その4MOVING OUT(PRESTIGE) 1 MOVING OUT 2 SWIGIN’FOR BUMSY 3 SILK’N’ SATIN 4 SOLID 5 MORE THAN YOU KNOW PERSONEL 1~4 SONNY ROLLINS(TS) KENNY DORHAM(TP) ELMO HOPE(P) PERCY HEATH(B) ART BRAKEY(DS) 1954.8.18 5 SONNY ROLLINS(TS) THELONIOUS MONK(P) TOMMY POTTER(B) ARTHUR TAYLOR(DS) 1954.10.25 このアルバム、1~4まではロリンズのオリジナルです。 ロリンズの曲は「エアジン」あたりがやはり有名ですが このアルバムのオリジナルも、なかなか好きです。 3の SILK’N’ SATINのみ、バラードナンバーです。 注目したいのが、エルモ・ホープのピアノ。 今まではあまり注意せずに聴いていたのですが、 ソロの部分では引きまくっていますね。 5曲目が、モンクとのカルテット演奏。 「モンク&ロリンズ」アルバムのセッションと同じ日のものです。 この演奏はこのアルバム中最長ですが、飽きることなく聴け、 少し切なさの混じった、ロリンズのソロの部分には モンクのピアノがひっそりと溶け込んでいます。 モンクのソロの部分は、いつものあの不思議な音とはちがった でもどことなくモンクらしい感じの音です。 ひとつひとつ、噛みしめるかのように弾いているようです。 このアルバムは、ブレイクする前のもので、 どうしても私の中では陰に隠れがちな存在ですが、 ハイテンポのナンバーとバラードが心地よく織りなされ、 適度にリラックスして聴けるよいアルバムだと思います。 オレンジ色のロゴに、モノクロのロリンズの横顔のジャケ、シンプルな作りですが味があります。 (ちなみに私の持ってるのは、紙ジャケです。) その5へ♪ トップへ♪ ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|