ジャクリーン・ウィルソンのティーンズ向けの小説。
以前の日記の“Girls in Love”“Girls Under Pressure”の続きです。
Girls Out Late
★Girls Out Late / Jacqueline Wilson
主人公は14歳の少女エリー。(彼女が語る、一人称で書かれています。)
エリーとその親友ナディーンとマグダの3人はショッピングモールに出かけます。
マクドナルドでおしゃべりしていると、男の子がこっちを見ている、いえこっちを見てスケッチしている。
それに気づいたエリーですが、つややかな黒髪のナディーンを描いているのか、はたまた、ファッショナブルで男の子たちの目を引くマグダを描いているのかと思っていたら、どうも違う。
エリーをスケッチしていたのです!
いつも、二人の親友と比べて自分は見劣りがすると思っているエリー。
すっかりラッセル(こっちを見ていた男の子)に心を奪われてしまいます。
でも、出会ったその夜、帰りが遅くなったエリーはお父さんに外出禁止を言い渡されます。
ラッセルからは、「いつも僕よりナディーンやマグダを優先するんだね」と言われ。
親友達からは「彼ができたら私たちとの約束はどうでもよくなっちゃうの!」と板ばさみになります。
どちらとも仲良くしていたいエリー、どうするのかな?
パーティーに行きたかったり、コンサートにも行きたい!彼とデートだってしたい!
ついつい、時間を忘れて帰りが遅くなる。
コンサートの夜には危険な目にあうなど、危なげな少女たちの行動にひやひやしながらどんどん読み進めて行けます。
SSSのレベルわけではYL5,0~YL6.0 語数46000語
邦訳も人気があるようです。