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テーマ:英語のお勉強日記(7850)
カテゴリ:英語 児童書
昨年、旅行でポートランドに行きました。 今のアイダホに住んでいたショーショニー族に生まれたサカガウィア。(生まれた年は1789年とも1790年とも) サカガウィアが10歳の頃、ショーショニー族が他の部族から襲われ、逃げたサカガウィアもさらわれます。 その後、カナダ人のトゥーシャン・シャボノーに売り渡され、トゥーシャンの妻になります。 一方、領土を広げたかったアメリカは当時未開の地、未知の地であった北アメリカ大陸の西側に遠征隊を送る。 遠征を率いるウィリアム・クラークとメリウェザー・ルイスはその任務のためには馬が必要だと考えていた。 馬のブリーダーとして名の通っていたショーショニー族の通訳が必要だった。 それを知ったシャボノーは妻サカガウェアと生まれたばかりの子供とともに遠征隊に加わる。 過酷な旅にサカガウェアが病気になったり、子供が病気になったりしながらも、サカガウィアは遠征隊を野山に自生する食べられるもので助け、通訳としてだけでなく力となった。 さらわれた10歳の少女だったサカガウィアは旅に出たときは15歳で子供を生んだばかり。 運命に翻弄されたともいえますが、自分の意思も働いていたようです。 懐かしい自分の種族ショーショニー族に出会った後にも遠征隊について旅に出ることを選んだことにもその意思が感じられます。 遠征隊が行き着いた西、それがポートランドだったのです。 なので、ポートランドに彼女が描かれていたのですね。 彼女はアメリカにとって称えられるべき人だった。(白人からみたらですが...) でも、インディアンとの争いの間忘れ去られていた。 もしかしたら、これはインディアンたちにとってはマイナスだったかもしれない。 彼女が助けなくても遅かれ早かれインディアンたちは追いやられていたのでしょうが。 アメリカ人でない私は彼女の強さにひかれますね。 Sacajaweaともつづるようで(だってインディアンには文字はないもんねぇ。) もっとページ数の少ない本もあるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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