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韓国側から『勾玉の起源は韓国』という旨の報道がなされました。
それを変だと思った考古学関係者の孤独な戦い… <初めての方へ これまでの経緯> (その1)「勾玉起源捏造の韓国TV」―11月28日 勾玉ウリナラ起源説の元ネタ番組発見。取材先に確認した結果、歪曲発覚。 (その2)「MBC問題の追加調査結果」―11月29日 映像検証と他の出演者への電凸。MBCによる証言の歪曲使用が確定 (その3)「MBCへの公開質問状について」―11月30日 歪曲理由を確認するため、白雲国PDに公開質問状を送る。 (その4)「MBCからの「返答」 これが答えか!? 」―12月3日 回答期限過ぎても連絡無し。MBCのCEOにメール。 (その5)「MBCから返事が来た! 勾玉起源捏造シリーズfile No.5」―12月5日 PDから返信。しかし質問には答えておらず。再質問と中国社会科学院へ連絡。 (その6)「私の「PD手帳」 MBC勾玉問題file No.6」―12月8日 大邱MBC掲示板に密告者あり。そこで被害者ヅラをするPD (その7)「MBCからの回答(1) MBC勾玉問題file No.7」―12月12 3通目にしてようやく回答らしい回答。竹島と爺さんの仕事が気になるらしい。 (その6以前のスレはこちら↓のトップからどうぞ) http: //bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=74020 (その8)「誠意無きPD MBC勾玉問題file No.8」―12月22日 完全無視を決め込む白雲国PD。沈黙をもって非を認めたと看做す。 http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=74333 (その9)「勾玉が韓国起源でない理由 MBC勾玉問題file No.9」 勾玉が韓国起源になりえない理由を考古学的に説明。雲国斎は嘘つき。 http: //bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=74526 問題の番組 大邱MBC製作『勾玉の神秘を暴く 勾玉の秘密』の映像 ↓ 第一部mms://vod1.dgmbc.com/T0009/T000920060921.asf 第二部 mms://vod1.dgmbc.com/T0009/T000920060928.asf 例の番組について不思議に思ったことがあります。 勾玉の源流を求める旅で、何の疑問もなく 紅山文化の玉猪龍に行き着いたことです。 紅山文化の玉猪龍を勾玉とした理由は説明されません。 まるで、視聴者ぐるみの了解事項であるかのようです。 勾玉関係の過去スレを見ていても同様の感があります。 「日本の勾玉は古い」という反論として、なぜかシベリアの歯牙製垂飾(牙玉)や凡状耳飾を韓国側は提示するのです。 勾玉の定義:名称が形状を現しています。 文字通り、曲がった玉です。 英語では通常Curved-beadsと訳されます。 1891年 坪井正五郎:「人工的な勾形に孔を空けたもの」 1940年 島田貞彦 :「頭尾の区別が明らかとなり巴状を呈す」 1980年 寺村光晴 :「逆C字形に湾曲し、一端に孔のある玉」 1980年 森貞次郎 :「円頭、胴部湾曲、尾部は細まり、横断面の形は円形または楕円形をなす」 これらに則って考えると、 韓国人が良く勘違いする下に挙げる遺物は、すべて勾玉ではない ことになります。 日本語で言う「他人の空似」です。 それ以前に遠隔地域の異種遺物を同列に扱うためには、共時性、型式学的遡及性の保証、分布論上の検討が必要です。 以上を加味して考えると・・・ 牙玉(歯牙製垂飾品)は勾玉ではない。 材質が石材ではありません。 加工は孔と、光沢を出すための磨き程度です。 牙本来の形状を保っています。人工的に形作られていません。 「歯牙製垂飾品は勾玉とは別途に先史時代から歴史時代を通じて継続的に使用された装飾物で、勾玉の起源とは直接的な関連はないと思われ」 (李仁淑・川崎保訳,1996,「朝鮮先史曲玉に関する小考」『古文化談叢』36号(原文は,1987,『三佛金元龍教授定年退任記念論叢―考古学編』所収) けつ(ketsu)は勾玉ではない。 ![]() 韓国固有の勾玉形状(松菊里型) ![]() これは、凡が出現してから6000年後、勾玉が出現してから4000年後の物です。 起源論上、系統論上関係ないと言えるのです。 玉猪龍は勾玉ではない。 ![]() 「日本は勾玉起源国ではない」という反論理由に、必ずといっていいほど挙げられるのが紅山文化の玉猪龍の存在です。 1・頭部の区別はありますが、尾部は細くならず、区別は明瞭でありません。 2・孔は頭端にありません。胴部にあります 3・全体形状は逆C字というより、切れ目の入った環状と見るべきです。 以上の理由から勾玉の定義からは外れます。 玉龍(下の写真)を含める人もいますが、上記1、2の理由により当てはまりません。 ![]() これの大きさは26センチもあります… 考古学者が玉猪龍を勾玉に分類した例はないのです。 そもそも、「日本の勾玉より古い」と言う根拠が無い。 日本の最も古い勾玉は、約6000年前のものだと前スレで説明しました。 紅山文化は前期と後期に区分できます。 玉猪龍は紅山文化後期、約5000から6000年前の遺物なのです。 ちなみに、例の番組には玉猪龍より勾玉に似た遺物も出てきます。 ![]() この写真の最上段の遺物です。これだけ見るとそっくりですが、次の写真をご覧ください。 ![]() 穴の開き方が… 厚さ3mmと薄く、横断面が楕円形どころか棒状です。 この点で勾玉の定義からは離れ、むしろ璧の定義に近づきます。 そもそもこれは青玉靴形璧という遺物で、壁の一種と捉えられています。 勾玉のようなペンダントではない訳です。 http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=74831 [手芸ぢゃないよ]カテゴリの最新記事
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