いちばん最初に好きになったトランペットのアルバム、といえばこれです。(^^)
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Relaxin’/ Miles Davis Quintet
1 If I Were A Bell 2 You’re My Everything 3 I Could Write A Book
4 Oleo 5 It Could Happen To You 6 Woody’n You
Miles Davis(tp) John Coltrane(ts) Red Garland(p)
Paul Chambers(b) Philly Joe Jones(ds)
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「帝王マイルス・デイビス」のIng4部作のうちの1枚。
キンコンカンコン♪というガーランドのピアノのイントロに聞き覚えのある方もいらっしゃることでしょう。
If I Were A Bell というこの曲、1回聴いただけで大好きになりました。
ロリンズ作曲のOleo や、スタンダードの I Could Write A Book もお気に入りです。
アルバムに短い会話なども収録されており、終始まさにリラクシンという雰囲気のアルバムです。
あと、このアルバムの他に、最近は Cookin’なども好感度高し♪
マイルスは、半世紀にわたりジャズの歴史とともに歩んだ人ですが、私はこの年代のものが一番好きです。
それと、余談ですが、マイルスの自叙伝すごく面白いです。この1冊で40年代後半から、80年代後半までのジャズの歴史がわかる、といっても過言ではないかもしれません |
この人も、絶対はずせないお気に入りのトランペッターです。 |
Candy / Lee Morgan
1 Candy 2 Since I Fell For You 3 C.T.A 4 All The Way
5 Who Do You Love I Hope 6 Personality
Lee Morgan(tp) Sonny Clark(p) Doug Watkins(b) Art Taylor(ds)
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モーガンの唯一の貴重なワン・ホーン・アルバム。(意外な感じもしますね。) 私の中でモーガンは「やんちゃなトランペッター」というイメージが強いです。 10代でデビューし、1972年に愛人に射殺されるという、センセーショナルな死を遂げたその生涯も印象的です。 タイトル曲 Candy は軽快な曲で、リラックスして聴けます。
そして、なんといってもやはりモーガンといえば Vol3 収録の I Remember Crifford でしょう。切なさにあふれる演奏が、じんと胸に染みて泣けてきます。
その他のアルバムですと、個人的に愛聴しているのが「カリスマ」という作品。60年代の香りに満ちあふれている佳作です。
サイドで入っている作品もいけます♪
かの有名なアート・ブレイキーの「モーニン」にも参加しており、ジャズメッセンジャーズ時代のモーガンも捨てがたい・・・。
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さて、日本人トランペッターといえば、この方です♪ |
DNA / 日野皓正
1.ブラック・ジャック 2.イッツ・ゼア 3.ベラ・ノッテ
4.ザ・モア・アイ・シー・ユー 5.ドクター・ユー 6.スターダスト
7.ドント・ドゥー・イット 8.ラニ 9.インターネット 10.サムデイ
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オープニングの Black Jack(本人出演の焼酎のCMで流れている曲です) のかっこよさに打ちのめされました♪
実は日野さんは、アルバムより先に、住んでいる場所の隣の市であったジャズのイベントで、
演奏を聴いたのがきっかけで好きになり、聴き始めました。
その後、これまた近所の公共施設のイベントでのライブを見に行ったときに、このアルバムの曲の生演奏を聴いて大感動!(しかもその時の席は、最前列というおまけ付き)
この方、演奏とトークのギャップがすごい、トークでは面白いオジサマという雰囲気を醸し出していましたが、いったんトランペットを加えるとまるで別人のようです。カッコイイ♪(^0^)
このアルバムは、ローランド・ハナ、ロン・カーター、ジャック・ディジョネットと豪華なメンバーとの共演ですが、惜しくもハナさんが亡くなられ、
2度と聴けない、夢のカルテットとなってしまいました。
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