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晴れ時々明日香 in Canada

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2010.12.09
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カテゴリ:映画
特に関心を持つわけでもなく、「地味な題名」と思いながら、
ただ録画してあったので観た映画ですが、
内容の濃さにびっくりしました。

監督は山本薩夫、主演は望月優子、三國連太郎。
この映画は、農村に生きた女性の半生を描いたもので、
時代の移り変わり、暮らしぶりの変化、家族の成長が
じっくりと描かれた、力強い感動作です。



閉鎖的で、嫁ぎ先では嫁として虐げれながらも
貧しい農村でたくましく、生きている姿は、
決して特別な個人の一生ではなく、
端々に典型的な農村女性の姿を描いています。

この映画の企画は全国農村婦人組織協議会。
製作は全国農村映画協会。
農民による農民のための自主制作映画で、
全国320万農村婦人部の投資(カンパ)3200万円を元手に、
1959年、1年がかりで映画は完成した自主映画で、
1000万人を動員したとも言われています。

主演の望月優子については全く知りませんでしたが、
どっしりとした農村女性を年代の変化とともに
リアルに演じていましたし、
三國連太郎は老け役のために下の歯を抜いた言われていますが、
その容貌や動作も本当に老け込んでいました。

自分が知らなかっただけとは言え、
こんないい映画が日本で作られていたことに改めて驚きます。
この映画製作に関わった人たちの熱い思いと気迫と、
この映画に共感した多くの女性の涙を感じられる映画です。









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Last updated  2013.05.30 09:54:00
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