着物を綺麗に着付上げられると嬉しくなりますね。
後はお嬢様方に素敵な想い出が･･･と願うばかりですね

今日はいよいよ帯び結びです。
帯結びの大切なところは、基本の帯結びです。
この基本がキチンと仕上げられないうちは変化結びは難しいと思います。
もちろん、形としては整えられるとは思います。
しかし、「着崩れない」「美しさ」を考えるとやはり基本があっての仕上がりとなります。

着付終了直後だけ綺麗でも仕方がないですものね。
半日、または一日お召しになるわけですから、窮屈でなく、美しさを保てるような着付でなければ着付料金を頂けないですね。

帯結びの基本は各着付教室での教本にもありますような帯結びです。
ひだをキチンととる、全体のバランス、帯結びの位置や高さなど、チェック項目は多くあると思います。
今一度確認をしてみると良いですね。


では私の帯結びで、気をつけていることをお伝えいたします。
まず、帯を巻く時に、前よりも後ろの方が巻く位置を高くします。
そうすることで、胃のあたりがとっても楽になります
帯の下線が締まることで帯はゆるみませんし、帯の上がゆったりする訳ですから、胃のあたりが楽なのですね。
着慣れていないお嬢様方ですから、少しでも楽にお召しになって頂けるような着付をしたいですね。

帯の巾出しは、身長によって決めています。
今は巾出しをしない着付もありますが、やはりお背の高さによっては巾出しをしないとバランスが悪くなりますね。
また、帯揚の処理によっても変わってきますので、全体をイメージして決めると良いですね。

帯結びの結びの位置は高めです。
振袖の場合、帯の位置は高いですので、結ぶ位置も高くします。

結んでからは、ゆるまないように脇をクリップで留めるなどしますと、作業に入りやすくなりますね。
続きは明日、また書きたいと思います


帯結びのポイント


↑下線が締まり、胃のあたりがゆったりｔしています。
　お分かりになりますでしょうか？
　帯を巻く時に意識するだけで仕上がりが全く違います
　（この写真はお太鼓結びですが、全ての帯結びに共通することです）

＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊・＊

「振袖の着付」で綴っていますが、他の着物の着付にも同じことが言えます。
着付の基本は一緒なのですね。
その時のポイントとしてお役立て頂ければ･･･嬉しいです

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