なかなかどうして、
　とても協調性のある、やさしくてたくましくて賢くて包容力のある、カッコイイ生き物です。

　仔猫ちゃんであれ、若猫ちゃんであれ、大人猫さんであれ、
　ご縁が繋がって私たちの元に来てくれているコです。
　肩にチカラを入れ過ぎずに、「適当」に「ゆる～く」「楽ちん気分」で
　彼らとの幸せな時を紡いでいきましょう。
　共に手と手を携えながら。

　海・うみが来てくれたお陰でわが家は以前の三倍くらい楽しくなったかも。
　多分海・うみも幸せいっぱいの毎日を送ってくれていると、いつもながらの親ばかですけど
　愛犬・華実と愛猫・海・うみに私の心の「元気しあわせ力」引き出してもらっていることに感謝の気持ちでいっぱいです。

　素敵ですよね、ペット君と共にある、この生活。私の大切な大切な、宝物です。

　新刊、お蔭さまでご好評をいただいています。ありがとうございます。
本誌はレシピではなく、食材の効能と効果的な調理法、
さらにより効果的な食べ合わせ例をご紹介しています。
人間さんのごはんの献立にもお役立ていただけるとお喜びの声をちょうだいしています。
少しのアレンジで猫さん用としてもご活用いただけます。

　監修　ホリスティック獣医師　　渡辺由香先生　阿部知弘先生

阿部佐智子オリジナル【有料カウンセリング＆ヒーリングサービス】

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