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3度の飯より音楽好き♪

3度の飯より音楽好き♪

ピアノ(ソロ)

♪ はるろりんずのジャズ愛聴盤~ピアノ(ソロ)編~ ♪


ピアノの音色、大好きです。
自分で弾けたらいいなぁ・・・と思いますが、
残念ながら私はピアノ、弾けません。(涙)


ピアノの音色を味わうには、ソロが一番かな、と思ってます。
そして、そのピアニストの本質がよく現れるのもソロの音色じゃないかな・・・と。
難しいことは語れませんが、お気に入りのソロ・ピアノのアルバムをご紹介します。










モンクのピアノの音色、好きです♪
Piano Solo / Thelonious Monk(Vogue 1954)

1 Round About Midnight 2 Evidence 3 Smoke Gets In Your Eyes
4 Well You Needn’t 5 Reflections 6 Eronel 7 Off Minor 8 Hackensack
 

モンクと初めて出会ったのは、おそらくお気に入りのアルバム
「モンク&ロリンズ」を聞いたのがきっかけだったと思います。

 
 その後、他のアルバムに手を出してみたものの、はじめは何ともいえない違和感を感じたものですが、モンクを本格的に好きになったのは、ソロアルバムを聴いてからだと思います。
 意外にも彼のトリオ作は少なく、モンクの真価はソロアルバムか、ホーン入りのものにある、と感じます。

まずは、Piano Solo とタイトルされた Vogue の作品から挙げてみましょう。


モンク初のソロ・作品は Solo On Vogue というタイトルのアルバム、パリでの録音のものです。(50年代初頭に、麻薬所持のかどで演奏に必要なキャバレーカードを没収され、不遇といわれる頃の作品です。)
 冒頭、大有名スタンダードのモンク自作曲 Round About Midnight から始まるモンクの世界。
 その音色は、どこかたどたどしく、人見知りするかの如く(モンクは奇人だったと聞きます)聴く人を選ぶかのように、でも、一度聴いたら忘れられない・・・そんな世界を作り上げています。
 3曲目の Smoke Gets In Your Eyes 以外は全編モンクのオリジナルで固められています。
Alone In San Francisco / Thelonious Monk(Riverside 1959)
 
1 Blue Monk 2 Ruby,My Dear 3 Round Lights 4 Everything Happens To Me
5 You Took The Words Right Out Of My Heart 6 Bluehawk
7 Pannonica 8 Remember 9 There’s Danger In Your Eyes,Cherie(take2)
10 There’s Danger In Your Eyes,Cherie(take1) 11 Reflactions

お次は、Blue Monk から始まる ソロアルバム。

 モンクが乗り合いバスのデッキに立って手をあげて微笑んでいるユニークなジャケのアルバムです。「ブルー・モンク」の何ともいいようのない、不思議なメロディーラインは一度聴いたら忘れることができません。モンク作品のメロディーの持つ「魔力」が凝縮されている感じ。
 このアルバムも、静かなトーンが漂っています。スタンダード曲のEverything Happens To Me も捨てがたい味があります。スタンダードでは、原曲のメロディーに忠実で、ほっとなごみの雰囲気。
モンクのソロって、なぜか夜眠る前に聴きたくなります。不思議な余韻のある静寂がそこにあるから。・・・って、こんなふうに感じるの、私だけでしょうか?
Solo Monk / Thelonious Monk

1 Dinah 2 I Surrender Dear 3 Sweet And Lovely 4 North Of The Sunset 5 Ruby,My Dear
6 I’m Confessin’ 7 I Hadn’t Anyone Tell You 8 Everthing Happens To Me 9 Monk’s Point
10 I Should Care 11 Ask Me Now 12 These Foolish Things


飛行機に乗ったモンクです♪

 スタンダードがメインになっているモンクのソロ。飛行帽をかぶったイラストジャケが印象的です。
モンクにしては、軽快な雰囲気を醸し出していて、ソロの中でも落ち着いて聴けるよいアルバムになっていると思います。
 私は 特に Everything Happens To Me に惹かれます。秋の夜長に聴いていることが多いアルバムですね。

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