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テーマ:プロ野球全般。(13223)
カテゴリ:日本プロ野球
おととい、NPBと選手会の間で選手会有利の
いわば和平条約が結ばれた。 これで6月から始まった球界騒動はひとまずは終戦になった。 NPBや球団経営者も自分達の利益を守るため、 必死に世論に訴えたが、逆にそれは選手会側につく結果になってしまい、 しまいには初のストライキが行われて、ついに白旗を揚げた。 しかし、選手会側が受けたダメージも大きい。 最大のダメージは近鉄・オリックス合併を食い止められなかったことである。 これについては磯部・三輪両チーム選手会長が涙の謝罪をした。 果たして、信用まったくなしの経営陣は選手・ファンが納得できる方法を出すのか。 他にもストによって全選手の給料カットもあるが、 もちろん、得たものもある。 合併によりパリーグは5球団となってしまうが、 新規参入を認め、来年も6・6制を維持するとNPBは約束してくれた。 しかし、新規参入を巡ってまた一騒動起こっているのである。 それが堀江ライブドアと三木谷楽天である。 両IT企業は、仙台(宮城球場)で新球団を作るとNPBに申請した。 先に手を上げたのはライブドア。近鉄買収→大阪に新球団→仙台に新球団と 状況が変わるたびにすぐに作戦変更をした。 しかし、後を追うように楽天も仙台に新球団設立を打ち立てた。 ライブドアと楽天は同じ六本木ヒルズに本社があるが、 会社規模・社長の個人資産はいずれも楽天が上。 その上、Jリーグ「ヴィッセル神戸」の親会社という実績もある。 だが、これで楽天有利というのもまだ早い。 ライブドアは先に仙台に乗り込んで、地元でいろいろな調査を行っている。 これから両社はPR合戦・野次合戦に入って、 NPBが公正に審査することを信じて、どっちが新球団として認めるかを決める。 楽天・三木谷社長は堤や宮内というダメオーナーと知り合いで さらに新球団のために設立した「(株)楽天野球団」の 経営諮問委員会という経営に関する委員会のメンバーには トヨタの会長や三井住友銀行の頭取などの大物経営陣がそろっている。 これに対して、ライブドア・堀江社長はちょっとキレぎみで 「楽天は赤字出しているんじゃないの・・・」とか言っていたが・・・ でも、こんなもめたままじゃ仙台に新球団なんてできるわけがない。 ライブドアVS楽天の戦いは続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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