今日の多読は児童書です。
これも、多読を始めた4年前からぼちぼち読んでいます。
ほんの数冊は図書館にありましたが、ほとんど自分で購入。
Baby-Sitters Clubというシリーズがもともとありまして、そのシリーズのメインの登場人物の一人クリスティー、彼女のステップシスターのカレンが主人公です。
“Karen’s Doll” Ann M. Martin
主人公は7歳のカレン。彼女は両親は離婚していて、それぞれに再婚しています。
カレンは2週間に一度、週末を父親の家族と一緒にすごしています。
カレンの父の再婚相手は4人の子持ち。そこへまた一人ベトナム人の小さな女の子を養子にしています。
なかなか複雑そうな家庭環境に思えるのですが、離婚家庭の多いアメリカの児童書です。
実父母がそろった家庭はリアルじゃないということなのでしょうか?それとも彼女の性格か?
じめじめしたところはさっぱりなく、7歳のこどもらしい、生活に密着したトラブルがいつものこのシリーズのお決まりです。
今回は、カレンが、おばあちゃんからのプレゼント、イギリスからのお土産のベイビードールをもらうところからはじまります。
高価だし、大切にするのよとママにいわれ「もちろん!」と言うカレン。
カレンの親友が盲腸で入院したときです。かわいそうなその子が病院で寂しくならないように、そのお人形を貸してあげようと考えたカレン。
義姉のクリスティーに頼んで病院に届けてもらうのですが、話がくいちがって、大切なお人形をプレゼントしたことになってしまいます。
クラスでは「大切なお人形をあげるなんて、カレンはなんて優しいの!」とほめられ、返してといいだせません。
さて、どうやってお人形を返してもらうのでしょう。
やさしい英語で書かれたこのシリーズ、お気に入りです。
7歳の子供が主人公ですから複雑な話にはなっていませんが、アメリカの子ども達の生活をかいま見るようで楽しい。
このくらいの英単語で楽に自分の言いたいことが話せるようになるのがとりあえずの目標。
やさしい英語は書くことも助けてくれているようです。
どんどん読んでいきましょう。