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ハリーと暮らし始めてから都道府2県 道産子ハリーは酪農学園大学でお世話になっていました。 その後 2007年ごろ東京 2009年からは大阪 2013年からは長野 そして兵庫へ、転々としてきました。 毎月の薬は大学病院から送っていただいていましたが この4~5年は最寄りの病院で常同症の薬を出していただいています。 その都度、大学病院でいただいた《治療経過報告書》を持って 新しい土地で動物病院の門をたたきます。 大阪では近くの病院に酪農学園大学卒の女医さんがいらして ハリーの主治医のこともご存知だったので幸運でした。 さて、新天地のN市 評判は後まわしにしても 駐車場が広いこと 清潔で直ぐに診てもらえること 今後は往診があることなどを念頭に 事前にググって近所の動物病院の位置を把握していました。 実は後日談ですが4月1日 夕方からハリーの嘔吐が止まらず、飲食ができなくなり、 過呼吸まで起こたので夕方、下調べをした最寄りのS動物病院へ行きました。 庶民的で(初めての患者なので)丁寧に血液検査の結果を説明してくださる若い先生で 報告書をよく読んでくださったので毎月のお薬をここでお願いして帰りました。 「もう少し落ち着いたら、狂犬病の予防接種をお願します」 ところが昨日、N市民の先輩から S病院長の誤診で長い間必要のない投薬を受けて あまり良くないのではないかという情報が… 正直なところ「この先どうしよう?」と不安はありましたが 爪切りやこれまでの処方、ワクチン接種などは大丈夫かなと思い直し 今日、狂犬病のワクチン接種にでかけました。 好天の中、車で3分 ノ―ストレスでハリーは車内に戻りました。 ついでにバッグを置いて、ラグやオシッコシーツを整え 後部ドアをバタンと閉め、運転席へ。 カチと硬い音 「?」 実はこの3月に新車に代わり 新しい車の運転にも慣れきたところでした。 私の体の一部だった前車は鍵がかかってしまうことがなかったのに!? 日射しの強い駐車場で サイフを握りしめた私は立ちすくみました。 家の鍵も、車の鍵も、携帯も全部バッグの中 どうしよう どうしよう どうしよう 病院へ戻り先生に伝えました。 「たいへんなことになってしまいました」 病院の電話をお借りしてJAFを呼び 中に犬がいることを伝え 45分という待ち時間を受けとり その間に先生は看護師さんと一緒に白いタオルを数枚もって駐車場へ 車をタオルで覆い隠し、日射しを遮ってくださいました。 診察の合間に、先生が覗いてくださるので 「不動産会社へいってスペアーキーがあるか聞きにいってきます。」 と私がタクシーを止めようとすると、先生が午前の診療時間が過ぎたのでと ご自分の車で不動産やさんまで連れて行ってくださいました。 あいにくスペアーキーはなく… 「ああすればよかったかもしれないという思いが残ったら、 万一の時にやりきれないから、できることはしましょう。 やるだけやってダメだった時は仕方がない」 と、落ち着いて言ってくださいました。 駐車場に戻り、車の中をのぞいていたら 初老のおじさんが「どうした?」と声をかけてきました。 中に何かいるの?犬?種類は??と聞くので 「大丈夫です、ここの先生によくしていただいて 鍵がかかってしまって、今JAFを待っているところです」 実際、早く通り過ぎてくれという思いとともに答えると おじさんは病院へ入って行きました。 再び出てきて中の様子を確認後 「開いたらすぐに病院へ連れてきて」と一言。 そこで気がつく私… あ、院長先生? (^_^;) 気が動転していたのでどれくらい時間が経ったのかもわからず JAFの車を迎え、好感度満点のJAFのお兄ちゃんが 丁寧に道具を選び「少し時間がかかるかもしれません」と静かにいいながらも ものの2~3分でロックを外してくださいました。 それからは診察台にハリーを運び 大先生と若先生と看護師さんにハリーを委ねて JAFの手続きをすませて再び診察室へ。 「大丈夫、舌の色も悪くないし心配ありませんよ」と言われました。 もう「ありがとうございます」しかありません。 S病院に足を向けて寝ることもできません。 これからもよろしくお願いします 自分を信じて、おかしいと思えばセカンドオピニオンをもらえばいい それまではS病院でお世話になりますとも! 本当にいろいろご迷惑かけて、、、 病院からお断りされるかもしれないってハナシです。 家に帰ってしばらく放心状態 笑ってすむ問題ではありません。 真夏だったらと思うと冷汗がでます。 ▼∵▼マイッタ ゾゾゾ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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