その23What’s New?1 Don’t Stop The Carnival 2 If Ever I Would Leave You 3 Brownskin Girl 4 Bluesongo 5 The Night Has A Thousand Eyes 6 Jungoso Sonny Rollins & CO with Jim Hall(g) ( 1,2,3,5) Bob Cranshow(b)(1~6) Ben Riley(ds) (1,2,3,5) 1962.4.5 5.14,25&26 1,3 Willie Rodriguez Dennis Charles Frank Charles (perc) Chorus 4,6 Candid(Bongo,Conga) このアルバムは、Bossa Novaを紹介した 最初のレコードの1枚といわれたそうですが、 それはちょっとした誤報であり、 Bossaではなく、ラテンの要素が強いものです。 Don’t Stop The Carnival 最初に この曲を聴いたのは、このヴァージョンではなく、 同タイトルのライブアルバムの方からでした。 最初に聴いたときは、どうもコーラスになじめなかったのですが、 今はとても、くつろいだ感じがして大好きなヴァージョンになりました。 長らく、ライブの定番となっているロリンズのオリジナルです。 思わず コーラスに合わせて Don~Don~Stop~The Ca~rnival~♪と 口ずさみたくなるような、ゆったりしたナンバーです。 If Ever I Would Leave You 私の持っている「橋+2」にも、ボーナストラックとして収録されています。 (このことに気がついたのは、実はつい先日のことでした) 10分以上ある長い曲ですが、 どことなく、Bossaラテン調のノリがロリンズにぴったりマッチしています。 出だしのメロディーから心地よく、肩の力の抜けた雰囲気の演奏です。 邦題として「もし貴方と別れるときは」とありますが タイトルと曲調がいい意味で一致しませんね。 でも、タイトルを意識して聴いていると、明るさの中に、 どことなく切なさも漂ってくるような・・・ この曲はラーナー=ロウのミュージカル「キャメロット」の主題歌だそうです。 最初に日本で発売されたときには、発売不可能の曲であったとのことでしたが、 再発時に加えられた模様です。 (ついでにアルバム・タイトルも Don’t stop The Carnival でした。) Brownskin Girl これもラテン調のナンバーです。 コーラスと、ロリンズの吹くメロディーがどこか陽気で楽しげで・・・ Happyな気分になれるナンバーです。 まだいったこともない、カリブの風を感じさせてくれるナンバーです。 また、なぜか懐かしさを感じる曲です。 Bluesongo ゆったりしたテンポのナンバーのロリンズオリジナル。 Candidのボンゴ、コンガの音がいいですね。 テナー、ベースとのトリオです。 The Night Has A Thousand Eyes ギター、ベース、ドラムスとのカルテットになります。 とてもくつろげる雰囲気の音色でまさに夜にぴったりです。 ジム・ホールのギターの音色も、素晴らしくよく くつろいだ雰囲気をより一層強調するゆるやかな演奏です。 主張しすぎていないところが、なんとも心地よいというか、 肩の力の抜けた演奏です。 ・・・コロコロ意見が変わるんですが、 実は、The Bridge+2 を聴き直したときに If Ever~ と この The Night Has~ はなくてもいいかな、と 思ったりもしたんですが、 改めてこの2曲の存在が、橋プラス2でいい感じになっているかな、と思い始めました。 The Bridgeの緊張感を、この+2というおまけ(失礼)の2曲がほぐしてくれるのです。 また、2枚のアルバムでこの曲が聴けるなんて ちょっと得した気分に・・・げんきんですが。 ・・・さて、あっという間にラストです。 Jungoso ロリンズのオリジナルですが、 これが、なんだか、不思議な雰囲気の曲で、 全体にちょっとマイナーな雰囲気が漂っています。 これも、Blue Songo と同じテナー、ベース、コンガ&ボンゴという編成なのですが、 どこか抜けたような、先の曲とは違ってどことなく緊迫感のある音です。 それが、次のアルバムへとつながっていく・・・そんな予感がします。 最後のフェイド・アウトがアルバムの最後に不思議な余韻を残してくれます。 さて次は・・・いよいよ問題作へと移っていきます。 「その24」へ♪ トップへ♪ ジャンル別一覧
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