昨日日記を書く予定でしたが、夕方からまだ体調が悪くなってしまいまして、今になってしまいました。
リクエスト頂いていますポイントを書きますね。
お待たせいたしまして、申し訳ございません。



着物ベルト（コーリンベルト）


夏のメッシュ着物ベルト


・コーリンベルト・サイズ・M寸・送料無料・衿もとの着くずれ防止に


●ゴムの長さとシワの関係

ベルトの長さを決める時、どのように決めていますでしょうか？
ゴム素材のものですと、きつめの方が良いように思いがちですね。
でも、ゴムだからこそ、あまりきつくしてしまいますと、引っ張られてしまいます。
すると着崩れにつながってしまうのですね。
着物ベルトの場合、体にフィットしている感じくらい、またはそれよりもゆるくても大丈夫です。
コーリンベルトの場合、私の基準は肩幅です。
ただし体形によって（体の厚み）によってもう少し長くしないと窮屈になってしまう場合もありますね。
その逆の場合もあります。
基準から加減してちょうど良いゴムの長さを決めるのが一番の方法です。

背中でゴムがたるんでいたとしても全く問題はありません。
むしろきつすぎる方が問題ありです。
最初は分らないと思いますので、ゆるめで練習され、徐々に詰めていくと違いがわかると思います。

さて、このベルトをした後にシワの処理をしますね。
このシワの処理が大変に感じるのはゴムがきつすぎます。
これもポイントとして加減してみてくださいね。

背中心を整え、左右にシワを寄せます。
鏡を見ながらしますと、中心がずれてしまいます。
ご自分の感覚のみを頼って処理してみてくださいね。
そして「これでよし！」と思ったら鏡で確認してみましょう


●肩幅の関係
シワの処理が大変な理由の一つに、肩幅が広いことも考えられます。
ご自分の寸法に仕立てられたものですと、シワが沢山出るということはありませんが、プレタのものですと、裄丈も長めに作られています。
私は裄丈が６４cmですので、プレタ向きの体形ではありませんね…

浴衣ですと、長襦袢との関係もありませんので、多少長くても着ることができますね。
ただ、シワの処理が大変になってしまうことは事実です。
プレタノ浴衣をお買い求めの時は、「大きい方がいいんじゃない？」と思わず、ご自分の体形に合ったサイズで購入されると、シワの処理も楽になります。
ご自分の寸法がやはり一番なのですね。

サイズに合っていなければシワの処理が大変になるのは仕方のないことですので、あの手この手で奇麗に処理できる方法を試してみましょう。
シワは寄せるだけではなく、タックをとる感じでも奇麗に仕上げられます


●衣紋の加減と金具の留め位置
せっかく着物ベルトやコーリンベルトを使うのですから、きれいに仕上げられて当たり前…。
そう思いますでしょう？
しかし使い方が正しくないと、そうは言い切れないのですね。
そのひとつに、衣紋が奇麗に抜けない…こともあります。
衣紋は技術的なことの方が大きくかかわってきますが、ベルトの使い方次第では、更に上手く抜くことができなくなってしまいます。

ではどうしたらいのでしょう？
金具の留め位置を確認してみてください。
どのくらいの位置に留めていますか？
衿をきれいにするための小物ですから、上の方の衿に決めていますか？
それとももう少し下でしょうか？
左右の位置を変えたりしていますか？
同じ位置に決めていますか？

衣紋が詰まりやすいのは、上の方に位置を決めた時です。
このベルトは脇を通って後ろに回りますね。
ゴムですから伸縮します。一番自然な場所でゴムは落ち着きます。
上の方に留めても、前だけ上、後ろは下の方…。
これでは前位置もちょうど良いところまで下さがってしまうのは当然ですね。
結果として、衣紋全体を前に引き下げてしまい、衣紋が詰まってしまうのです。

ちょっと理解しにくいでしょうか…？？？

留め位置を下の方にすれば後ろとの兼ね合いも丁度よく、衣紋が詰まりにくいというわけです。
このようにしても衣紋が詰まる場合は、あとは技術的なことですので練習あるのみです。

身長にもよりますがあばら骨の下の方くらいまで下げても大丈夫。
胃のあたりの高さです。
また伊達締めを巻く位置の中心くらいですとちょうど良いですね。
（この位置も個人差がありますので、一概には申せませんが…）

そして左右が必ず同じ位置に留めることも大切なポイントです。
そうでないと片方だけ崩れてしまうこともあります。
必ず確認する習慣が身につくといいですね

続きはまた明日書きますね
お待ちくださいませ。


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