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2007.12.22
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カテゴリ:演劇感想
偏路.jpg



劇団、本谷有希子「偏路」を観ましたちょき
既に今日千秋楽ですが、こりゃぁなかなか良かった!!o(^-^)o

何が良かったかって?
脚本が。










<あらすじとか概要とか>
女優を目指していた28才のわかつきちゃんが、劇団解散を機に自分の才能のなさを認めて、田舎に戻ってきた。
しかし彼女は田舎の人にコンプレックスを持っていた。
人の善意や優しさ、ほのぼのした平凡な生活を煙たがるわかつき。
父親方の従兄弟やおばさんの、田舎のスケールの小さい話に飽き飽きし…
父・むねおに女優を諦めて都落ちすることを話すと大喧嘩に。
そんな先で起こるのは、平和でうわべだけのグロテスクな世界を嫌がるわかつきと、
わかつきを心配した父・むねおがいたからこその出来事―。


この主人公の気持ちには共感するなぁー。
家族への考え方や、人生観や、そーゆーのが似ていた。
だからすんなりと感情移入できたなぁ涙ぽろり

本谷さんは女のナイーブな感情を些細に書く人だなぁと思う。
どこにでもある現代の話なのに、
そんな中で過ごす人の迷走した気持ちを、
これでもかという程分かりやすく表現してくれる。
しかも最後の最後までクライマックスが予想できない。
というより、どんでん返し。
飽きないねーきらきら

ずば抜けた目新しい演出や道具、時代背景があるわけではないので、好き嫌いは分かれると思うけど、松尾スズキ氏の暗~い人間の話が好きな人は、主人公の気持ちに頷けるはず。

本当、演技や装置や音響がどうこうってより、脚本なんだよなー。。。

役者も違和感ないからかなりうまいんだろうけどね、濃いキャラ作った本谷さんを誉めたくなっちゃうんだよな…

あまり期待せずに行ったのだが、かなりの満足感赤ハート
アンケート回収してる係員に、ついつい「面白かったです」の声をかけてしまう。
何様じゃ私は!(苦笑)

とにかく、次に期待というこっちゃね。
今月はあと「死ぬまでの短い時間」と「我が闇」を観たいですな。

そういえば、当日券待ちで並んでいるときに、八嶋智人さんが入場するのを見かけた。
眼鏡王子…ひよこきらきら
あなたのカムカムの舞台も早く観てみたいです。

◎本谷有希子関連作品◎
舞台「砂利~zyari~」   映画「腑抜けども、悲しみの愛をみせろ」





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Last updated  2007.12.24 03:20:00



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